笑えた日〜ようやくの因縁解消〜  19.8/18

この日は、ようやくの出会いに震えた日となりました。
夕方から地元で所用があったので近場挑戦とする予定でしたが
直前になってなかなか聞き捨てならない情報が到来!
これはなにがなんでも見にいかなければなるまい、ということで
昼くらいまでしか動けないけどムリヤリ特攻することに。
すると、予想外にて手強い相手でかなり四苦八苦したりもしましたが
なんとか予定時間ギリギリなあたりで、近場でも撮れて大満足。
一点豪華主義で他の成果はごく少なかったけど
ようやくの出逢いが、少々因縁深い場所で果たせたことで、
やたらと深い満足感のある1日となったのでした(笑

<1>愛知県某所

  
気合を入れた割に寝坊して、少し遅めの時間に現地に到着し、
とりあえず目星をつけていた漁港を見てまわりますが、ウミネコがいるばかり…

  
海辺を見ていくと、ダイサギ(左)がいたりキアシシギ(右)がいたりしましたがカモメ類は少なくて…
んで、ここらで地元の鳥屋さんにお話を聞くと「隣の漁港のテトラポットにいるらそうですよ」
ということだったので、いそいそと向かうと、ちょうど鳥屋さんの群れが一気に動き出したんです。
んで、「今来たんですか、残念たった今飛んじゃいました」。なんじゃそりゃ(T_T)

  
しょうがないので、飛んでったと思しき方向に移動していくと、上空をダイサギ(左)に
続いて、なんか怪しいヤツ(右)が通過。あれ、ウミネコではなさそうだけど…

  
と思ったら、すっと降りてきたそいつは、狙いのワライカモメじゃないですか!
ようやくの出会いに感激しながらバシバシ撮りますが、遠くを泳ぐばかりでなんともかんとも…
 しかもだんだん遠ざかって行ったかと思うと、、ふいに再び飛んでしまってそのままLOST…

  
慌てて再度探し回ると、ふいにすぐ近くにダイシャクシギ(左)を発見。
近くのため池にはセイタカシギの群れ(右)も相変わらずご健在でした。

  
セイタカシギは、幼鳥(左)から成鳥(右)までいましたが
動き回るので撮影はなかなか難儀。しかしこのあたりでも繁殖してるのかな?

  
遠くでブレボケしか撮れませんでしたが、アオアシシギ(左)も発見。
海のほうを見てみると、1羽だけヒドリガモ(右)が登場されたのもビックリでした。

  
テトラポットにはキアシシギも多数。メリケンっぽいのはみつけられなかったけど。
そうこうするうちに、再び怪しい物体が通り過ぎていったので
追いかけていくと、鳥屋さんが集結しているあたりに着水。あ、遠いけどワライカモメだ。
んで、鳥屋さんが誰も気付いてないので、知り合いに教えてまわるという面白い展開に(笑

  
彼はちょこまか動いて、少し離れた砂州にあがった(左)んですが、
さらに少し前にやってきて、せっせとお食事(右)を開始してくれたんです。

  
そのまましばらく少し近めの干潟でちょこまかしてくれたので、逆光気味でしたがバシバシ撮影。
後で詳細書きますが、因縁の鳥だったので、きっちり撮れて本当に嬉しい限りですね♪

  
しばらくうろうろして(左)餌を探している感じでしたので、撮り続けていると
ふいになんかをくわえているところ(右)も目撃。これは海藻??

  
けっこうちょこちょことカニを捕まえていたんですが、素早いモンで
呑み込むトコがなんどか撮れただけ。ズグロカモメみたいな生活なのかな?

  
ふいに凛々しいポーズ(左)をとったりもしてくれましたが、その後さらに飛んで
けっこう近めの干潟(右)におりてくれたのでしばし大興奮♪

  
ここでもカニを上手に捕まえて(左)いらっしゃいました。
狙っていると、ふいにキリリと凛々しいポーズ(右)もご披露いただけたり。

  
少し下を見下ろす角度(左)だお、なんかワライカモメらしさが増すような…
などと思ったら、ふたたびちょこまか飛び始めたので、飛びもの(右)にも挑戦。

  
その後も飛び回るのを何度か狙いますが、遠かったり(左)、ピンボケ(右)だったりして
ロクに成果ないまま、ふいに彼はかなり奥の干潟に飛んでそれっきりLOST。
時間的にもキビシクなりつつあったので、諦めて早目に引き上げることとしたのでした(笑

いうわけで、一点豪華主義でしたが、嬉しい展開の1日ではありました。
本文中にところどころ『因縁』と書いていたのには、語れば長いストーリーがありまして…
11年前の夏頃、今回と同じ場所に、夏羽のワライカモメが登場するという
大事件が発生したんですが、情報をもらった日は蝶狙いで信州に行くことが決まってて、
少し早めの帰路に「すぐ近くにスッゴク面白い鳥が出てるんですよネ〜」と
ささやかに主張するも賛同者はおらずそのまま関西まで戻り、
翌日引き返して見に行ったら「昨日までいたんですけどね〜」と言われて
涙を呑んだ、といういまわしき記憶がありまして、ようやくの出会いなんですよね。
あと、子供時代に「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」が大好きだった私としては
なんとしてもワライカモメには会いたかったという事情もありまして(笑
思ったよりも愛想はなかったけど、無事に会えたのでとりあえずは大団円。
あとは…頭が真っ黒になるまで長期滞在したりなんてラッキーはないかナァ(^.^)♪


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