ド迷走のお盆旅C〜雨間の幕引き〜 19.8/14

<2>茨城県某所 つづき  

  
さて、気合を入れて歩いていくと、なぜか葉裏からのぞいているアサマイチモンジ(左)
を発見。近くでは路面で吸水しているオナガアゲハ(右)なんかも見つかります。

  
んで、のんびり吸水しているカラスアゲハも何匹かいて
じっくりと堪能することができたりしたのでした。こいつはやっぱ綺麗やなぁ〜)

  
ふわりとオニヤンマ(左)もご登場されたりとか。
道端にはクロコノマチョウ(右)もいました。ここらも完全定着なのね。

  
ふわりとキアゲハ(左)が登場したりもしましたが、なかなかにボロ。
あたりにはえらいことがっしりしたオオダイコンソウ(右)も多数見つかります。

  
フシグロセンノウ(左)もごちゃっと咲いている場所がありました。
ひょっこりとイカリモンガ(右)も登場されましたが、こいつもついつい撮っちゃいますよね♪

  
さらに場所を変えると、ちょっと距離がありましたが、オオタカ幼鳥(左)がご登場。
見晴らしのいい場所だったのでデジスコ出そうとしたら飛んで(右)しまったけど…

  
あたりは、杉林を開墾したばかりというおもしろげな環境でしたが、
歩いていくと、なんか面白げなタデ類(左)が多数。
小さな流れの近くにはミヤマタニソバ(右)なんかも見つかります。

  
オオヒナノウスツボ(左)もありました。ほとんど花は残ってませんでしたが
せっかくなので残り花(右)もパチリと撮影。

  
面白かったのは、小さな流れの水源あたりに大群落を作っていたミゾホオズキ。
こいつもこんなあけっぴろげな場所にはないイメージですから違和感満載ですなー。

  
さらにツリフネソウ(左)もぱらぱらあって、ちょっと不思議な雰囲気。
驚いたのは、小高い場所まで登って見下ろすと、ホンドギツネ(右)が佇んでいたこと。
次の瞬間猛ダッシュされたのでこんなの1枚しか撮れませんでしたが…

  
けっこうカラカラに乾いた場所に、ぽつぽつとモミジガサがあったのも印象的でした。
林だった頃の名残なんでしょうけど、葉っぱはしおれきってて苦しげな印象。

  
さらにタマアジサイ(左)やらクサアジサイ(右)やらといったあたりもありました。
今後乾燥が進んでいくと消えていくんでしょうね。なんとも哀れな感じで。

  
さて、さらに場所を変えると、ユウガギクの大群落(左)に続いて、
ちょっと予想外のネバリコンギク(右)を発見。畑からの逸出なんでしょうけど。

  
ごちゃっと大量の実をつけたクマヤナギ(左)もありました。
バシバシ撮ってると、俺も撮れとばかりにイチモンジチョウ(右)がご登場。

  
あたりの草地では、よくよくみるとあちこちにミツトモソウ(左)が点在。
さらに ミツバツチグリ(右)も大量にあって、ここはメチャクチャ狙い目やんけ、と思って
 散々探し回りますが、狙いの某蝶はぜんぜん登場せず。なんでやねん!

  
なぐさめるようにモンキチョウ(左)はなんども飛び交ってくれましたし、
イチモンジチョウ(右)もひょっこり登場したりもしますが、このあたりから時折
小雨がぱらつくようになって少々不穏な感じ(^^;

  
ミヤコグサの大群落(左)があったので、これはもしや、と思ったら怪しいのが飛んで
大興奮、という一幕もありましたが、正体はツバメシジミ(右)。ちくしょい。

  
その後も散々粘れど、飛び交う怪しい影はすべてベニシジミ(左)。
くたびれ果てて道路の上にひっくり返り、しばしうたた寝をしちまったんですが、
ふと目が覚めたらしとどに降る雨。こりゃダメだ、と思って立ち上がると、
なんとも笑ってしまうような痕跡(右)が残ってて大爆笑、という幕引きとなりました(笑

というわけで、なんか不思議な1日となりました。
この場所は以前も大空振りしていてのリベンジだったんですが
やっぱり夏に来るとターゲットが絞りにくいですなぁ…
それでも最後に歩いた草地は、食草も多数でかなり期待できそうだったし
次回はちょっと季節を早めて再挑戦しようかなと思う次第。
といっても、天気も微妙な中、なんやかんやと面白い出会いも続いたし
最後の芸術作品が我ながら秀逸だったから全てヨシということにしましょうかね(笑
ちなみにこの後は、散々悩んだ挙句、地元地方直撃という予報もあった
台風10号が気になったので最終日の予定をスッ飛ばして
一気に地元まで戻るという強行陣を刊行することに!
連日のムチャで初手から眠かったのでどうなるのかなと思いましたが
意外に連続10時間運転を乗り越えれてしまってビックリ。慣れってすごい(笑
結局翌日はほとんど台風の影響もなくのんびり寝不足解消でしたが
まぁこんなわけのわからんド迷走の旅の締め括りにゃちょうどよかったような(^^)♪


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