越冬明け準備〜早春の昆虫館に〜  19.3/24

この日はお久しぶりの佐用町昆虫館に遊びに行きました。
4月からのオープンに向けての準備のお手伝いですが
前日(というか当日)はAM5時まで酒呑んでいたりしたモンで、
動けるようになったのは12時前という体たらく(笑
しかもわかりやすく超絶二日酔いのオマケつきという……
それでもなんとか現地に向かって、微力というのもおこがましい程度の
お手伝いをしてみたりしていたんですが、
その隙間時間でもそこそこ面白い出逢いがあったりして
久々にこの場所の底力を実感できたりしたのでした(^.^)♪

<1>佐用町昆虫館周辺

  
というわけで、昼前に到着して周りを歩くと、セントウソウ(左)やら、
ミノコバイモ(右)やらが可愛らしく咲いていました。

  
ハクサンハタザオ(左)もいい雰囲気に咲き誇っていました。
なんか面白そうなスゲ類(右)もあったけどお名前よくわからぬ。

  
なんか不思議な芽生え(左)もありました。これなんだっけ?
ナガバタチツボスミレ(右)もパラパラとですが咲いていました。

  
コチャルメルソウ(左)も実にいい感じに満開だったりしました。
カワアイ(右)も地味な花を可愛らしく咲かせています。

  
さて、大掃除の中で古い標本も見つかったんですが、アルコール漬けのカワネズミ(左)や
乾燥しちゃってましたがニホンモモンガ(右)なんかもあってビックリ。すごい貴重品ですよね。

  
ついでに周辺のキジョランを見ていくと、次々と
アサギマダラの幼虫を発見。大きくなり始めてて可愛いフォルムやな♪

  
館内の水槽の中では、妙にポーズつけているイモリ(左)がいたり、
底の方でじっと潜んでいるヤマアカガエル(右)なんかもいたりしました。

  
水槽の中にはクロゲンゴロウも展示されていましたが、よくよくみると
1匹だけオシリに赤い点のある個体を発見。こいつは面白い変異やナァ♪

  
館の周りをうろうろすると、不思議なアオバハゴロモ(左)を発見。冬虫夏草?虫カビ?
トサミズキ(右)もいい雰囲気で咲き始めていたりします。

  
お手伝い終了後(あんまお役にはたたんかった気もするけど)、
周辺の山を歩くと、可愛いミヤマカタバミ(左)やら、満開のミツマタ(右)やらを発見。

  
歩いていくと、あちこちにコショウノキが並んでいて、まだつぼみの株(左)から、
大満開の大株(右)まで、賑やかな感じを楽しむことができたりとか。

  
せっかくなので花のアップ(左)も撮ってみたり。いい雰囲気よねぇ。
岩の隙間にはやたらと葉の小さなタチツボスミレ(右)もみ使ったりしました。

  
ちょっと面白かったのは、奥まったとこにある小さな池に満タン詰まっていた
アズマヒキガエルの卵。ここまで満タンだとメチャ壮観ですなぁ♪

  
うろうろすると、ハリママムシグサの芽生え(左)も多数発見。
さすがにまだ早いかな、と思ってたら、1つだけ気の早い花(右)も見つかりました。

  
あとは、キブシ(左)やら、アブラチャン(右)やらを見つけたりもして大満足。
やっぱりこのあたりは楽しいナァと再確認しての〆括りとなったのでした。

というわけで、短時間ながら予想外に楽しめた1日でした。
昼過ぎ到着で、チョコチョコお手伝いをしながら歩いて、最後に
ちょこっと山のほうまで歩いて、というなんとものんびりなストーリーで
1ページ分の報告ができるんだから、やっぱこのエリアは濃い(笑
最近あまり遊びに行けてなかったもんで、今シーズンこそはもうちょっと多めに
遊びに行きたいナァと企んでおりまする。

最後にお久しぶりの形式の宣伝を。
佐用町昆虫館は4月〜10月の土・日・祝日にオープンしています。
(詳細は佐用町昆虫館の公式サイトをチェック!)

展示もまたいろいろ工夫が加わってきてますし、館の周りはもちろん
周辺の山域まで歩き回れば豪華な出会い間違いなし。
シロウトからマニアまで楽しめる空間ですんで、ぜひぜひ遊びに来てくださいませ(^.^)☆


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