怒涛の年越南国旅C〜大雨の移動日〜 19.1/2

さて、この日はこの日は怒涛の年越し南国旅第4日。
この日で西表島での挑戦は終わり、石垣島へ移動する日、
ということで西表ラストチャレンジ、ということで気合を入れはしますが
これがまぁどうにもならない大雨っぷり。
それでも悔しいのであれこれ策をこらして転戦してみますが
なんともトライしにくい状況に四苦八苦。
それでも走り回ってみるといくつかステキな成果はありましたが
ちょいと不完全燃焼なままの〆括りというオチに…
それでも移動先の石垣島でもステキなおまけもついてきて
ちょっぴり慰められる、というこれまた面白い展開となりましたとさ(笑

<1>西表島各所

  
さて、朝のうちは食跡だらけのアダン(左)を見つけて散々頑張ってみるものの
期待していたツダナナフシは痕跡すら見つからず。本当にいるんか?
あたりにはツルソバ(右)もパラパラと咲いていたりしました。

  
さて、この後はちょっとヤゴやら魚やらを狙おうと思ってたんですが、
期待していた小さな堰がこんな感じ(左)ですから、網の入れようなんてマルでなし(^^;
あたりでのんびりとダイサギ(右)が佇んでいたりもしたんですがね。

  
移動中に砂浜があったので、昨日見つけたアシブトメミズムシを再度撮影してみますが
傘がふっとぶくらいの雨+風でなかなか撮影しにくい感じで(^^;

  
水田地帯を歩くと、オニガヤツリ?(左)やら、
花がボロボロでしたが、ヨウサイ(右)やらが見つかります。

  
さて、水路やらに網を突っ込んでみますが、やっぱりすんごく増水していて…
お名前のよくわからないエビ類(左)と、トウガタカワニナ&イボアヤカワニナ(右)
なんかは採れたものの、ヤゴや魚は全く見つからず。

  
諦めて移動しようとすると、スクミリンゴガイの卵(左)を発見。良く見るとかなり巨大な
スクミリンゴガイ(右)が鎮座していました。このあたりでも多いのね。

  
なんか面白げな卵(左)もありましたが、これはなんの卵になるのかな?
といったあたりで、ここで今回一番期待していた海岸(右)に突撃してみましたが、
そこそこ潮が引いている時間のはずなのに、全然潮が引いていないんです。
まぁ、強烈な向かい風で波が打ちつけまくってましたから、しょうがないんですが…

  
水辺には全くめぼしいものは見つけられず、諦めて引き上げようとするとミズガンピを発見。
微妙な花の跡(左)もありましたが、花の落ちた跡(右)がなんとも面白い。

  
引き上げようとすると、林の中でご立派なサイズのオカヤドカリ類を発見。
これは色合いとかから見て、オオナキオカヤドカリでいいのかな?

  
さて、さらに場所を変えると、ソナレシジミの殻(左)がまとめて落ちている場所を発見。
マツバウミジグサ(右)もごちゃっと生えている場所があったりします。

  
ウミヒルモもあちこちにありましたが、ちょっと波にもまれすぎた感じで残念。
そして、意外なくらいに生きものは少なめでした。気温が低いと潜っちゃうのかな。

  
などと思っていると、近くの流木の下から怪しいものがひょっこりご登場。
おっと、これはもしかしてハマシイノミミガイかな?

  
せっかくなので正面顔(左)も。ちょっと横向かれちゃったけどね。
すぐ側には極小サイズのオカヤドカリ類(右)も可愛い感じでした。

  
カツオノエボシ(左)は相変わらずぱらぱらと打ちあがっていました。
不思議なフォルムの小さな魚の死骸(右)も発見。これなにもんだろう?

  
あたりを歩いていくと、ホソスジイナミ(左)も転がっていたりもしました。
なんかシンプルながら肉厚の二枚貝(右)も発見。ユウカゲハマグリってやつ?

  
ちょっと驚いたのは、ミナミトビハゼ(左)が完全に水中に潜っていたんです。
まぁ南国にしてはかなり肌寒かったですから、表に出てられないってコトなのか(^^;
ここでもタケノコカニモリガイ(右)を発見。けっこう落ちてるもんなのね。

  
ここでまたすんごい豪雨を食らったので移動していると、
途中の水田に怪しい影。おや、これはリュウキュウイノシシの幼獣じゃないの。
予想外の出会いに嬉しくなりますが、かなり暗い上に豪雨で撮影にならないんすよね(^^;

  
良く見るとかなり大きな成獣もいて、親子並んだトコ(左)も見れました。暗すぎる〜
さて、ここで開き直ってヤゴ狙いしようかと移動してみましたが、
林の中の水溜り(右)は大増水で、とてもとても網を入れれる状態じゃない(+_+)


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