<2>西表島各所 つづき |
さて、肝心のテリハノギクはというと、意外に見れる場所は少なかったんですが、
それでもけっこう花付きのいい株をまとめて見れて嬉しくなったり。
コンクリの隙間でしたが、リュウキュウツワブキも次々発見。
葉の形状にけっこう花があるんだな、というのはけっこう発見でした。
船まで戻ると、近くにススキ類(左)を発見。ハチジョウススキかな?
なんか面白げな雰囲気のイネ科植物(右)も垂れ下がってましたが、これなんだっけ。
さて、山麓に戻ってあたりを歩くと、テリハノギク(左)に再び遭遇。
ちょこっとだけ花の残ったミフクラギ(右)も見つかったりします。
んで、周りをじっくり探してみると、以外にあちこちでテリハノギクを発見。
けっこうバリエーション豊富ですな。しかし苦労して上流まで行ったのにと思うと
ちょっとだけ複雑な気分になったのはここだけのヒミツ(笑
ゲットウ(左)もいい感じに咲いていました。
さらに少し離れた場所でも、テリハノギク(右)があったり。
そのまま砂浜に場所を変えると、グンバイヒルガオ(左)やら
オオジシバリ(右)やらを次々と発見。
卵を抱えたコモリグモ類(左)もいました。なんて種類だろ?
すっかり縮んででいましたが、ギンガクラゲ(右)も落ちていたりします。
エボシガイのたっぷり着いたペットボトル(左)をみたりしつつ、近くの石をひっくり返すと
そこに何か怪しい物体(右)が。ありゃ、こいつは!
なんとそれはアシブトメミズムシじゃないですか!
さらに近くの石の下からも他の個体が転がり出てきてビックリ。
さらに周りの石をひっくり返すと、意外なくらい次々とアシブトメミズムシが登場してビックリ。
ようやく憧れのヤツにあえてホンキで狂喜乱舞しましたが、途中からすんごい豪雨になりやがって
ロクに撮影もできずほうほうの体で遁走するハメに。
なおかつ、本当に全身完全にズブ濡れになってヤバかったので、コインランドリーを探して
いろいろまとめて乾かしたり、四苦八苦している間にあっという間に日没に…
一息ついて夜の探索を始めると、最初に登場したのはオオハナサキガエル。
割と海沿いの道だったんですが、こんな場所にも出てくるのね。
ヒメアマガエルは本当に次々ご登場されました。あちこちで鳴いてたし。
しかし、模様や色合いのバリエーションが本当に豊富で面白いですな。
さらに嬉しいコトに、ヤエヤマアオガエルもご登場。
一瞬だけ怪しげな猫を目撃したりもしたのですが、すぐさま逃げちゃって特徴は把握できず。
色合いとしてはヤマネコ風味だったんだけど、悔しいナァ。
場所を変えるとミナミコメツキガニ(左)やらモクズガニ(右)やらにも逢えましたが、
この日も最大のターゲットのリーフに挑戦しようにも、波風雨の全部がスゴ過ぎる状況で
確実に帰ってこれなくなるんで早々に断念というハンパな〆となったのでした(T_T)
というわけで、なんともすばらしい年明けでした(笑
いやぁ、なんつうかここまで荒天だと、逆にすがすがしいですな〜
今回の旅の2大テーマが、「大潮のリーフでの生きもの探索」と
「ヤゴや魚含めた渓流沿いの生きものの探索」だったんですが、
前者は近づくことすらできず、後者は大増水で、
こおまで完璧に物理的に挑戦付加というのはなかなかレアなケース(^^;
それでも無理やり挑戦したカンピレーの滝沿いで
この時期ならではのテリハノギクは嬉しかったですし、
(結局道路沿いでも見れたわけですが)
ようやくお目見えかなったアシブトメミズムシもラッキーでしたが、
全体的にハードすぎる1日だったのは間違いないところ。
あらためまして『HAPPY NEW YEAR』ってカンジやね(T_T)
さて翌日は西表から石垣への移動日。どんな展開になるか乞うご期待で♪