怒涛の年越南国旅A〜怒涛の大晦日〜 18.12/31

この日は怒涛の年越し南国旅第2日。
計画より半日遅れでようやく西表島に到着しての年越しです。
しかし、前日から薄々聞いていたんですが、この日もかなりの荒天…
うららかな南国ののんびりしたたびという計画どこ行った(^^;
それでもかなり頑張ってあちこち走り回ってみたところ
そこそこ面白い成果もありはしたものの、
時々かなりの豪雨になったりもして実に挑戦しづらい展開に。
夜も本来はリーフを歩いて年越しという計画だったのに、すんごい強風で歩けず
さらにすっごい雨になって途方に暮れてるうちにA Happy New Year
というなんとも言えない1日となったのでしたとさ(+_+)

<1>西表島各所

  
まずは初手からややこしいスタートとなったのはこちら(左)。
今回は上原でレンタカー等を押さえていたのに、海が荒れてて上原航路は欠航。
(どうもこの数日前からずっと欠航だったそうで)
しょうがないので大原に向かい、そこから連絡バスで上原に向かったんですが
その道中もびっくりするくらいの大雨で、最初に訪れた浜(右)はこんな風景。
「青い空・青い海」という南国感どこ行った。これじゃ日本海じゃないか(T"T)

  
それでも砂浜を歩くと、なぜか最初に見つけたのは大きな蛾の死骸(左)フクラスズメかな?
キレイなタカラガイ類(右)も落ちてました。お名前わかんなかったけど。

  
小柄なミナミスナガニ(左)もひょっこり登場しましたが、暗くて撮影は難航。
なんかオレンジの鮮やかな貝殻(右)も落ちてましたが、スダレハマグリあたりかな?

  
さらに歩いていくと、いろんな面白そうな貝殻が落ちていましたが
ベニエガイ(左)と、コツブウネボラ(右)かな?全く自信ないですが(笑

  
んで、この海岸で期待していたトゥドゥマリハマグリも
けっこうパラパラと落ちていて大興奮。やっぱり打ちあがっているもんなんだ。

  
砂浜に生えているキノコ(左)もありました。スナジクズタケってやつかな?
さて、肝心のトゥドゥマリハマグリは集めていくと、けっこう多数(右)見つかりましたが、
生貝を探そうにも浅瀬はすんごい波で、とてもとても探しようがありませぬ(T_T)

  
ふと沖を見ると、ウミウ(左)がのんびり佇んでいたりもしました。
グンバイヒルガオの群落の下には、コモリグモの仲間(右)なんかもご登場。

  
さらに草地際を探すと、面白い模様の巻貝(左)を発見。これも名前わからんナァ…
驚いたことに、こんな場所にも極小サイズのゴキブリ類(右)発見。なんて種類だろ?

  
倒木をひっくり返していろんなものを探すと、ミナミスナガニが次々登場。
割と色合いが多様だというのは大きな発見でした。それとも別の種類だったりするんか?

  
極小サイズの個体(左)もいたけど、こうなると模様がメチャかわいいね。
あたりにはオカヤドカリ類(右)もやたらいましたが、寒くて全く動かず…

  
辺りを良く見ると、薄暗い中にいたのは極小サイズのオチバカネタタキじゃないですか!
おお、こんなとこにいたのか、んでもってこんなサイズ感だったのか!

  
グンバイヒルガオに混じってなんか面白げなヒルガオ類(左)もありました。
草むらには帰化植物らしきもの(右)も群生してたけど、お名前わからず…

  
しばらく林の中を歩いてみると、キオビエダシャク(左)がいたり、
ミナミキチョウ(右)が飛んでいたりもしますが、けっこう肌寒いので虫影少なめ。
う〜ん、とりあえず南国感はえらく薄い感じだぞ(^_^;

  
少し場所を変えて干潟を歩くと、石の下に小さなイシガニ類(左)を発見。
カヤノミカニモリ?(右)もごろごろと転がっていました。

  
石の裏に不思議な形状のうすっぺらい二枚貝も発見。
沖縄で見たマクガイに似た感じですが、これはカイシアオリでいいのかな?

  
干潟を見ていくと、キバウミニナ(左)もゴロゴロ転がっていましたが、
中にはものすごくスレまくった殻(右)もあってびっくり。なんでここまで磨耗したん?

  
ミナミコメツキガニ(左)はパラパラ登場しましたが、見た瞬間に潜るのでなかなか撮れず。
少し離れたあたりにはヤエヤマヒルギの群落(右)がなんともオミゴトな風情。

  
小さな水溜りにはハゼ類(左)がやたらと多数。お名前なんてわからんナァ〜
スダレハマグリ?(右)もなぜか砂上に転がっていたりします。

  
フタハオサガニ(左)もパラパラとご登場されました。ここらにもいるのね。
小さな巻貝類(右)が大量に集まっていたりもしましたが、リュウキュウウミニナと、あとはなんだろ?

  
マングローブに登っている巻貝(左)もありました。イトカケヘナタリかなと思ったら違いそう…
不思議な形のカキ類(右)もありましたがここらになるとさっぱりわからんですな。

  
浅瀬からミナミベニツケガニもご登場。くっそ威嚇して(左)くるわけですが、
この個体は気合が入りすぎて、そっくり返って(右)きて大笑い。すげぇなぁ。

  
ヒルギの根っこをみていくと、ヒラマキアマオブネ(左)も1つだけ発見しました。
水中にから葉を伸ばし始めたリュウキュウヒルギの芽生え(右)もなかなかキュートです。

  
ミナミベニツケガニ(左)もパラパラとみつかりました。
近くの岩上にいた地味系の巻貝の仲間(右)はお名前わからずで。

  
流木をひっくり返していくと、ハマベハサミムシ(左)が次々登場。
ミニサイズのオカヤドカリ類(右)もヒョコヒョコ登場されました。


次へ⇒

topへ⇒