迷走的3連休@〜台風の隙間・再〜 18.10/6

この連休はワケのわからん動き方となりました。
なんの予定もない連休だったので、本来はドカンと遠出と
たくらみたいトコですが、この日はまたぞろ台風通過予定日(笑
てか週末ごとに台風くんじゃねぇよと言いたいですが(^^;
というわけでかなり天気が荒れそうで大挑戦はできそうにないし、
台風のコースから翌日は山陰あたりにトライしたい、
というのもあって、この日はちょこっとトライのみに留めることにして
少し前に訪れた広島北部に再訪し、ノンビリ花巡りとしたのでした。

<1>広島県北部某所

  
ということで、のんびりと再訪すると、意外に悪くない天気。台風どこ行った(笑
んで、前回の大興奮スポットを再訪してみると、サンヨウブシが大満開。

  
んで、期待していたタイシャクトウヒレンも1株だけ再開を果たせました。
ちょっとくたびれ始めた感じでしたが、大満開ですやん。

  
せっかくなので花のどアップもバシバシと撮影して大満足。
この時期でもまだ満開の株が待っててくれるなんて嬉しいですね。

  
しかし、ほかに見つけていた株(左)は上部がスッパリとなくなっていて
誰かが切っちゃったのかな、と少し憂鬱な気分になったりもしたのですが、
さらにじっくり探すと地面に転がっている株(右)を発見。
こいつは成長すると折れやすくなって、先週の台風で倒れたってことかな?

  
さらに探索範囲を広げると、意外にもミツバベンケイソウを発見。
こちらもけっこうな満開状態でしたが、このあたりにもあったのね。

  
さらに近くでご登場されたのは、ごりっぱなクチバシのシギゾウムシ類。
模様的にクリシギゾウムシのようですね。ニョロンと長いくちがステキ。

  
アオミズかな?すらっとしたミズ類(左)もありました。
場所を変えようとすると、足元をニョロリとマムシ(右)が通過。
なかなか道路を横切るのは見れないですよね(^^;

  
さらにうろうろしていると、あちこちでナギナタコウジュも大満開だったりしましたが、
次の場所へ移動する途中で、再び野草園の横を通ったので
そろそろ台風も最接近するはずだし、しばらくノンビリしてみることに。

  
というわけで、ジックリ歩いてみると、いい感じに咲いているキセワタ(左)があったり、
色鮮やかな実をつけたハダカホオズキ(右)があったりしました。

  
漆黒の実をつけたヒオウギ(左)はなかなか見ごたえがありましたし、
あたりにはタップリ実をつけたヒゴタイ(右)も実にいい雰囲気。

  
さらにじっくり見ていくと、イワレンゲ(左)に続いて、
レブンコモチレンゲ(右)なんてものまで植え込んであってビックリ。

  
林の中にはジャコウソウ(左)も大群落になっていましたし、
モミジガサ(右)もごちゃっと咲いているところがありました。

  
さらに目を引いたのは、真っ赤な実をつけたユキザサ(左)。
これも意外なくらい大満開なダイモンジソウ(右)も実にいい雰囲気です。

  
真っ赤な実をつけたダイセンキャラボク(左)があったり、
意外なあたりでは鮮やかに咲き誇っているハマギク(右)まであってビックリ。
んで、最後に管理人の方とお話して、「ここの花は地元のものも多いんですか」
とお聞きしたら「バカにすんな、山からなんて取ってこない、全部きちんと買ったんだよ」
と言われて逆にビックリ。そのあと長々と入手の苦労話を聞かせていただいたんですが、
そうなるとオイラのような立場のもの的には興味低くなるんですけどね(笑

  
それでは、ということで少し場所を変えてみると、なんか不思議な感じの
ハナワラビ類(左)を発見。えらくごちゃっとしているけど奇形株?
あたりにはヨシノアザミ?(右)もパラパラと咲いていたりしました。

  
岩場を見ていくと、真っ黒な実をつけたタイシャククロウメモドキを発見。
これまた見ごたえのある感じですね。そういや某蝶のタマゴは探し損ねたなぁ…

  
あたりには、咲き終わったナガバノコウヤボウキ(左)やら、
こちらも実をたっぷりつけたイワツクバネウツギ(右)やらもありました。
んで、ここらで気付くと、すでに台風の通過予定時刻を過ぎていてビックリ(笑
この調子じゃ今から大きくは崩れないだろう、とさらに転戦してみることに。

  
んで、やってきた山を汗だくで登っていくと、
真っ赤な実をつけたツルリンドウ(左)や、ミヤマシキミ(右)なんかに逢えましたが
林の中はほとんど真っ暗といいたくなるほどの状態で(^^;

  
フウリンウメモドキ(左)なんかもありました。んで、汗だくになって
山頂(右)まで登ったんですが、ここまで来てから大失策を発見。
雨は降ってないものの、台風の余波で山頂はスンゴい暴風なんです。
こ、これじゃぁ、なにかを探すとかちょっと厳しいぞ(^^;

  
草地の中を見ていくと、キバナカワラマツバ?(左)に加えて、
イブキジャコウソウ(右)なんかも見つかったりしました。

  
期待していたネコヤマヒゴタイ(左)はすっかり花の終わった株があったものの
これを撮影するだけでえらいこと四苦八苦しまくる羽目に(^^;
ボロボロでしたけど、ビッチュウフウロ(右)も1花だけ跡がありました。

  
諦めて下山していくと、色づき始めたヒロハヘビノボラズ?(左)やら、
オクモミジハグマ(右)やらは見つかったものの、下山する頃にはもう真っ暗。
しかも降りたとたんにまさかの大豪雨になりやがって、
泣きながら車までツッ走るハメになったのでしたとさ(^_^;

というわけで、なんだかわけわからんリベンジ旅になりました。
本来は大雨でなにもできないだろうから、
タイシャクトウヒレンの再確認と、周辺の面白そうな場所探し
だけチョコチョコッとやろうという趣旨だったんですが、
結局のところ台風はほとんど影響ナシで遠くを通り過ぎていって
(山頂での暴風と夕刻の一時的な大雨はありましたが)
晴れている時間もけっこうあったし、いろいろ計算外なストーリー(笑
だからと言って調子に乗って山に登っちまったのは
我ながら頭悪すぎて笑うしかなかったですね(^^;
山頂では本当に吹っ飛びそうな風で、目の前にある花を
撮影しようとしても揺れ続けて撮れなかったし
そもそも期待していたネコヤマヒゴタイには遅すぎたみたいだし。
まぁ、隙間隙間でこんな感じにバカなトライするのもたまにゃありでしょう(笑


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