謎な小笠原旅D〜仰天な展開で〜 18.5/3
  
<3>小笠原・母島各所 つづき

  
さらに沢の中には、モノアラガイ系?って貝(左)も1つみつかりましたが、
期待していたトンボ類はやっぱり見つからず。やっぱり時期的に早すぎるのかな。
諦めて引き上げようとすると、道端の石の下にオガサワラゴキブリの幼虫(右)を発見。

  
さらにその横に成虫(左)がいたり、親子セット(右)はいたりと、密度は濃い目。
今まで全然見つけられなかったのに、今回の旅ではよく逢うなあ。

  
ついでなのでもう1箇所山を登ってみましたが、こちらは面白い成果皆無。
でもせっかくなので、港や集落やらをまとめてバシバシと撮影してみたり。

  
山を降りたあたりの意思の下からはワラジムシ類(左)がご登場。これも固有種?
ついでに磯を歩いてみると、岩に潜行している貝(右)を発見。なんて種類かなぁ。

  
タマカエルウオ(左)はここでもあちこちで飛び跳ねていました。
シワガサ(右)なんかも発見。これはこれで面白い雰囲気やな。

  
地味系の巻貝(左)もありました。これはなにもんかは調べようがないナァ。
潮溜まりの中にびしっとイソギンチャク類(右)が並んでいたりもします。

  
せっかくなのでアップ(左)でも撮影。調べてもお名前わかんなかったけど。
岩の上に薄くくっついているサンゴ類(右)もありました。こんな着き方するんだね。

  
んでここで嬉しい出会い。天然記念物で有名なカサガイがあったんです♪
なぜか今まで縁がなくて見たことなかったんですが、現物見るとデカい&ゴツいでビックリ。

  
少し離れた場所にもう2個(左)発見。でかい。天然記念物じゃなかったら食ってみたい。
あたりにはホウライヒザラガイ(右)なんかもパラパラと見つかります。

  
オハグロガキモドキ(左)もあちこちに登場。潮溜まりの中がびっしりイソギンチャク類(右)で
埋められているという奇怪な光景も見ることができました。すげぇけど気持ち悪い(笑

  
雄大な夕陽(左)がなかなかいい雰囲気だったのでついでにパチリ。
近くにはなぜかイセエビ類の頭(右)も落ちていました。固有のアカイセエビかな?

  
引き上げようとすると、港の小さな潮溜まりにかわいいヒトデ類を発見。
調べるとウスイロホウキボシっていうんですね。実物以上に名前がキュート過ぎる(笑

  
笑っていると、すぐ真横をネムリブカ(左)が通過しました。浅瀬で寝転がってると
迫力ありませんが、水深のあるところで見るとやっぱり迫力があるもんですなぁ。
その後は浅瀬で寝てるアオウミガメ(右)を見て昼の部の挑戦は終了。

  
夜の部は、せっかくなので港の夜景(左)を獲って遊んでみたり。予想外にキレイだよね。
夜の浜辺には、あたり一面にオオイワガニ(右)が走り回っています。

  
ビックリしたのは、ヒョッコリ登場したナギサスズ類。こんなんもいるのか!
でも特産種だろうとワクワクしてたら、本土にもいるウスモンナギサスズで二度ビックリ(笑

  
オナガフナムシ(左)も数匹だけ見つかりました。すぐ逃げるけど。
ゆらりとイシガキフグ(右)も登場しましたが深くてロクに撮れず残念。

  
さて、タマカエルウオはそれこそそこいら中にいる感じ。案外敏感で
すぐに隠れちゃったりしますが、こんなかわいいショットもGETできたりとか。

  
さらにびっくりしたのは、岩場のそこここにいた赤いエビ。ものすごい数いたものの
メチャクチャ敏感なのと波があるのとで、この2枚くらいしか撮れませんでしたが
宿の前の海岸でも探せばいろいろまだ濃い出逢いがあるんだナァと再確認した次第でした。

というわけで、いろいろ不思議な展開の1日でした。
なんといっても、スペシャルサプライズが発覚したのがこの日の全てですね。
細かい部分は書きませんし、書きたくもありませんが、
ずっと付きまとっていた違和感の正体が一気に明らかになり、
またそれがどこから去来していたかが分かって仰天するに至ってホンキで愕然。
同時に、この旅では、虫方面ではこれ以上の挑戦が全くできない、
とはっきりと確定してしまったのも、本当にものすごいショックでした。
原因としては私の不徳の致すところなのは間違いないので
そう考えれば個人的には諦めもつかんでもないんですが、
そこに他の人を思いっきり巻き込んでしまったということがショックすぎて
この夜はなかなか寝付けなかったのも正直なトコ(;_;)
しかし、嘆いていてもしょうがないので、最終日は大きく方針転換することにし
そのワクワク感でムリヤリ自分を奮い立たせたつつ、
自販機で買い込んだビールを何本も空けて、ようやく人心地(笑
さぁて、残りの小笠原旅、どんな展開となるのか、まぁ乞うご期待です(T.T)


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