謎な小笠原旅E〜花三昧単独行〜 18.5/4

この日はGWの謎な小笠原旅の第6日目。
前日のスペシャルサプライズがあったもんでこの日は挑戦は継続できず
いろいろ悩んだ結果、大きくドカンと方向転換して、
Tさんたちとは別行動で、憧れの石門を案内してもらうことに。
密かに今まで石門に挑戦する機会がずっとなかったもので
不思議な形で到来したチャンスをフルに活かしちまおう、
しかも星さんに案内してもらうというスペシャルコースで濃密に!
などと気合を入れると、まさかの大雨くらってゲンナリという展開もあったものの、
星さんのご案内だけあって、予想外のものも含めて本当に『全部』見れて目を白黒。
予想のはるか上の濃い成果に狂喜する展開となったのでした(^^)♪

<1>小笠原・母島各所

  
この日も朝からうろうろすると、浜辺のアオウミガメ(左)は相変わらずお元気。
割とノンビリしているツノメガニ(右)も見つかったりします。

  
ちょっと驚いたのは、堤防の端っこに下りていたカツオドリ。のんびりしとるな。
Powershotでこれですから、かなり近づいても気にしない感じでした。

  
イソヒヨドリ幼鳥(左)はかわいらしい感じの止まり方してました。別種みてぇ。
波打ち際でのんびりアオサギ(右)がたたずんでいるのもなかなか風情のある感じでGood。

  
集落の中にはイヌビユ(左)があったので、思わずハマヤマトを探したり(笑
宿の食堂の小さなケースをのぞくとリュウキュウムラサキの死骸(右)があって
びっくりしたりもしつつ、そのままいそいそと石門へGO。

  
しかし到着と同時に結構な雨になってげんなりしながらの探索スタート。
ビックリしたのは、歩き始めたらそこら中一面にアカギの芽生え(左)がごちゃっとあって、
「あのあたりはアカギの大木が倒れて光が入ったらああなっちゃったんだよね」と
教えてもらった場所は、アカギの若木がぎっしり密生(右)。
こいつらの影響ってすざまじいですよね。なんとかいい駆除方法はないのかな〜

  
降りしきる雨と霧の中、ひょろりと伸びたマルハチ(左)なんぞ見ながら
進んでいくと、オガサワラオカモノアラガイ(右)を発見。でもあまりに暗くて…

  
林の中にはハザクラキブシがパラパラとあって、立派な実(左)やら花芽(右)やらを
見ることができました。保護のためにこのあたりに植えてきた株なんだそうで。

  
シマギョクシンカもめちゃくちゃに花盛りの株がありました。
ここまで咲いていると見ごたえありますね。雨で濡れ細っちゃってるけど(^^;

  
ハハジマノボタンもありました。葉は何度も見ているんだけど、
いつか花も見たいモンで。その季節に来るチャンスってなかなかないよなぁ…

  
ワダンノキ(左)もありました。そして、薄暗い林の中で、
保護されているタイヨウフウトウカズラ(右)にも逢えてちょっと感涙。

  
かわいらしいシマゴショウ(左)はあちこちにありました。
そして、教えてもらったのは倒木にぶら下がっているコブラン(右)。
こんな大きな株が見れるとは思わなかったので、ビックリ仰天。

  
こんなのものあるよ、と教えてもらったのはオトメシダ。
特産の珍品なんですが、なんせ暗い場所だったので撮影はハードで(^^;

  
さらに、「ほいこれ」と教えてもらったのは、なんと憧れのセキモンノキ!
しかもまだ花が少し残っている状態だったので、大雨の中四苦八苦しながらバシバシ撮影♪

  
もう少し花の状態のわかりやすい株(左)もありました。
あたりにはシマクマタケラン(右)もあってびっくり。花の時期にも見てみたい。

  
かわいい実をつけたトキワイヌビワ(左)もありましたが、その樹の下には
かじり落とされた枝(右)がバサッと大量に。クマネズミが食べた跡だそうで
「あいつらここんとこのちょこっとした皮かじるだけなのに落としちゃうんだよな〜、
本当にもったいないことする」と星さんが嘆いていたのが印象的でした。

  
さらに歩いていくと、ムニンカラスウリもご登場。これも今まで逢えて
いなかったので結構感激でした。花をつける株はかなり少ないんだそうで。

  
ツルキジノオもありました。これも分布の限られる珍品なんですよね。
びしょ濡れ状態+薄暗い中だったから

  
さて、さらに林の奥のほうまで来ると、オガサワラグワがいくつかご登場。
どれもこれも立派な樹で、葉は高くについていているので樹皮を撮影してみたり。

  
岩場には、これも大珍品、コキンモウイノデ(左)もありました。
あたりには面白げな樹(右)も教えてもらいましたが…これなんだっけ(^^;)?

  
そして、おひさしぶりのヒメタニワタリにも無事逢えました。ミニサイズでキュート♪
考えれば学生時代に見て以来ですから20年ぶりの再会になるのか。

  
同じ岩場にはシマゴショウ(左)もやたらと多数ありました。
なんか面白い風情のシダ(右)もあったけど、これはハハジマヌカボシ?

  
その後、しばし雄大な眺め(左)を堪能。面白いなぁと思ったのは、陸地に近い方が白いのは
波じゃなくて、石灰分が溶け出してるからなんだそうですね。
その後連れてきてもらった場所には、憧れのタイヨウフウトウカズラ(右)が!

  
かなり立派な雰囲気の群落になので、しばらくはバシバシと撮影しまくって大興奮。
いやぁ、ずっと憧れだったのに来る機会なかったんだよね。ホンマに感涙やわ〜


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