嵐の来る前に〜早春山登り〜 18.4/14

<3>播磨地方某所 つづき

  
ちょいと薄暗い場所には、エンレイソウ(左)もひっそり隠れていました。
パラパラとでしたが、咲き残りのユキワリイチゲ(右)も発見。今年は出逢いが多いなぁ。

  
なんともかわいい感じのタチツボスミレ(左)もありました。葉はちょっとケイリュウ風?
ユリワサビ(右)もなかなかかわいらしい株がパラパラと見つかります。

  
ボタンネコノメ類(左)にも遭遇。これはどの種類にあたるのかな?
タチネコノメ(右)はあちこちで賑やかに自己主張されていたりしました。

  
小さな沢沿いには大満開のシロバナネコノメソウ(左)もありました。
しばらく薄暗い林を歩いて尾根近くになると、これも大満開のアセビ(右)を発見。

  
意外なあたりではツルシキミ(左)も結構花の咲いている群落がありました。
少しアップ(右)で撮るとこれも実はかわいい花だというのが伝わりますかね?

  
ちょいと嬉しかったのは、いい雰囲気に模様の入った
フイリシハイスミレ。山頂付近にはかなりの数がありましたが全部斑入り。
地質とかの条件で模様が入るかどうかが決まるのかな?

  
さて、尾根筋まで出てくると、ありました、アカヤシオ。
久しぶりにコイツに逢いたくて登ってきたわけですが、やっぱり眼福やねぇ。

  
ほとんどが反対側に向いて咲いてしまっているのですが、なんとか条件のいいあたりを
狙って、花のアップも撮影に挑戦。まるっこくって淡いピンクでなんともステキです。

  
このあたりでもコバノミツバツツジ(左)はあちこちにありましたが、全部花芽でした。
岩の隙間のフイリシハイスミレ(右)というかわいらしい物体にも遭遇。

  
再びいい位置の株があったので花のどアップ(左)も撮影。
その後も何度かアカヤシオ(右)をめでつつ、のんびりと尾根筋を歩いていきます。

  
せっかくなのでもう1枚掲載(左)。久しぶりなんで嬉しくってね。
かなり遠くでしたが、タムシバ右)も満開に咲いている株が多数ありました。
しかし、このあたりから一気に空模様が怪しくなって、雲が厚くなって風が強くなり
ここから荒れるぞ〜、という雰囲気満点。大慌てで下山路へ急ぐことに(^^;

  
イワギボウシかな?面白げな枯れ穂(左)を見つけたりもしました。
標高を下げていくと、満開のコバノミツバツツジ(右)が出てくるのも面白いところ。

  
そして!大急ぎで下山同を進んでいくと、これまた期待していたヒカゲツツジが
ぽっかりと道端にご登場されたんです。おお、ここで逢えるとは思わなかったぞ♪

  
少し先の岩場でも再びヒカゲツツジを発見。ここは結構な大株でした。
ツツジなのに淡い黄色ってこの独特なスタイル、ひねくれてて好きなんですよね☆

  
せっかくなので、強風が吹き荒れて撮影条件の悪い中でしたが
花のどアップもなんとか撮影してみたり。考えたらこいつもすごい久しぶりだもんなぁ。
ということで満足感に浸りつつ、あとは大急ぎで山道を下っていくことに…

  
さて、山麓まで到着すると、ジロボウエンゴサク(左)やら
これまた満開のミツマタ(右)なんかにも逢えましたが、車に乗って5分と立たないうちに
ものすごい大雨が到来。ギリギリ間に合ったことに安堵しつつ引き上げたのでしたとさ(笑

というわけで、ディープながら不思議な展開の1日でした。
稼動は実質半日で、その後は嵐で動けなかったという短時間挑戦の割りに
あれこれ妙に成果が濃かったな、というのが単純な感想。
まさかのスギタニ開翅三昧から、セッピコテンナンショウにアカヤシオにヒカゲツツジと
うっすら期待していたものたちほぼすべてコンプリでしたからね〜
(唯一ムカシトンボだけがすっ空振りでしたけど)
最後の嵐はあまりに素晴らしいイキオイすぎて、山頂あたりでお会いした
登山グループの行く末がメチャクチャ気がかりになったりもしました。
あそこからゆっくり降りてたら、まず間違いなく全員ズブ濡れだったんだろうナァ(-_-;
しかし久しぶりの登山で、少々ナマってんなぁというのを実感したりも。
やっぱ時々思いっきり登山して、体鍛えとかなきゃですね。
あと、やっぱり地元播磨の底力はすごいなぁというのを再確認した日でもありました。
考えたらこの山は春しか登ったことないし、季節変えて挑戦しなきゃですね(^^)♪


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