播磨の秋に〜近場挑戦+α〜 17.11/16
この日は近場をチョロチョロしただけの1日となりました。
ここんところお疲れ目なので、思いっきり寝坊しての近場巡り。
まぁ、愛車入院中で代車だったので遠出できなかったのもありますし(笑
天気も悪くないはずだったので、晩秋のやつらをあれこれ
探し回る、というプランだったのですが、予定外だったのは
以外に雲の多いタイミングが多くて間の悪い展開が多かったのと、
カーナビがなかったので、辿り着けなかったところがあったこと(^^;
というわけで、1回分にするには薄めだなぁという成果だったのですが
時系列的には少し前になっちゃうけどアップしていなかったものがあるので
そちらをオマケでどかんと付け足してみて、
合わせ技一本でのちょい反則風のお届けといたしまする(笑
<1>播磨地方各所 |
さて、とりあえず近場のため池周りとしゃれ込むと、
いい雰囲気のシラヤマギク(左)に続いて、マユタテアカネ(右)がご登場。
コスミレ(左)がやたらと狂い咲きしていたりもしました。
池の周りにはコバネイナゴ(右)がやたら多数。まだまだ元気やね。
久しぶりに会うミズトラノオ(左)は見事な枯れ穂になってました。
あたりには実にいい色合いのユウガギク(右)もあったりとか。
こちらもいい風合いのヤブムラサキ(左)もありました。池の中のデンジソウ(右)は
枯れかけのものが多くて、なんか煮込んだかのような不思議な雰囲気。
すっかり実になったヘラオモダカ(左)もたくさんあったのですが、
その茎上にシロシタヨトウ?(右)がいたのもビックリでした。コレ食うんだ。
さて、場所を変えると、咲き残りのタツナミソウ(左)を発見。
草地のど真ん中にハナワラビ類(右)があったのも少々ビックリでした。
こんなオープンな場所にあるのって、なんて種類なんだろ?
なぜか水面に浮いているコカマキリ(左)もいました。落ちたんか?
可愛らしいアザミ類(右)もありましたが、これはなんて種類になるんだろ。
さて、うろうろしていると、コノシメトンボ(左)に続いて、ちょっと距離があったけど
キトンボ(右)も登場してくれたんですが、そこらへんから妙に雲が厚くなって
トンボがパタッと活動休止。えらいことタイミング悪いナァ…
しょうがないのでさらに場所を変えると、いい雰囲気のカマツカの実(左)を発見。
こちらも黄金色に光るヘクソカズラの実(右)もなかなか見応えがあります。
んで、ここで急に晴れてきたナァと思ったら、ビックリしたことに
ふわりと飛び出したのが、なんとシルビアシジミじゃないですか!
この場所で見るのはお初なんですが、しかもこの時期なんてサプライズやなぁ。
それでは再びトンボ方面を、とうろうろすると、なぜか若いシカの頭骨(左)を発見。
あたりにはヤマラッキョウ(右)もあったけど、花が残ってたのはこの株だけ…
そのかわり、イヌセンブリはパラパラと咲き残っていてくれました。
この場所、毎年すごく草刈されちゃうんで、こんな状態の花しか見れないんですよね。
希少種だから保護してください、って申し入れに行こうかナァ。
ふと近くを見ると、可愛らしいヌートリアの幼獣(左)をj発見。
ビックリしたのは、土管から次々とヌートリア(右)が出てきたこと♪
でもここらでまた曇ってしまったので、ノグルミの実(左)なんぞ撮ってからさらに移動。
海辺の道をうろうろすると、ヤクシソウ(右)があちこちに可愛く咲いていました。
そして、お久しぶりのノジギクもけっこうあちこちで見ることができて嬉しくなったりしましたが
調子に乗ってお久しぶりの干潟を歩こうとしたら、道に迷ってしまって
辿り着けなくて終幕、という中途半端すぎるオチになったのでしたとさ(^^;
おまけは実は半月前。お久しぶりの佐用町昆虫館に顔を出して撮影した
アヤナミカメムシ(左)やらオオウスバカゲロウ(右)。
この日は久しぶりで楽しかったんだけど、あんま写真撮らなかったんですよね。
でもサプライズは帰宅後に待ってました。なにげなくのぞいたケースの中にこんな光景が!
実は数週間前に地元で久しぶりにイチジクヒトリモドキの幼虫を見つけて
飼育してみてたんですけど、蛹になった後で待てど暮らせど動きがなかったので
そのまま越冬するんだと諦めてたんですよね。まさか一斉に羽化するとは(笑
別の個体は下翅(左)も見せてくれました。さらにビックリしたのは、
蛹の1つから冬虫夏草類(右)が生えてるんですよ。
え、幼虫で獲ってきて畑の土入れて飼ってたのに、どこで着いてきたの?
せっかくなので翌朝にイチジクの葉上に乗せてバシバシ撮影。
いやぁ、うそ臭い模様。ムダに派手な配色がなんともたまりませんナァ♪
散々粘って、色鮮やかな下翅を広げたところもばっちりGET。
次は自然下で成虫を見てみたいもんですなぁ(>_<)!
ちなみに、冬虫夏草の方はこんな感じに伸びてきて実にいい雰囲気に。
最終的にどんな感じになるのか、ワクワクするナァ・・・
というわけで、なんか不思議なまとめ方の1編となりました。
近所でのウロウロ編は、意外なところでのシルビアシジミも嬉しかったし、
秋の溜池ならではの生きものもいろいろまとめて会えちゃったたし、
ヌートリアの幼獣も可愛かったりと、いろいろ面白いものにも逢えはしたものの、
天候の間の悪さとかもあって、全体に成果薄な感じになったのですが、
おかげでちょうど乗せ損ねてたネタと合わせ技にできたのはこれ幸いかな☆
おまけの成果のイチジクヒトリモドキも本当に嬉しい限りの出逢い。
一時期幼虫はよく見てたのに成虫は全く見つけられなくて、そうこうするうちに
しばらく北進が止まったのか地元で全く見なくなってたんだけど、
シゴト先からの帰り道に偶然幼虫に逢えて、育ててみた甲斐があったというもの。
さらにそこからのまさかの冬虫夏草発生はホンキでビックラ仰天でした。
種類的にも普通のハナサナギタケかと思いきや、成長するとイマイチ雰囲気が違うような・・・
しかし、どういう流れで発生したんだかすごく不思議ですよね〜
ちなみに不思議な冬虫夏草はまだ育成中なので、また成長結果を載せますよ♪