干潟とオマケ〜有明的外れ+α〜 17.9/9&10

この週末は実に不思議な動き方となりました。
所用で博多に行くついでに、思い切って有明で干潟巡りという(笑
しかし、初日は所用までの時間をわりとたっぷりめに
取っておいたのに、ターゲットをピンポイントに絞ってみたら
大空振りしたあげく、干潟に転戦したら大満潮と
なんかまるっきり成果のないトホホな展開(^^;
でも翌日は有明ウロウロで、満潮の時間は山方面攻めたりしたら
本命なあたりはあまりヒットしなかったものの、
あれこれかなり濃密にあれこれ遊べてしまったもので、
0.5+2.5という感じの3ページモノでお届けとなったのでした(^.^)

<1>9/9 博多周辺

  
というわけで、朝早くからワクワクしながら狙いの池を歩くと、
大満開のミゾソバ(左)やら、えらいこと群生しているテンツキ(右)やらを発見。

  
なんかやたら丈の低いノカンゾウ(左)もパラパラありました。園芸系?
草の上にはジガバチ類(右)がじっと佇んでいたりとかも。

  
シラサギガヤツリ(左)がごちゃっと咲いていたのもこういう場所ならではですかね。
池の中にはコウホネ(右)もぱらぱらと咲いていました。

  
そして、この場所といえばこちら。大満開のミズキンバイです。
場所的に植栽起源なんでしょうけど、やっぱり会えると嬉しくなる花ですよね。

  
せっかくなので花のどアップ(左)なんかもパチリ。
そうこうするうちに実に怪しげな物体(右)が飛んで大興奮しましたが、
残念ながらショウジョウトンボ。ていうかトンボ類がやたら少ないんです。
この場所アカネ類をはじめにぎやかなはずなのに、さすがに時期が早すぎたか?

  
悔しいのでしつこくウロウロするとウラナミシジミ(左)がいたり、
タイワンウチワヤンマ(右)が何度も登場してくれたりはするんですが、
期待していたような飛来系やら南方系やらのトンボはまったく皆無。

  
あとはクロアナバチ(左)が登場したり、ウスゲチョウジタデ(右)があった
程度で、粘れどなかなか成果なし。時期的なもんかなぁ。
んで、それじゃ、ということで前から行ってみたかった干潟に突撃したんですが
うっかりと潮位表を見間違えていて、到着したらちょうど大満潮。
干潟なんてこれっぽっちもなくて、ワタワタしているうちにタイムアップ(T_T)

<2>9/10 有明地方各地

  
さて、所用も済んだ翌日、のんびりやってきたのは有明海。
いい風情の漁船(左)なんぞ見てると、目の前にヒョコリとイソヒヨドリ(右)が。

  
さて、泥湿地を歩くと、あちこちにトビハゼ(左)が飛び跳ねててテンションがあがります。
泥上にはヘナタリ(右)なんかがたくさん這い回っていました。

  
イマイチお名前もよくわからない貝類(左)もありました。ヤドカリ入ってたけど。
探索範囲を広げていくと、カワアイ(右)がたくさんあるエリアもありました。

  
カワニナ類っぽい雰囲気のもの(左)もありました。コイツはなにもん?
あたりには面白げな巻貝類(右)もあって、これが憧れのウミマイマイの殻かな、
なんてワクワクしたのが、あとの大失敗につながるのでした(^^;

  
見慣れない感じのカニ類(左)もいました。チゴイワガニあたりかな?
タカノケフサイソガニ?(右)も泥干潟の上を歩き回っています。

  
ハイガイの殻(左)もあちこちに落ちていました。生きてるのが見てみたい。
探索範囲をさらに広げると、ヤマトオサガニ(右)が大量に闊歩していたりします。

  
ホトトギスガイあたりかな?あまり見慣れない貝(左)もありました。
クチバガイ?(右)も干潟上に転がっている個体がいたりします。

  
よくみると、干潟の泥上には小さなハエ類(左)も多数飛び交っていました。
トビハゼ(右)は本当に多くてあちこちに集団が見れてビックリ。

  
そうこうするうちに、ウワサのマングローブ林(左)を発見。地元の方が植えたらしいんですが
歩いていくと花(右)も発見。ということはこれはメヒルギなのね。

  
そのあたりの泥上にはクロヘナタリ(左)がすごい数這い回っていました。
クシテガニ(右)もたくさんいましたが敏感であまりイイ角度では撮らせてくれず。


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