播磨プチ探索〜賑やかな1日〜  17.8/11

この日は、少々中途半端な展開となりました。
諸事情で少々遅めのスタートになった上に、所用もあったので
2箇所チョイ巡りという流れになった上に
本命は逢えても、という少々めんどくさいストーリーも多数(笑
しかもヤマビルにおびえる展開もあったりしましたが
それでも汗だくになって歩き回った甲斐もあって
いくつか予想外の面白い出会いもGETできたりして
そこそこ面白い1日となったのでした(^o^)☆

<1>播磨地方各所

  
というわけで、ヤマビルの多い林を足早に抜けて湿地を歩いていくと、
ヒメオトギリ(左)に続いて浅瀬に潜んでいるイモリ(右)なんかに遭遇。

  
しかし、湿地のアチコチがダンドボロギク&イワヒメワラビの草むら(左)になってたので
シカの影響を痛感して少々不安になったりもしたのですが、
歩いていくと泥深い場所に、目的のカミガモソウ(右)を発見。お久しぶり♪

  
かなり水深の深い場所に生えている株(左)もありました。抽水植物っぽいな。
なんかちょっと葉が変形した株(右)もあったりしましたが、
やはり少々時期が早すぎたようで花は全然咲いていなくてチョイ残念。
でも実はこの日の狙いは、以前一度辿り着いたものの、その後再訪できていない
群生地を探すことだったので、この場所は早々に引き上げて山道をさすらうことに。

  
ご休憩中のオニヤンマ(左)なんぞ見つつ歩くと、意外に盲点な場所の道を発見。
辿り着いたため池では、オオルリボシヤンマのペア(右)が飛んでてビックリ。

  
かなり距離はありましたが、池の中央にリスアカネ(左)がいたのも印象的でした。
んで、眺めていると、ふいにオオルリボシヤンマ(右)が産卵に来たじゃないですか♪

  
粘っていると少しだけ近くで産卵してくれた個体もいたのでバシバシと撮影。
暗いのと敏感なのとのでこれが限界でしたが…でもやっぱ撮れると嬉しくなりますね♪

  
さて、湿地を歩くとあちこちにカミガモソウ(左)を発見。やっぱここだったか。
でも、この場所でも全く花がないんです。やっぱ早すぎたか。
ガッカリしてると、ふわりとアサマイチモンジ(右)が登場したりとかも。

  
なんか面白げな湿生植物もありました。イヌノヒゲ類かと思いきや
イマイチ正体がよく分からないんですよね。詳しい方教えてください♪
ちなみにこの写真を撮っていたら、カメラの上をヤマビルが歩いてきてビックリ(@_@)

  
水の中には鮮やかなウキゴケ(左)も浮いていました。これもカワイイね。
あとはあちこちにあるカミガモソウ(右)を愛でてから、再びヤマビルに震えながら
なんとか無事に山道を駆け下りて、次の場所へ移動することに。

  
お次にやってきた池の縁には花芽のついたナガボノワレモコウ(左)を発見。
咲きはじめたところのヌマトラノオ(右)なんかもパラパラありました。

  
溜池の中にはあちこちにコウホネが咲いていていい雰囲気でした。
やっぱ夏の溜池はコウホネ類が似合いますよねぇ♪

  
などと思っていると浅瀬あったのは、ホソバヘラオモダカの大株じゃないですか!
花も満開に近い状態だったので少々興奮しながら激写☆

  
あたりを探すと他にもホソバヘラオモダカがまとまっている場所があったので、
少しアップの写真もバシバシと撮影。ちょうどお盆旅後半戦に他のオモダカ類に挑戦する
予定だったので、比較ショットを撮れて嬉しくなったのでした♪

  
すごい大満開のノギラン(左)もありました。頭が重たい感じやな。
ふわりとヒメアカネ(右)も登場して、ちょっと嬉しくなったり。

  
ガンクビソウ(左)があったり、いい感じに咲いているミソハギ(右)なんかもありましたが、
期待していたタヌキモ類は皆無。ザリガニが増えて消えて以来復活しないなぁ(T.T)

  
そのかわり、ちょっとごちゃっとした中でしたが、お久しぶりのトチカガミを発見。
こいつも最近なかなか見れないもんで、ちょいと嬉しくなってみたり。

  
あとはオオシオカラトンボをお食事中のナガコガネグモ(左)やら、
不思議な感じのアザミ類(右)を見た程度であっけなくタイムアップとなったのでした(^^;

というわけで、ちょいとハンパな感じの1日となりました。
まぁ、稼働時間ちょい短めでしたし、今回の大きなテーマである
『群生地への再訪』は無事に果たせましたし、花は咲いてなかったけど
カミガモソウの健在も確認できたし、いくつか素敵なおまけもあったし、
ヤマビルにはなんどか這われたけど食いつかれずに済んだし、
なんつうかいろいろとハッピーな展開ではあるんですけどね♪
それでもチョコチョコ巡りの中でもそこそこの成果があるあたりに
我が地元播磨の底力を実感したりもしますね。
わりとお約束なところしか歩いていないなぁという反省も
最近あったりするので、地元の魅力をさらに伝えていくべく
あまり訪れていないあたりもいろいろ探索しなきゃいけないですね☆


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