幸運の北海道ツアー@〜まさかの撃破〜 17.7/1

<3>帯広地方各所 つづき

  
暇つぶしにヒシの葉上をにらんでいると、ヒメアメンボ?(左)に続いて
空色のウンカ類(右)も多数発見。もしかしてヒシにだけ取り付く種類なのかな?

  
お名前はよく分かりませんでしたが、甲虫系の幼虫(左)と蛹(右)もありました。
ヒシハムシってやつか、ジュンサイハムシなのか…成虫はいなかったんで不明です。

  
ヒメアメンボ幼虫?(左)もいましたし、よくよく見るとムモンミズカメムシ(右)も
いたりとか、なかなか普段じっくり見ないからか、斬新な発見があって面白いなぁ…


などと、すっかり本命を忘れて遊んでいた時、ふいに怪しげなヤツラが飛びました。
とりあえず1枚撮って拡大してみたら… 「いたぁ!」
ずっとあこがれ続けたアカメイトトンボの、しかも連結カップルじゃないですか!

  
一度はすぐに見失ったんですが、3人で必死で探し回ってなんとか再発見。
なかなか敏感で、なおかつ近づくと自分の起こした波で飛ばれてしまう、という状況が
延々と続く、イライラする展開の中、なんとか近めのショットも撮影成功☆

  
3人して必死の形相で粘ったら、かなり接近しての撮影に成功☆
いやぁ、ようやくの出会いがこんな産卵シーンなんてホンマに最高ですね(>_<)!

  
ちょっとピンボケですが、「赤目」のドアップ(左)なんてあたりも(笑
目の色のの目立つ正面側からのショット(右)も撮れちゃいました♪

  
その後は少し遠くに飛んだので望遠で撮って(左)いると、
競うように横にエゾイトトンボの産卵カップル(右)も登場。これはこれでイイね。
しかしその後はなかなか敏感になって、近づかせてくれない状況が続きます。

  
一度諦めて陸に上がると、O氏が見事にオオトラフトンボ(左)をGETしてくれたので撮影。
カラカネトンボ(右)もGETしたんですが、すぐに飛んだのでこんなショットだけ…

  
その後もう一度池の中で粘ってみましたが、アカメイトトンボ(左)は同じカップルが遠めに
登場するばかりで、単独個体は見つからず。やはり個体数はかなり減っているようですね。
諦めて上陸すると、水がたっぷりたまって膨らみきった胴長(右)の、膝あたりに
小さな穴がいくつか開いていて、勢いよく水が噴出してました。こりゃダメなわけだ(笑

  
さて一息ついて、再びオオトラフトンボを撮らしてもらったりとか。
今までピンボケの幽霊みたいな写真しか撮ってなかったんで嬉しいわ〜♪

  
その後、弟子の捕獲していたゲンゴロウモドキの♂(左)、♀(右)を撮影さしてもらい、
一旦宿に引き上げて、備え付けられていた乾燥機で何もかもを乾かすという
地道な作業にいそしんだ後で(笑)、名物の豚丼を堪能して、いざ夜編へ。

  
さて、自動販売機などの乏しい灯りを狙いますが、スジグロシロチョウの亡骸(左)や、
スナゴミムシダマシの類(右)なんかが見つかった程度。

  
でも、少しだけまとまって蛾の集まっているポイントを発見。
最初に登場した蛾(左)は地味すぎてお名前が分からなかったのですが、
続いてギリギリお名前の分かるコスジシロエダシャク(右)も登場。

  
ヨツボシノメイガ(左)も見つけにくい場所に隠れていたりしました。
コスジシロエダシャクかな?地味系の小さな蛾(右)もいたりします。

  
ちょっと高い位置でしたが、いい色合いのアマヒトリ(左)もいました。
その後、せっかくなので先ほどの池の周りを歩いてみることにすると、睡眠中の
オツネントンボ(右)なんかも登場してちょっと嬉しくなったりとか☆

  
水辺を見ると、ミズスマシ類(左)を発見。これはどの種類かな?
水辺を歩いていた極小サイズのゲンゴロウ類(右)もお名前は結局よく分からず…

  
草むらを見ていくと、睡眠中のモンシロチョウ(左)に続いて、
クロモンサシガメ(右)なんかも見つかりました。渋くてカッコイイなコイツ。

  
んで、嬉しいことにうろうろしていると、数匹でしたがエゾイトトンボも登場!
でも期待していた大物はさすがに睡眠姿は見つからなかったのでした。

  
充分楽しんだので〆にコンビニに立ち寄ると、そこでノコギリクワガタ(左)と
ミヤマクワガタ?(右)を発見。おお、なんかいきなり豪華だ。

  
よくみると、あたりにはエゾカタビロオサムシも何匹かいまいした。
久しぶりに逢いましたが、よく考えたら、これも本場モンですね。

  
あとはモンクロシャチホコ(左)なんかも発見。車に戻ろうとしたら
ナカシロスジナミシャク (右)がひょっこり登場という〆となりました。

というわけで、初手からなかなか楽しい1日でした。
なんといっても、完全にあきらめかけた頃のアカメイト撃破が最高!
コイツは近年かなり減少しているということでして、
いままでO氏と一緒にあちこち記録のあるところを巡ったりもしたのですが
全くその姿を拝むことができず、本当にようやくの遭遇。
それも誰かにマル秘ポイントをこっそり教えていただいたわけではなく、
少ない公開情報から、二人で推理を重ねて辿り着いた場所
というあたりが、嬉しさを倍増させてくれますよね☆
(当然ながらお問い合わせには一切応えられませんので悪しからず)
でも、かなり長時間ウロウロして、1ペアだけでしたし、
やはり相当減っているんですね。その中でなんとかあえてよかった☆
その後の胴長の大穴というのもなかなかワタシらしくていい感じ(笑
さらに前後のオマケもめちゃくちゃ豪華で大満足でした。
さぁて残りの北海道旅、どんな展開になるか乞うご期待ですぞ(>_<)♪


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