流浪GW2017B〜阿蘇周辺ウロウロ〜 17.5/3

この日は2017年GWのさすらい旅第3日目。
前々から一度は行かねばと思っていた春の阿蘇巡りなのです。
オオルリシジミの九州亜種はまだ未見だったので
それを主眼に、ついでに春の花をアレコレ探すという雑な作戦(笑
すると、季節の遅れに戸惑う一幕もあったし、
震災の名残りで散々迷ったりという展開もあったけど
せっかくだからと頑張ってセッセと何箇所も転戦してみたら、
いろんな場所でお初の花にも大量に出逢えて大興奮。
なんやかんやとかなり濃密な1日となったので、
久しぶりの3Pものでお届けといたしますです(^.^)♪

<1>阿蘇地方各地

  
さて、意気込んで到着しましたが、早朝のうちは大曇天で…
しょうがないので林を歩いていると、ヒトリシズカ(左)やオドリコソウ(右)を発見。

  
うれしかったのは、あちこちに咲いていたヒトヨシテンナンショウ。
すっきりしたフォルムでかっこいいテンナショウですね♪

  
林の一角にエビネ(左)があったりおもしましたし、植えられたものでしたが
サクラソウ(右)なんかもあってうれしくなったり。
そうこうするうちに雲が切れて晴れてきたのでいそいそと狙いのポイントへ移動。

  
すると、待っていたのはびっくりするぐらいのクララの群落(左)でした。
牛が食べないからこいつだけ残るという種明かしですが、こいつはすごいなぁ。
などと思っていると、いきなり足元で羽化直後のオオルリシジミ(右)を発見!

  
あちこちに群生するノジスミレ(左)をめでつつ歩くと、
ふわふわとオオルリシジミ(右)が登場してくれます。
発生初期のようで個体数は少ないものの、どの個体もピッカピカ♪

  
待つほどに、あちこちで開翅も見せてくれました。きれいやなぁ。
しかし、うろうろするも、登場するのは全部♂で♀は一頭も見つからず。
どうも、ここ数日で発生し始めたところ、診たいですね…

  
なんかおもしろげなシリアゲ類(左)もいました。ベッコウ風の個体(右)も
いましたが、この手は季節型で春にいないと思ってたので少々ビックリ。

  
その後もクララの葉上のオオルリシジミを、閉翅(左)、開翅(右)と
じっくりと撮影して遊ぶことに。愛想のよい個体も多くてかなり楽しめました☆

  
印象的だったのは、ワンワンと飛び交っていたヒラタアオコガネ。
すごい数がそこら中でのようにブンブン飛び回ってました。

  
その後もオオルリシジミ(左)を見つつうろうろすると、
ベニシジミ(右)もかわいらしい雰囲気で登場したのでついでにパチリ。

  
さらにビックリしたのは、道端の樹の上に大量のヒラタアオコガネ(左)がいたこと。
愛し合っているカップル(右)もあちこちに大量でした。

  
アップ(左)で撮ってみると、なんかヒゲブトハナムグリに似た雰囲気あるなぁ。
草地の中にはあちこちにオカオグルマ(右)なんかも見つかります。

  
笑ったのは、少しだけ傷のある♂に誤求愛している♂(左)がいたこと。
しばらくすると、そのまま一見交尾態のようなポーズ(右)も披露してくれました。
これ、単にちょうどいい位置に2匹くっついて止まってるだけなんですよ(笑

  
再び羽化直後の個体(左)も見つかったりしましたが、それ以上は
成果なさそうなので、道端のヨツバムグラ(右)なんぞ撮って移動することに。

  
移動しようとすると、頭の上に大満開のエノキがあったのでバシバシと撮影。
この手の地味花もじっくり撮るといい雰囲気出してたりするよね〜

  
んで、お次にやってきたのはいつも立ち寄るビジターセンター周辺。
中でお話を聞くと「ツクシシャクナゲは終わりかけだけど、何輪かは残ってるかな?
キスミレはもう終わっちゃってるしねぇ。タイミング悪いね」とのお言葉。
気を落としつつ歩くと、かわいらしいサクラソウ(左)やヤマブキソウ(右)を発見。

  
ミヤマエンレイソウ(左)もありました。これはムラサキエンレイソウになるのかな?
イチリンソウ(右)もいい雰囲気に咲いている株がまだ残っています。

  
可愛らしく咲きそろっているジロウボウエンゴサク(左)なんぞ愛でつつ歩くと、
ふわりとサカハチチョウ(右)もご登場。あんまり撮らせてくれなかったけどね。

  
うれしかったのは、あちこちにあったツクシタニギキョウ。
これもなにげに初見なんですよね。普通のよりも清楚な感じがするなぁ。

  
花芽をつけたナルコユリ系の植物(左)もありました。なんて種類かな?
などと思いつつ、山道を登っていくと、大満開のツクシシャクナゲ(右)があったので
少々ビックリ。いや、終わりかけてんじゃなかったんですかね(笑


次へ⇒

topへ⇒