ハンパ的うろちょろ〜虫収めと〜  16.10/29&30

今回も合わせ技でのご紹介。ここんとこそればかりやな。
初日は本来は晩秋のアカネ巡りという魂胆だったのですが
意外なくらいHITしなくてがっかりしてると、
阪神間でおもしろげな情報をGETしたのでそのまま転戦という
初志貫徹とはほど遠い展開の1日になったり(笑
結果的に最後の方はおもしろい出逢いが結構あって
日没までじっくり遊べたんだけど、撮影枚数は妙に少ないという不思議な展開に…
翌日は所用の後で、この日が「虫収め」となる佐用町昆虫館に
遊びに行ってきたので、その成果とあわせて
ちょっと濃縮的な感じでのご報告とさせていただきまする(^.^)☆

<1>10/29 播磨地方〜阪神間

  
さて、最初にやってきたのは秋晴れがいい感じの地元の溜池。
今年もすっかり草刈が入ってしまっていたけど、イヌセンブリは変わらずご健在。

  
すぐにマユタテアカネ(左)が飛んだり、いい感じに満開のヤマラッキョウ(右)
なんかも見れましたが、意外にも他のアカネ類が全く登場しないんです。おんや?

  
場所を変えるとおもしろげなフユワラビ類(左)がぱらぱら見つかりました。
水を抜いたため池には大量のドブガイ(右)が転がっていたり。

  
歩いていくと、かなり敏感でしたが、タイリクアカネ(左)がいたり、コノシメトンボ(右)が
いたりしましたが、ここでも意外にアカネが少なくて不完全燃焼…

  
しょうがないので更に場所を大きく変えると、ここでもタイリクアカネ(左)を発見。
池の中にはものうげにコサギ(右)が佇んでいました。

  
いつもいるオシドリはこの日も健在でした。すっかりいい色合いになっててお見事。
もう3年くらいずっと滞在してるけどどういう由来なんだろ?

  
さて、本命のアカネ類はというと、ここでもタイリクアカネばかりで
他のアカネ類は見つからず。と、ここらでちょいと面白い情報が飛んできたので
大きく目的を変えてしまうことにしたのでした。

  
さて、移動中のついでにちょこっと立ち寄ったのは久しぶりのソテツのある某所。
前回見つけた新芽はすっかり伸びてぼろぼろ(左)になっていたので、
近づくとすっかり低温期型になったクロマダラソテツシジミが見つかりました。

  
さて、ソテツの新葉を見ると、クロマダラソテツシジミの幼虫がパラパラついていましたが
意外に数は少なくて、死骸の方が妙に目に付いたり。さすがに寒すぎるかな?

  
さて、成虫の方はというとちょうど端境なのか2匹しか見つからず。
でも、かわいい翅裏(左)、翅表(右)ともに見れたので大満足。

  
んで、そのまま移動してきた場所ではかわいらしいジョウビタキ(左)に続いて、
きれいな成鳥のムギマキ(右)がひょこっと出てきてくれて狂喜乱舞♪

  
すばやく動き回るので撮影は難儀しましたが、何度か同じ枝上に
ちょこまかしてくれたので、かわいいあたりを撮ることができました。
考えてみたらきれいな成鳥♂はものすごく久しぶりだナァ。

  
ちょっと上のほうにジョウビタキ♂(左)もいたので逆光気味だけど撮ってみたり。
そうこうするうちに再びムギマキ(右)が登場したのでなんとかパチリ。

  
その後も植え込みの中にも何度かヒョコヒョコと登場してくれました。
もっといい場所にも出たんですがデジスコには難しい相手過ぎて(^^;
その後他の鳥も探そうとウロウロするもあまりぱっとした成果はなし。

  
そうこうするうちに日が暮れてしまったんですが、良く見ると暗い場所にムギマキが
佇んでいたので、シャッタースピード2秒とかで無理やり撮って〆括りとしたのでした。

<2>10/30 昆虫館周辺

  
さて、翌日は所用の後で今年最後のオープンとなる佐用町昆虫館に。
しばらくは大掃除のお手伝い等したあとで、屋根で大成長したツメレンゲ(左)を撮影。
館内展示では、かわいらしいコカブトムシ(右)が意外に子供ウケしてました。

  
お子様方にウケたのはオオクワガタ&チビクワガタの2ショット(左)。
せっかくなのでニジイロクワガタ(右)なんかも撮っておいたり。

  
標本室では憧れのヤマトオサムシダマシ(左)も撮影。いつか生きてるの見たいナァ。
さて、展示されていたニホンヤモリ(右)もリリースする際にパチリと1枚。

  
ここでMさんから嬉しいプレゼント。なんと兵庫産のオオチャイロハナムグリ幼虫です!
大切に育てて、来年はあの憧れの姿を拝むことにしよう☆

  
館内ではまだスズムシ(左)が元気に鳴いていたりしましたが、
まだ幼虫(右)もいたのはビックリでした。寒い場所だからなのかな?

  
水槽の中のタガメ(左)も可愛かったのでついでにパチリ。
庭の片隅ではミヤマトベラの実(右)なんかも見れました。

  
なんか美味そうなキノコ(左)もあったりとか。んでもって荷物抱えて帰宅すると
なんと玄関にハマオモトヨトウの幼虫(右)がいてまさかの展開にビックリというオチでした。

というわけで、なんか不思議な展開の2日間でした。
初日のアカネ方面の空降りっぷりはむしろ感動的でしたね。
天気も悪くなかったし、あれこれ10種くらい見れると思ってたんですが
全部で10匹も見なかったですから予想外れもいいトコ(笑
それでも隙間でいろいろ見ることは出来ましたし、
思い切って転戦した後の、鮮やかなムギマキ♂と
途中で見た久しぶりのクロマダラソテツシジミ低温期型は
なかなかの見ごたえで大満足でしたね。
ムギマキは神戸あたりのいつものエリアでよく挑戦するものの
♂はだいぶ昔にデジスコがぶっ壊れたときだけ近かったんだけど
それ以降はいつも♀ばかりでしたらね〜
翌日の久しぶりの佐用町昆虫館もかなり楽しくていい感じ。
さすがに野外では生きものは少なかったけど
屋根に登ってコケ落とししたり、お子様方にクワガタ持たせて遊んだり
なんやかんやといろいろ楽みまくっちゃいました♪
やっぱ面白い場所だと再確認したし、時々遊びに行かなきゃですな☆

最後にいつもどおり宣伝を。
佐用町昆虫館は4月〜10月の土・日・祝日にオープンしています。
(詳細は佐用町昆虫館の公式サイトをチェック!)

残念ながらこの日からしばらくは冬篭りに入ってしまいますが、
展示内容も、館の周りの生きものも本当に濃くて楽しい空間ですから
また来シーズン、機会を見つけて遊びに来てくださいませ(^.^)☆


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