ラスボスに再会〜尻つぼみなオチ〜  16.9/3

この日は、1年ぶりの大挑戦に挑んでまいりました。
昨年まさかの幸運に恵まれたあのラスボスに再び挨拶するという趣向。
いつものO氏とご一緒してあれこれ賑やかに探そうプロジェクト
だったのですが、かなり愉快な幕開けからのスタートの後は
意外に予定外の展開続きでちょっとビックリ。
とりあえずラスボスには無事にお目通りかなったものの
もう1つの赤いヤツとのセットというたくらみは相変わらずかすりもせず
後半は少々ハンパな展開となった1日でした(+_+)

<1>長野県各地

  
さて、とりあえず早めに現地について、と思ったらちょうど歩き始めた友人を発見。
聞くとちょうど到着して伸びをして歩き始めたらワタシが着いたというタイミングらしいんだけど、
考えたら時間の打ち合わせを一切してなかったことに気付いてお互い大笑い。
どちらも3〜400kmくらい走ってきて、到着数分差ってスゲェなぁ(笑
などと放しつつ歩くと、草地にはイナゴモドキ(左)やらミヤマアカネ(右)が登場。

  
少しだけでしたが、キキョウ(左)も咲き始めていました。
巣を警護するようなイオウイロハシリグモ(右)にも遭遇。そういえば巣張るんだっけ。

  
ところどころにウメバチソウ(左)も実にいい感じに咲いていました。
いつも思いますが、花もきれいだけど、つぼみ(右)が最高にかわいいですよね☆

  
ふわりとミドリヒョウモン(左)なんかもご登場。
真っ赤に色づいたミヤマアカネ(右)なんかも出てきて嬉しくなります。

  
さらにビックリしたことに、ひょっこりと登場したのは、なんとヤマキチョウ!
マツムシソウでの吸蜜をじっくりと披露してくれたのでした。うれしいねぇ☆

  
せっかくなのであおりで青空を入れたショット(左)なんかも撮ってみたり。
あたりにはよくよく見ると、タチコゴメグサ?(右)も咲いていました。

  
しかし、かなりの時間探索しても狙いのラスボスは登場せず。
クヌギの幼木にたいりょうについてる虫こぶ(左)やら、
ウサギの糞から生えたらしきキノコ類(右)やら、ささやかな出会いは続くんですが…

  
イナゴモドキ(左)はたくさんいるんですが、さすがに探しつかれたので場所変える?
などと相談しつつ車に戻ろうとすると、O氏が「いたぁぁ!」と絶叫!
そこには地面に隠れるようにアカハネバッタ♂(右)が鎮座していたのでした。
でもとりあえず数枚撮ってから、もっとわかりやすい位置に誘導、と思ったら
小さくはねてそれっきりLOST。相変わらず落ちた場所から魔法のように消えるなぁ…

  
でも、しばらくすると♀(左)がご登場したので見やすい場所に誘導してバシバシ撮影。
ついdねい、しっかりと翅の赤いあたり(右)も証拠写真を抑えました♪

  
その後もうろうろすると、♀はなんどか自然状態でも撮影成功。
♂も出るんですが、妙にすばやくて全く撮影チャンス皆無。すぐ跳ぶ、跳んだら消える…
でも今回はO氏と二人で見てたので、すげぇ事実を確認できました。
こいつら跳ねてから落ちた瞬間に地面を走るんですね(^^;
落ちた場所から結構離れた場所にヒョコッと出るんです。こりゃ手ごわいわけだ。

  
それでも粘り続けると、♂もようやく逃げる前に捕捉できたので、
わかりやすい場所で撮影会を実施。やっぱカッコいいよなぁ〜♪

  
なんか色の薄めの♀(左)も見つかりました。バリエーションあるんだねぇ。
せっかくなので♂♀比較ショット(右)もGET。ほぼ別種のようなサイズ感の差ですね〜

  
せっかくなのでシダの葉上の♂(左)なんかも何枚かとった後で
♂の開翅ショット(右)も撮影してみたり。うん、いい色じゃ♪

  
追いかけていると、♀は何度か草の上に止まるシーンも見れました。
体格の差なのか、♀の方が少し動作が緩慢で撮影しやすかったような気が。

  
さらに♂(左)も何度か地面で見つけれましたが、撮れたのはこの程度。
満足したので移動しようとすると、なぜかワスレナグサの群落(右)なんかに遭遇。

  
さて、ちょっと場所を変えてやってきたのはとある水路沿い。
えらく大柄なアカバナ(左)が咲いていたり、バンの幼鳥(右)がいたり、もしましたが
期待していた某トンボは全く見つからず。さらにその後別の場所に挑戦するも
そちらでも期待していた某蝶は高くをチョロチョロッと数度飛んだだけ…

  
それではということでさらに場所を変えると、のんびり休憩中のオツネントンボ(左)
に続いて、アオイトトンボ(右)がパラパラと飛び出します。

  
湿地の中にはサワギキョウ(左)もちょこっとだけ咲いていましたし、
林の中にはアケボノソウ(右)もあったりささやかな発見が続いてみたり。

  
湿地の中には、いい雰囲気のウメバチソウ(左)もありました。
驚いたことにまだ羽化直後らしきヒメアカネ(右)も何度か登場しましたが
期待していたエゾトンボ系の某種は見つからず。時期的に遅すぎたかな?

  
いい感じに色づいたミズオトギリ(左)もありました。
引き上げようとするとえらく巨大なトリカブト類(右)も発見。ここらはなんて種類?

  
さて、さらに1箇所、ケヤキの大木がいくつも並ぶエリアを探索しますが、
期待の赤いヤツはまぁったくかすりもせず、ただただひたすら歩き回っただけのオチに。
結構な時間歩き回っていたのに、気づいたらキイロアシナガバチの巣(左)と、
ホソミオツネントンボ(右)しか撮ってなかった…

  
O氏と別れた後、気が向いたので少し離れた場所まで灯火巡りに
行ってみたけど、到着直前に結構な豪雨に。
雨にぬれてボロボロのキシタバ(左)と、アミメキシタバ?(右)がいただけで
壮大な徒労に終わったのでした(^^;

というわけで、なんとも尻つぼみな展開の1日でした。
最初のドギマギから始まってのラスボス大量出現は嬉しかったんですが、
その後は都合4箇所巡って全部きれいさっぱり空振り。
最後の赤いヤツ探しなんて、本当にひたすら歩きまわっただけで
ほとんどカメラ向ける対象すらいませんでしたからね〜
それでも、1年ぶりにアカハネバッタの健在を確認できたのは嬉しい限り。
最初は苦戦したけど、結局そこそこの数確認できたし。
しかし、O氏とも話していたんですが、こいつらは歩いていても飛び出さないし
地面の見にくいトコにばかり潜んでいるので、いると確信して探し回らない限り
よほどの偶然でもないと見つかりそうにない、実にややこしいヤツら。
もしかしたら他にもまだ意外なトコに生き残っていたりするんじゃないかな〜
さて、この日は本当はこのまま日帰りで近畿圏にてお次の挑戦を
かます予定だったのですが、まさかの展開は翌日編でご堪能を(^.^;)♪


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