お盆旅最終日に〜ハンパな〆〜 16.8/16

<2>阿蘇地方各所 続き

  
さらにあるいていくと、大量のミズトンボに遭遇。
なかなかいい感じに表現できませんが、かなりの群生で見ごたえがありました。

  
せっかくなので花のアップ(左)なんかもパチリ。いい造形ですよね。
さらにうろつくと、咲きかけのミヤコアザミ(右)なんかも見つかったりします。

  
こちらも距離がありましたが、シシウド(左)はあちこちで大満開でした。
かわいらしいバアソブ(右)なんかもこっそり隠れて咲いていたりします。

  
と、ここで驚いたのは、一角にまとまってあったヌマゼリ。ここらにもあるんですね。
かつては憧れだったんですが、最近結構いろんなところで逢うような…
#シムラニンジンだとご教示いただきました。しまったいろいろゴッチャになってた(^.^;

  
せっかくなので面白い形の葉(左)なんかも掲載。独特ですよね。
ここでもルリシジミ(右)が飛んでましたが、タダルリでした。

  
さて、さらにうろうろすると咲き残りのハンカイソウ(左)も発見。
キセルアザミ(右)もいい感じに咲いている株がけっこうあります。

  
しかし、サワギキョウ(左)に続いて、お久しぶりのツクシヤマアザミ(右)を
撮ってるあたりからかなりの雨に。さらに風も強くなってきて嵐の様相を呈して
きたものでGIVE UP。早めに移動しつつ、別の場所に立ち寄ることに。

<3>北九州某所


んで、やってきたのは北九州のとある干潟。
しかし砂浜に降りた私は絶句しました。どうですこの光景(@_@)
大量のカブトガニの死骸なんです。いるとこにゃいるのね。
ちなみにこの場所、後日「カブトガニの大量死」としてニュースになってました(^^;
どうも“猛暑+台風少なめ”で干潟の酸素濃度が低下してたんでは、とのこと。

  
んで、歩き始めると、ほんとうにあちこちにカブトガニの死骸がゴロゴロと落ちてるんです。
最初はビックリしてましたが、あまりの数に途中から気にもならない感じに。
結局砂浜に並べらてる以外に30個体はみたんじゃないかな〜

  
さて、歩いていくと、ハクセンシオマネキ(左)なんかもひょっこりご登場。
チゴガニ(右)も踊ってましたが、この頃にはふたたびめちゃくちゃ晴れたもんで
日影のない干潟は猛烈な暑さ。こりゃぁ、ちょっとたまらんなぁ(T_T)

  
オサガニ(左)もひょこひょこと歩いていたりしました。
ちょっと驚いたのは干潟の上にいたコバネイナゴ(右)。どうすんのこんな場所で。

  
巨大なイソガニの死骸(左)も発見。沖のほうにはウミネコの群れ(右)もいました。
チュウシャクシギやキアシシギもいたけどこちらはカメラを向ける前に飛ばれて残念。

  
トビハゼ(左)もかなりの数がとびはねまくっていました。
そうこうするうちに、実に新鮮な感じのカブトガニの死骸(右)を発見。

  
せっかくなのでバシバシと撮影しまくってみたりとか。
いやぁ、生きてるやつに逢いたかったですが、この泥干潟じゃ厳しいですかね。
小さな個体ならなんとかなるかなぁと思っていたんですけど…

  
最後に悩んだのはこいつ。表面(左)と裏面(右)を見て意味わかります?
2匹重なってるにしても重なり方があからさまにおかしい(@_@)
散々悩んだんですが、ふと気づけばこれは脱皮途中に死んだ個体なんですね!
となると脱皮ごとに結構でかくなるのか、と大発見した気分になりましたが
この頃から暑過ぎて気分が悪くなってきたので無理せず早めにGIVE UPしたのでした(^^;

というわけで、イマイチしまらん最終日でした。
実は阿蘇の本命は前回も空振ったキュウシュウエゾゼミだったんですが
天気はよかったのにほとんど声もしない状態で…
まぁそれでも花のほうはいろいろと面白いものに逢えましたし、
いくつか予想外なものもあったので行った甲斐はあったのですが
悔しいので来年は早めの時期に再挑戦しなきゃいけませんね。
さらにその後の干潟では、期待していたカブトガニは
死骸ばかりはまさかの数見れまくったものの、
結局生きてるヤツはまったく見つけることができず終幕でしたし。
しかもニュースに大きく取り上げられるくらいの惨状だったようですので
来シーズン再挑戦してもあえる確立が下がっている気もしますが
こちらも暑くてへばらない程度の季節にリベンジ必須ですね。
嗚呼、宿題ばかりが大量に溜まっていく(T_T)
とりあえずお盆旅を終えての教訓。
『長期休暇は事前に計画をたてて遊びましょう』。
どぞ皆様もご参考に〜、ってこんなバカやるヤツ他にゃぁいないか(笑


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