ハンパ旅inGW@〜不思議な天気〜 16.4/30

今年のGWはオシゴトの都合で遅いスタートかと思ってたら
意外にすんなりといろいろ終了したので、慌ててスタートという開幕。
今年はテーマを一つ大きく絞った一点豪華主義と洒落込んで
信州をうろうろし、ついでにあれやこれ見よう
というわかりやすいプラニングで、記念すべきスタートは白馬から。
すると、晴れのち曇りの怪しい予報は不思議な
ひっくり返り方になってどぎまぎしたものの、
現地でいろんな方にもお会いできたおかげで、
あれやこれやと、結構楽しいスタートとなったのでした(^.^)

<1>白馬周辺各所

  
さて、まずは寝不足の早朝にいつもの湿原を歩いてみると、
咲き残りのザゼンソウ(左)やら、ミヤマエンレイソウ(右)やらを発見。
しかし、本気でビックラこくくらい寒いんです。氷点下かって勢い…

  
アカネスミレ?(左)も少しだけ咲いていました。
かわいいカエデ類(右)もありましたが、こちらはなんて種類かな?

  
ちょっと気になったのは、道端に咲いていたこちら。ヤマルリソウにしちゃ
花がゴチャッとしてるけど、こいつはなにもんだろうか?

  
意外だったのは、民家の庭先に植えられていたヒカゲツヅジ。
ちょうど今年は久しぶりに会いに行こうと思っていたのにタイミングを逸した
ところだったので、変な場所でリベンジできて妙に嬉しかったり。

  
コマガタケスグリ?(左)も咲いていましたし、咲きかけのズミかな?
って雰囲気の花(右)もありました。結構盛りだくさん。
んで、その後もしばらく鳥狙いで粘る予定でしたが、あんまりにも
寒すぎるので早々に撤退し、しばらく暖かい車内で仮眠することに。

  
さて、気を取り直してやってきたポイントでは、待つほどにオツネントンボ(左)やら
ヤマトスジグロシロチョウ(右)やらがご登場されてワクワクしますが、
本命はなかなかご登場されず。ちと風が強かったからかな?

  
コブシ(左)も可愛らしく咲いていましたし、クジャクシダの芽生え(右)
なんかもいい雰囲気でしたが、待ちくたびれたので別の場所へ移動することに。

  
移動してきた場所では、かわいらしいイノデ類の芽生え(左)がいい雰囲気でした。
ウリハダカエデ(右)も大満開に咲いている株が見つかります。

  
おおっと思ったのは、結構群生していた白花のヒメオドリコソウ。
普通のやつに比べると、葉も白っぽいんですね。これは勉強になった。

  
ニリンソウ(左)もアチコチに咲いていましたし、シナノタンポポ(右)も大群生。
でも、名物のカタクリはすっかり終わってて、今年は季節が早いんだと再確認。

  
木影には、ウスバサイシン(左)もあちこちで咲いていましたし、こちらは
咲きはじめでしたが、ラショウモンカズラ(右)も少しだけ発見。
んで、歩いていくと、Tさん夫妻がいらっしゃっててちょいとビックリ(^.^)

  
一緒にうろうろさせていただくと、さっそくヒメギフチョウ(左)が御登場。
小さな水路沿いにはヒトリシズカの群落(右)も見つかります。
しかし、時々太陽に雲がかかるなぁと思ってたら、いつの間にか延々と雲が
取れなくなって、薄暗くなっちゃったんです。
よくみると、山から雲が湧き上がってるんですね。こりゃ厳しい…

  
また晴れるだろうと信じてうろうろすると、ミヤマエンレイソウ(左)を発見。
実を落とした後のシュスラン(右)なんかも見つかります。

  
さすがに白馬まで来ると春が残ってるなぁと思ったのは、キブシ(左)とクロモジ(右)。
今年は季節が早いのに、まだしっかり早春の気配も並存してるのが面白い。
しかし、このまま待っていてもギフチョウの飛ぶ天気にはなりそうにないので、
諦めてちょっと場所を変えてみることに。

  
移動していると道中で、お久しぶりのギョイコウ(左)を発見。緑の桜ってのがいいですよね。
んで、すごく薄暗い中、歩いていくと、足元からふわりとヒメシロチョウ(右)が御登場。

  
歩き回ると何匹か登場してくれましたが、いずれもふわふわと飛んで弱弱しく
低い場所に止まるだけなので撮れるのはどれも同じようなショットばかりで…
それでも久しぶりの再会に感激し、末永いご健在を祈ったあたりで
空模様が回復しそうな予兆があったので、急いで先ほどの場所に戻ることに。


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