ぎりぎり小笠原旅@〜まさかの出発〜 15.12/29&30
  
<3>12/30 小笠原・父島&母島

  
さらに歩いていくと、ボロボロに食害を受けたオオハマオモト(左)を発見。
葉の隙間をつつくと蛾の蛹(右)が出てきましたが、ここだとなんて種類?

  
海岸を歩くと、見事だったのは、そこここに林立するグンバイヒルガオの実。
今まであまり実を見た記憶はないんですが、ここまで集まってるとなかなか美しいですよね。

  
さらに周辺には、モンパノキ(左)やらクサトベラ(右)やら、
南の島の海辺、というお約束の花がいい感じに咲いていました。

  
大量の実(左)みをぶら下げていたイソフジもなかなか魅惑的。
パラパラと花(右)もあったので撮影し始めたのですが…

  
驚いたことに、そこらへんに大量のウラナミシジミが飛び交っていたんです!
実は小笠原で見るのは初めてなので少し大興奮しましたが、暑いからかメチャ元気で
しばらく粘ってこんなのが数枚撮れた程度。小さいの混じってないかなぁと思ったんですけどね。

  
遊んでるうちに時間がなくなったので大急ぎで港へ帰る途中で、路傍の
ハスノハギリ(左)やら、セイロンベンケイソウ(右)やらもパチリ。
んで、帰ってから、イソフジの花をまともに撮影しなかったことに気づいて大後悔(^_^;

  
いい感じに咲いていたパパイヤ(左)なんぞ見つつ、港に戻って再び千条の人に。
少し荒れぎみの甲板から、久しぶりのハートロック(右)なんぞ眺めて悦に入ったり。

  
海上を見ていると、ふいにザトウクジラ(左)が登場!
興奮しながら乱写しまくるとなんとか1枚だけ尻尾が撮れておりました。
しかしその後は忘れた頃にクロアシアホウドリ(右)が横切るばかりで…

  
そうこうするうちに船は母島の港に到着したのですが、ふと横を見ると
アオサギ(左)が隠れててビックリ。さらに、ふいに頭上をオガサワラノスリ(右)が
飛んでくれるというスペシャルサービスもありましたが、慌てたらこれ1枚しか撮れず(^^;
んで、到着してすぐに今回もお世話になる「ビラこぶの木」のご主人にいろいろお願いして
幸運にもレンタルバイクも手配に成功。おっしゃ、これで突撃しまくれるぞ!

  
荷物を置いていざ走り回ろう、と思ったら、港にキョウジョシギの群れが御登場。
小笠原では毎回逢ってる気がするけどほぼ年中いるんかいな?

  
ふと気づくと、これまた至近距離にムナグロ(左)も佇んでいました。
キョウジョシギ(右)もこれまたド新距離。どっちもデジスコじゃないんですよ?

  
さて、目星をつけていた山域の下見をすると、ここでもシマシャリンバイ(左)を発見。
かなり薄暗かったですが、なんとムニンシュスラン(右)にも逢えましたが、
当然ながらすぐに日没になったのですごすご退散(笑
その後は、宿に戻って美味なる晩飯に舌鼓を打ち、ご夫婦ともにお元気な
ご様子に安堵しつつも、スケールのどデカい苦労話に目を白黒させ、
あれこれなかなか楽しい時間を過ごせたのでした☆
うん、やっぱこの宿はホンキでオススメですぞ(>_<)!→ HPはこちら

  
さて、せっかくだからと夜の探索も開始するとすぐホオグロヤモリ(左)を発見。
倒木の下からはなんか不思議なヤスデ類(右)もご登場されます。在来種?

  
なんか不思議なウズムシ類(左)もいました。こいつらも在来なのかな?
かわいらしいヒメグモ類?(右)もいましたが、お名前はよくわからず。

  
ちょっと面白かったのは、アフリカマイマイの幼貝(左)。そっかこんな感じなんだ。
カタマイマイ類(右)も結構いて、大小比較ショットも撮れちゃいました。

  
トビイロゴキブリ?の幼虫(左)も登場しました。種類は自信ないけど。
クサカゲロウ類(右)もいましたが、これも固有種だったりするんだろうか?

  
よくよくみるとかなり微小サイズの蛾(左)も発見。名前なんてわかるもんか(笑
ツマキリヨトウ系?って感じのも(右)いたけど、やっぱりお名前不明…

  
オガサワラフトスジエダシャク(左)も数匹見つかりました。
ギンネムエダシャク(右)は比較的多数。ここらは名前わかりやすいんだけど。

  
なんかこれまた細かい模様が可愛らしいノメイガ類(左)やら、スリムな感じの
こちらもメイガ系?(右)やらいましたが、お名前調べきれず。むむ、力量不足。

  
フトガタヒメカミキリ(左)は今回もお元気な個体に会うことができました。
2回りくらい小さな個体(右)もいたけど、これも同じ種類なのかな?

  
あとはそこそこご立派なサイズのオオウンモンクチバ(左)を見たあたりでGIVE UP。
しばらく港で満天の星空をに感嘆し、写真に撮ろうと試みましたが、
我が愛機には2秒までしかシャッタースピードがなく、しかも長くすると高ISOモードが
使えないので、散々苦労してもこの程度(右)。まぁ、目に焼き付けたからいいんだい(>_<)!

というわけで、初手からなんとも楽しい展開でした。
まぁ、スタートできただけで超幸運だったのは間違いないので、
(直前で空きが出たからくりはあとで某所から教えてもらいましたが…)
それ以外はもうオマケみたいなモンなんですけどね〜
航路の海鳥は意外な少なさで、後で考えるとなんとミズナギドリ類がゼロという
にわかに信じられない展開ではあったんだけど、
まさかのアカオネッタイチョウや、イルカやクジラなんてオマケもあったし、
父島では短時間のウロウロでもいろんなものに逢えたし
なによりも、12月も末なのに「夏っ!」て感じを味わうことができたし、
こぶの木のご夫婦は相変わらずお元気だったし、初手から大満足かな♪
さてさて、翌日は2015年最後の挑戦。どんな展開があるのか、乞うご期待で☆


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