ぎりぎり小笠原旅@〜まさかの出発〜 15.12/29&30
この年末は、まさかの一大イベントとなりました。そう、初めての「冬の小笠原旅」です。
この旅に至る経緯がすごかったので、初手から少々長文を失礼…
諸事情でこの年末年始は自由度が高かったので発作的にこの旅を企んだのですが、
予約開始日の昼休みに電話した時点で、すでに長い長いキャンセル待ち。
何度か電話で状況を聞いたのですが、まだまだ先が長い上にほとんど動きがない、
ということだったのですっかり諦めきっていたんですが、
12/28の昼休みに、そういやキャンセル待ち入れっぱなしなのも悪いから断っとこう、
と電話をしてみたら「あ、空きが出たので行けますよ」。
…って、明日の10時発の船なんですけど(@_@)!
まだ荷物の準備はおろか、宿の手配もまったくできてないんですけど(+_+)!
ということで完全パニックになりながらようやく荷物をまとめて、諸々の年末的処理を終え、
ヘロヘロになりながらなんとか新幹線に飛び乗れたので、物語がスタート(笑
まずは、ほぼほぼ移動日の2日間からご紹介いたします〜☆
<1>12/29 小笠原航路周辺 |
さて、いろいろとヘロッヘロになりつつ、なんとかチケット等の手続きをして
周辺をうろうろすると、いい感じに咲いたツワブキ(左)に続いて、なんだか実に
面白い雰囲気のイヌホオズキ類(右)を発見。不思議な色の葉のこれはなにもんじゃ?
気になったのは、群生していたこちらの帰化植物っぽいアブラナ系植物。
イマイチ調べても名前がよくわからないんだけど、なにもんだろ?
妙にひょろひょろした感じのハキダメギク(左)もありました。
少し驚いたのは1花だけ咲き残っていたトキワハゼ(右)。まだ咲いてんだね。
マメカミツレもまとめて咲いているエリアがありました。
ここらへんでタイムアップになったので、大荷物抱えて船上の人に。
以前と乗り口が変わっていたのに驚きつつ、4年ぶりのおがさわら丸(左)に搭乗。
ゆっくりと南に向かう船上で周りの景色(右)を見ながらしばしのんびり。
レインボーブリッジを裏側(左)から眺めながら進んでいくと、遠くに悠然と
スカイツリー(右)も見えたり。うん、なんかこういう東京観光風の幕開けも面白いよね。
その後はしばらく甲板で粘ってみましたが、これが驚くくらい海鳥が少ない。
遠かったけどミツユビカモメ(左)やら、コアホウドリ(右)が嬉しかった程度で、
なんとオオミズナギドリも1羽も飛ばないという状況に、結構長々と居眠りしちゃったり(^^;
やがて船の周りには雄大な景色が広がっていくので、それをバシバシと撮影。
いやぁ、やっぱこの景色は船に乗った人の特典ですよね。
やがて雄大な夕日が素敵なショーを開始してくれたり。
刻々と変わっていくその表情に、ひたすらかぶりつきで見惚れちゃいました。
ふと横を見たら、比較的的近くをクロアシアホウドリ(左)が飛んでくれたけどもう暗くって…
やがて、雄大に沈んでいく夕日(右)を眺めて大満足。その後はしばらく甲板で
星空をのんびり見てから寝床に着いたんですが、実は少し前からのヒドい腰痛には、
硬くて狭いおがまるの雑魚寝二等船室がなかなかにキビしくて、何度ももがき起きるという
少々幸先の不安になる展開になったりとか。う〜む、こいつは予想外だったわ(+_+)
<2>12/30 小笠原航路&父島 |
んで、少し寝不足のまま、中途半端な朝日(左)なんぞ見ていると、周りを
ウミツバメ類が何度も飛んでくれたりとか。早すぎ&遠すぎで全然撮れなかったんですが、
周りの人の撮ったのを見せてもらうとそれが憧れのクロウミツバメでビックリ仰天(@_@)!
さらに、ちょっと距離がありましたが、アカオネッタイチョウ幼鳥(右)までご登場!
これはここからすっげぇ楽しくなるぞ、って思ったんですよね、こん時は。
んで、粘っていると、何度かクロアシアホウドリ(左)が通ってくれるものの、
驚くくらいほかの海鳥は登場しないまま、やがて遠くに父島(右)が見えてくる時刻に。
クロアシアホウドリ(左)はかなり至近距離も飛んでくれましたが、そればっか。
結局朝イチのラッシュタイム以降はほかの種類が一切出なかったんですよ(^^;
オナガミズナギドリも出ないなんて、と思ってたら父島の二見港(右)が見えてきたり。
そろそろ下船の準備をしようか、と思っていたら、船の周りをまとわりつくように
ハシナガイルカが登場してちょっとビックリ。テレコンつける時間がなくて
こんな程度にしか撮れなかったんですが、最後に嬉しいオマケですよね♪
さて、我が青春の赤灯台(左)を眺めつつ、無事に父島に上陸し、
年末感の一切ない光景(右)をめでながら、とりあえず周辺をうろつくことに。
んで、この時点で相当イイ感じに暑くて、南の島に来たんだなぁと実感(^.^)♪
真っ赤になったトックリヤシの実(左)に驚いたり、こちらも色づいた
テリハボクの実(右)を見たりしつつ、とりあえずめぼしをつけていたエリアをうろうろ。
最初に出会った昆虫は、お約束のセイヨウミツバチ(左)。当然ながらそれ以外は登場せず。
歩いていくと道端にグンバイヒルガオ(右)が咲いていたりもしました。
イリオモテニシキソウ(左)も結構満開の株を発見。こいつかわいいよね。
こちらもかわいらしい雰囲気のコトブキギク(右)なんかもあちこちで満開でした。
お約束のタコノキ(左)は可愛らしい実をたっぷりぶら下げてました。
よくよく見ると、タチテンノウメ(右)も1花だけ咲き残りを発見。
さらにウロウロして、オガサワラコミカンソウ?(左)やら、マルバツユクサ(右)といった
かわいらしい帰化植物も撮影。やっぱ小笠原まで来るととりあえず全部撮りたくなるね☆