のんびりおまけ日〜晩秋の播磨に〜 15.11/23

この日は、これまた中途半端な進め方のおまけ日となりました。
本来は3連休最終日、ということでそのまま関東で挑戦を企みたいところ
だったのですが、所用があるので早めに戻って着ての近場探索。
前日の移動がかなり大荷物だったのでヘバってしまい、
朝も遅めにスタートというぐうたらな展開になってしまったものの、
のんびりいくつかの場所を巡ったら、ささやかながらも
面白い成果が続いてじんわり満足、という嬉しい展開に(^.^)。
やはり地元播磨のパワーってすごいな、と再確認する1日となったのでした☆

<1>播磨地方各所

  
というわけで、おひさしぶりにやってきたのはノジギクの自生地。
さすがに盛りは過ぎてそうでしたが、あちこちに大群落があって嬉しくなります☆

  
電線の上にはツグミの群れ(左)がいて季節の移ろいを感じてみたり。
ふと気づくと、えらく近距離に止まっている個体(右)もいたのでバシバシと撮影☆

  
ノラニンジンでいいのかな?かわいらしい花(左)も咲き残っていました。
近くのセイタカアワダチソウ(右)が可愛かったのでたまには一枚パチリ。

  
さて、まだしも勢いのよさそうな株を選んでノジギクのアップも無事に撮影。
野菊類は好きなんだけど、まだ未見の種類も多いんですよね。来シーズンはもっと頑張ろう。

  
移動しようとすると、近くにも結構いい感じの群落(左)がありました。
こちらも豊作、って感じでたっぷり実をつけているアキグミ(右)も発見。かわええ。

  
実にいい感じに色づいたナンキンハゼ(左)にありましたし、
大量の実をぶら下げたセンダン(右)も発見。どちらも眼福な感じですなぁ〜

  
さらに場所を変えると、咲き残りのツリガネニンジン(左)を発見。
リンドウ(右)もポツポツと咲き残っていてくれたりしました。

  
なぜかこの時期にレンゲソウ(左)もいくつか咲いてたり。狂い咲きかな?
でも、期待していたアカネ類はアキアカネ(右)が少し登場してくれただけ。

  
さらに場所を変えると、コバネイナゴ(左)やら、緑色のマダラバッタ(右)やら
ささやかな出会いが続きます。コオロギ系の声も多かったけど姿は確認できず。

  
狂い咲きのアリアケスミレ?(左)も見つかりました。葉が広かったから別の種類か?
近くでは、せっせと産卵中のツマグロヒョウモン(右)もいたりします。

  
歩いていくと、ふわりとオオキトンボが御登場!
かなり老熟個体ですが、よく考えると久しぶりの出会いなので嬉しくなったり☆

  
湿地の中を歩くと、ヤマラッキョウはほとんどが実(左)になっていましたが、
ときどきいい雰囲気に咲き残っている株(右)もあったのでバシバシと撮影。

  
面白かったのは、すっかり実になったオミナエシ(左)。こんな風情になるんですね。
ため池の中に進むと、一面に広がるひび割れ(右)がなんとも面白い風情を出しています。

  
よく見ると、その中にはさまるようにドブガイ(左)を多数発見。こいつら大丈夫なの?
歩いていくと、ナツアカネ(右)なんかも何度かふわりとご登場されました。

  
咲き戻しのジシバリ(左)なんぞ見つつ歩いていくと、林縁では
クロスジフユエダシャク(右)もふわりと御登場。

  
再びオオキトンボにも遭遇しましたが、なぜかド正面顔(左)の後は
捨てられていたサッカーボールの上(右)という、実に絵にならないところに
とまってくれたり、なかなかモデルとしては愛想がいまいち。

  
かわいらしいベニシジミ(左)も何度か飛び交っていました。
ため池の中にはオオダイサギ(右)も凛々しい雰囲気で御登場。

  
場所を変えると、ここでもヌートリア(左)がのんびり泳いでいました。
意外なくらい近距離にカワセミ(右)が登場する一幕も。これ、Powershotですよん。

  
さらに歩いていくと、少しボロでしたが、ウスタビガにも遭遇!
今年は会えずじまいかな、と思っていたのでこいつはなかなか嬉しい成果ですぞ☆

  
せっかくなので近くの木立に止まってもらって顔のどアップ(左)も1枚。
ここでもクロスジフユエダシャク(右)はやたらと多数飛び交っていました。

  
咲き残りのイヌセンブリの名残(左)なんぞ撮っていると、えらく至近距離に
エナガ(右)が登場するも、ちょこまかスバやぎるので、この1枚が撮れただけ。むむ。

  
悔しいのでデジスコを出してみましたが、少し離れた枝先のカワセミ(左)やら、
かなり遠くのヨシガモ(右)やらが見れたくらいで、最後はあまりこれといった成果なしの
いまいちしまらない〆となってしまったのでした。

というわけで、のんびりなかなか楽しめた1日でした。
これといった大成果はなかったけど、予想以上にいろんな出会いがあったし、
お久しぶりのオオキトンボやらウスタビガやらにも逢えたから十分かな?
特に考えてみたら地元のトンボ方面は今年はほとんど
挑戦し損ねたままになってたから、ぼろながらオオキトンボの出会いは嬉しい限り。
ツグミやクロスジフユエダシャクのように季節の移ろいを実感させるものと、
生き残りのものたちの競演がちょうど面白い感じですよね。
もうシーズンオフ直前、冬鳥方面に関心がかなり移ろってたけど
ぎりぎりでいろんな出逢いがあって、やっぱり我が地元播磨はズゲェと
あらためて再確認できたり。うん、やっぱり面白いエリアだわ。
冬のギリギリまでいろいろ探して頑張るぞっと(^.^)☆


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