怒涛のSWD〜北風吹かず〜 15.9/23
この日はまたぞろどうにも愚かな挑戦をしてまいりました。
ちょっとまえにいい感じの北風も吹いていたので、毎度恒例の妄想がとまらずに
少し早すぎるだろうナァとは思いつつ恒例の飛来アカネ探しという。
しかし、やっぱり薄々わかっていたとおり、まだまだ時期的には早すぎたようで
そもそもアカネ類がやたらと少ないという面白くない展開に。
変わりに面白いものはいくつも見つけることができましたが、
しょうがないので早めに切り上げて前々から再訪したかった湿地を訪れたり、
さらに移動してしつこいリベンジをかましてみたりと、
結構アチコチウロウロしまくって、結果的にそこそこ楽しめた1日でしたとさ(^.^)
<1>島根県某所 |
さて、ふと目覚めた時の夜明け前の景色(左)に感動したりしつつ、
割とは辞めの次官からウロウロし始めると、ユウガギク(右)なんかを発見。
歩き始めると、オニヤンマ(左)が御登場。まだまだお元気なのね。
あたりには、ここらではお久しぶりのイシガケチョウ(右)も隠れていたりしました。
しかし、肝心のアカネ類はというと、結構ウロウロしてようやく
アキアカネ(左)が1つだけ。ベッコウシリアゲ(右)なんかもいたけれどもね。
大群生しているオオミゾソバ(左)を眺めていると、その中に何匹も活発な
クマバチ(右)がいることを発見。止まられている花が重そうでなんかかわいそうな感じ。
さて、場所を変えますが、ここでもマユタテアカネ(左)なんかが出る程度。
悔しいので泥深い湿地を歩いていくと、咲きかけのコナギ(右)なんかが多数。
驚いたのは、あんまり深くない泥地だったんですが、あちこちに
ミズオオバコがあったこと。こいつは環境の好みがイマイチ分からんナァ。
スブタ(左)もあちこちにありましたが、花はほとんど終わった雰囲気。
よくよく見ると、可愛い花の咲いたキカシグサ(右)もありました。
なんかおもしろげなトリゲモ類も発見。この手はまるで区別がつかないけど、
ホッスモあたりだったりするかな?一度勉強したいナァ。
花は開いてませんでしたが、アブノメ(左)もいくつか発見。
よくよく探すと、スブタ(右)も1つだけ花の咲いている株がありました。
さて、更に場所を変えると、かわいいクビキリギスの幼虫(左)に遭遇。
葦原の周りにはシロバナサクラタデ(右)はあちこちに群生しています。
でも、ここでも見つかるのはナツアカネ(左)が少数だけ。なんで?
何度見ても面白い形の、イチビの実(右)もありましたけど。
歩いていくと、ふわりと交尾態のギンヤンマが登場してくれたりもしたのですが、
これも敏感であまりいい角度では撮れず。まぁ久々だから嬉しかったんですけどね。
水田地帯には、あいかわらず大量のミズワラビ(左)が群生していましたし、
少数だけながら、いい感じに花開いたヒメシロアサザ(右)なんかも発見。
結構驚いたのは、道の上に生えていたヒメシロアサザ(左)。花(右)もきちんと
咲いてましたが、湿ってはいるけど水なんてない場所。こんなとこでもいいんだナァ。
さて、歩き回りながらふと水路を覗き込むと、そこには
かなりの数のミズクラゲが漂っていてビックリ。これまた可愛いね。
近くをウロウロしているダイサギ(左)やら、実にいい感じのアキノノゲシの帯化個体(右)
なんかも見つかりましたが、肝心のアカネ類はさっぱりだったので諦めて移動することに…