房総リベンジ旅〜涙の再空振り〜 15.9/5
  
<2>房総半島各所 つづき

  
さて、ここらで葦原の中にもぐりこんで狙いそのAを探し回りますが、
出てくるのはカネタタキ(左)やら、モリチャバネゴキブリ(右)やらって感じ。

  
なんか巨大なイグチ類(左)もありました。こんな葦原に出る種類もあるのね。
あたりではクビキリギス幼虫(右)も発見。これも色合いが可愛らしい。

  
さらに探していくと、この日もウモレベンケイガニ(左)が登場。結構いるのね。
お名前の良く分からないコモリグモ類(右)なんかも登場されます。

  
そうこうするうちに、ふいに怪しい影(左)を発見。おやこれは?
ということでそっと回り込んで(右)みたら…おっと、これはイズササキリ♀じゃんか!

   
慎重に近づいて、なんとかアップでも数枚撮影に成功。
しかし、この後ぴょんと飛んだらそれっきりもう分からなくなってビックリ。
すんごい隠れ上手なんですよね。こりゃなかなか厳しいナァ〜

   
さらにしつこく探し回っていると、かなり大きなウモレベンケイガニがご登場。
こいつは居る場所が特殊なだけで、このあたりだと結構数多いのかも?

  
さらに、小柄な個体ながら、クシテガニまで登場してちょっとビックリ。
こいつもかなりお久しぶりに見れました。やはりいい環境の残っている場所なんですね。

  
ヒメアシハラガニ(左)も結構な数いましたが、やっぱり本命は見つからず。
諦めて移動しようとすると、えらく綺麗なキマダラセセリ(右)が慰めてくれたり。

  
さて、場所を変えてやってきた砂浜では、ハマゴウで吸蜜中のキアゲハを発見。
よくみると黒色部が少し広がっていたので頑張って狙いましたがスグに逃げちゃって…

  
結構驚いたのは、あちこちでものすごい大群落になっていたハコベホオズキ。
考えてみたらこいつは海岸沿いばかりでみるような。面白い格好だよナァ。

  
さて、この日も次々と登場するヤマトマダラバッタ(左)を見つつ歩くと、
転がされていた鉄くずのしたから面白げなカメムシ類(右)を発見。お名前は?

  
こんな場所でもウスイロササキリ(左)が登場したのはちょっとビックリでした。
んでもって、緑色系のマダラバッタ(右)も御登場。この配色も好きなんだよね。

  
よくみると、ハマニガナ(左)もぱらぱらと咲いていたりしました。
海岸の倒木の中にはコガネムシ系幼虫(右)もいましたが、こんな場所に定着してるの?

  
沖の方を見ると、ウミネコの群れ(左)が浮いていました。
1羽だけ近くの堤防でのんびりしてる個体(右)もいたのでバシバシと撮影。

  
オニシバの花(左)なんぞみたりしたあとで、波打ち際まで行くと
なにかの卵(右)を発見。すんげぇ造形だけど、なにものかなぁ?

  
驚いたのは、波打ち際にたたずんでいたトゲナナフシ(左)。
明らかに何度か波をかぶってる感じだったので、レスキューして、少し離れた
葉上にリリース(右)したんですが、なんであんな場所にいたんだろう?

   
その後もかなり広い範囲を探しましたが、やっぱりヤマトマダラバッタ(左)が
出るばかり。お久しぶりのツルナ(右)なんかもあったんですけどね。

  
その後も、ハコベホオズキ(左)やらハマニガナ(右)は見つかったものの、
その後も粘れどもやっぱり目的のブツは見つからず。身勝手な予想だけど、
今年は暑かったし早めに終わっちゃったのかなぁ、と自分を慰めたり(笑

  
諦めて朝のポイント近くまで戻ってみると、かなり満開のクコ(左)を発見。
このあたりでもウモレベンケイガニ(右)が見つかったりします。これはきな粉まぶし風だな。

  
探し回ると、巨大なクシテガニは登場したりしたものの、風もかなり強くなって
狙ったものは全く見つかる気配なし。ここでもやっぱり敗北なのか〜

  
ふわりとルリシジミ(左)が登場したりもしましたが、ここらでタイムアップ。
電線の上にたたずんでいるハヤブサ幼鳥(右)を見つつ帰路に着いたのでした。

というわけで、いろいろとハンパな展開でした。
全部まとめてリベンジ成功、とはならないだろうとは思ってましたが、
それでも夜中から粘ればもう少し何とかと思ってたんだけど、
辛うじてイズササキリのみが、しかも♀だけですからなんともかんとも…
まぁ、それでもあれこれと面白い出逢いがあったからまぁいっか。
悔しいのでそのうち再リベンジしたいところですが、ここまで完敗だとどうにもねぇ…
ちなみに最近、久々に直翅系の情熱が復活しているので、あれこれ攻める予定。
近日中の挑戦で、まだ見ぬヤツラにいくつか逢えたらいいナァ☆


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