徒労な房総旅〜ALL空振り〜 15.8/23
この日は、これまた発作的な動き方をしてきました。
一度は行ってみたかった房総の葦原で生きもの探しという魂胆で
ついでに前日にO氏から仕入れてきたアレコレ面白そうな
場所を探し回ろう、という計画だったんだけど
初手から結果を言ってしまうと、これでもかという空振りっぷり。
まぁ、とりあえずその葦原以外は何も計画してなくて、
レンタカーも直前に飛び込みで確保するって按配だったし、
いろいろ下準備不足だったのは間違いないんでしょうがないんだけど
まぁまぁ楽しいオマケはあったから許すとするかな(^▽^;
<1>房総半島某所 |
さて、夜明け前の葦原を歩いてみると、アシグロツユムシ(左)がいたり、
カネタタキ(右)がいたり、なかなか面白そうな雰囲気が広がります。
葦原の中にはこっそりとツマトビキエダシャク(左)も隠れていたりしました。
葉上に赤銅色のコアオハナムグリ(右)も見つかったりしました。
寝ているハラビロカマキリ(左)もみつけたりしました。
謎の幼虫(右)も発見。体型はカヤキリっぽいけど、時期的に微妙な気が…
そうこうするうちにカヤキリを発見。見つけたのは♀だったけど、褐色型は初めてなので
ちょっと興奮したけど、声はすごくしてたのに♂は結局見つけきれず(^^;
そうこうするうちに、葦原の向こうに雄大な日の出(左)が。まだ何も見つけてないのに…
焦りつつ歩くと、ハママツナの群落(右)なんかも発見。
アイアシの群落(左)なんぞ見つつウロウロしているうちに干潟に出たら、
なんか不思議な針葉樹の芽生え(右)があちこちにあってびっくり。なにもの?
干潟を歩くと、アシハラガニ(左)はあちこちに鎮座していました。
倒木の隙間にぎっしりつまっている(右)なんてシーンも発見。
葦原を見ていくとチョウセンカマキリ(左)も隠れていました。
なんか色合いのカッコいいハエ類(右)も発見。お名前は分からないけど。
ナガボテンツキ(左)もいいカンジに咲いている株がありました。
あたりの芦原にはクロベンケイガニ(右)やらなんやら、よじ登っているカニが多くて
動くものを探すという方法では直翅類が見つけられずに四苦八苦。
お久しぶりのハチジョウナ(左)もありました。
風が結構強かったからか、ウスバキトンボ(右)も休憩中の個体多数。
足の葉上にはヤハズハエトリ(左)も鎮座していました。
サトキマラダヒカゲ(右)も登場しました。本当はボウソウヤマキが見たかったんだけどな。
芦原の中をゴソゴソやってると、色鮮やかなフナムシ(左)も発見。
んで、倒木をひっくり返したら、なんとウモレベンケイガニ(右)が出てきたじゃないですか!
初見なのでバシバシと撮りますが、こいつはすぐに死んだフリするので撮りにくい…
せっかくなので表側(左)、裏側(右)とも大量に撮っときましたけど。
あたりにはチゴガニの群落(左)もあったので、しばらく粘って
ドアップ(右)でも撮影してみたり。踊ってるトコは上手く撮れなかったけど。
その後も成果がないので場所を変えてみると、砂浜にはネコノシタ(左)があったり、
こんな時間でもまだ満開のメマツヨイグサ(右)があったりします。
砂の上をヒトホシアリバチがあるいていたので、思いついて
クローズアップレンズを重ねて、ドアップ撮影もしてみたりとか☆
さて、砂浜をひたすら歩いていくと、次々とヤマトマダラバッタが御登場。
この場所のヤマトマダラは色が濃いんですよね〜
マダラバッタ(左)も少し混じってました。こっちの方が少数派ってのが面白い。
波打ち際を見ると、なんとハイガイ(右)が落ちててビックリしたり。このあたりにも昔はいたんだ。
砂浜の中に、大量のカモメガイの潜り込んだ古い石のかけら(左)を発見。
掘り出して(右)みると、実に面白そうな雰囲気。この後ろ側の歯で潜るんか。
さらにうろうろすると、ネコノシタ(左)はさらにいくつか見つかりました。
撮影しているとふわりとイチモンジセセリ(右)が飛来したりもします。
なんかえらく赤っぽいヤマトマダラバッタ(左)もいました。面白い配色やな。
あとは、かわいらしい幼虫(右)もまだいました。相変わらず季節はいい加減だな。
驚いたのは、片方の羽が取れてしまって、青色の下翅がみえてる個体(左)がいたこと。
あとは小柄のジガバチ類(右)も発見。こいつはなにものかな?