発作的信州旅②～無謀な挑戦～ 15.8/16
この日は、発作的かつムチャな信州旅第２日。
昨晩のリベンジということで、超早朝の挑戦からスタートということで
気分が昂ぶってしまって何度も夜中に目覚めたりしつつ、
なんとか頑張って狙いの時間に起きれたので、
とりあえずすごくラッキーな展開に巡り合えてのスタートに♪
その後は山を降りてから下界でアチコチ遊びまわってみたけど、
まさかのド真夏日で思ったような成果がなかったり、
せっかくなのでロマンを求めてかなり無謀な挑戦をかましてみたら
やっぱり幻は幻だったけど結構意外な楽しさがあったりとか、
なんだかあれやこれやと不思議に楽しい展開が続いた１日となったのでした☆
| ＜１＞長野県各所 |
なんとか夜明け前に目覚めたので外を見ると、うすら明かりと星の組み合わせ(左)が幽玄。
んで、毛布抱えつつ餌台の前でウトウトしていると、ふいにポリポリという音…
一気に目が覚めて、ドキドキしながらカメラを向けると、ホンドモモンガ(右)がいたのでした♪
この時は他に撮影者さんもいないので、フラッシュも軽く使わせていただいたのですが
全く気にせずにポリポリ食べ続けて(左)、時々なにしてんの？という顔(右)までしてくれたり。
何度もばさっと顔をつけて餌をとって(左)いましたが、やがてこちら側に向いて
のんびり餌を食べてくれた(右)ので、超キュ～トなトコロもばっちりとGET☆
ある程度いいカンジに撮れたので、あとお食事のジャマはやめとこ、と思いながら
ふと横を見ると、なんとそこにはかわいいヤマネがこっちを見てるじゃないですか！
これまた完全パニックになりつつなんとか数枚だけ無事に撮影成功☆
いやぁ、なんか最後の最後で両方ともまとめてリベンジできちゃったじゃん(＾o＾)/！
その後は両方ともどこかに消えられたので、さすがに限界来て寸時仮眠をとり
這い出してきたら、ちょうど雲海の向こうに幽玄な日の出。こりゃメデタイ☆
さて、窓の外を見ると、朝日の中でも相変わらずウソが餌代の周りに集まってて、
♂(左)、♀(右)とものんびりしてたので最期にバシバシと撮ってから
宿の御主人にお礼を言って、山を下り始めることに。
さて、少し早足気味に歩いていくと、キオン(左)が咲いていたり、
ミソガワソウ(右)がパラパラと咲いていたりします。
コケの中に混じってなんか美味げな感じのイグチ類(左)も発見。
コバノイチヤクソウ(右)はこの日もパラパラと咲いてる株がありました。
イワアカバナ(左)もパラパラと咲いていましたし、
１株だけでしたが、ヨツバシオガマ(右)も辛うじての咲き残りを発見♪
薄暗い場所でしたが、キバナノヤマオダマキ(左)も咲いていたりもしました。
渓流沿いではヤツガタケアザミ？(右)もいい雰囲気で咲いていたりします。
山麓近くまで戻ると、ヤマホタルブクロ(左)もあちこちで咲きまくっていましたし、
ホソバノヤマハハコ(右)もいくつか見つかったりしました。
ふとその茎にちいさなシャクガ類(左)を発見。なんかかわいい感じやね。
道端にはひょろ長い実をつけたイワセントウソウ(右)もあります。
小さなオオバコウモリ(左)もありました。これまた面白い雰囲気。
ズダヤクシュ(右)もまだ少し咲き残っていた株を発見。
非常に細やかな雰囲気のミヤマタニタデ(左)もひっそりと咲いてました。
逢うとやっぱり嬉しくなるエゾスズラン(右)もぱらぱらと見つかります。
車の近くまで戻ってきたら、ミヤマモジズリ(左)もパラパラと咲いてました。
樹の幹で咲いている株(右)もあってさらにもりあがったりとか。
さて引き上げるか、と思ったら、いきなり至近距離に飛んできたのは
なんと色鮮やかなルリビタキの♂じゃないですか！しかもさえずってるし！
見ている間に、コガラ(左)もふわりと目の前に登場してくれたりしました。
こちらはちょいと距離がありましたがルリビタキ♀(右)も登場。餌運び中？
その後も近くでちょこまか動いてくれるルリビタキ♂(左)を撮ってから、
道端の大満開のシナノオトギリ(右)を愛でてから大移動してみることに。
お次にやってきたのは、お久しぶりのムモンアカシジミのポイント。
しかし、この頃にはこの日もすんごいド真夏日になってしまったもので、
ムモンは登場すれどもほとんど降りてくれず、撮れたのはこの２個体だけ。
久しぶりに来てみたら全体的に樹が高くなってて狙いにくくなっちゃてたし…
かなり高い梢でしたが、オオムラサキ(左)がテリ張っていたりもしました。
なんか雰囲気がちょっと違いそうなヤブキリ(右)も発見。なんか別の種類？
草地の中には、あちこちにエゾゼミが落ちていてビックリしたりもしました。
結構期待しながら他の種類も探したんですが、すべてエゾゼミだったのが残念！
あたりにはクサフジ(左)があったり、なんか面白そうなアザミ類(右)なんかも
あったりしましたが、それいじょうのせいかはなかったので、探索範囲を広げることに。