酷暑九州再び〜NO HIT DAYS〜 15.8/8&9
この週末は、なんとも不思議な動き方となりました。
ちょいとした用事で九州を再訪することになったので、そのついでに
気になっていた場所を何箇所か回るというスケジュールに。
しかしこれがまた、笑ってしまうような酷暑だったり
そこから一気の曇天→大雨だったりとか、なんか散々な展開で。
う〜ん、なんか最近日頃の行いが悪かったのかナァ…
特に初日のド酷暑っぷりはひどく、なにひとつ成果ナシ、翌日も本命は
すべからくなにからなにまで総空振りというミゴトな展開
だったもので、あわせ技的なハンパな掲載方法でお届けです。トホホ(^^;
<1>8/8 福岡県某所 |
さて、少し遅めに到着した山は、初手からすばらしいキョ〜レツな日差し。
ふらつきつつ歩くと、道端のカラスウリ(左)やら、ヤマキマダラヒカゲ(右)を発見。
いきなりふわりとルリシジミ類(左)が登場して興奮するもやっぱり普通のルリシジミ。
かわいらしいフキバッタ類(右)もいましたが、これもやっぱりセトウチフキバッタかな?
エゾゼミ(左)はあちこちにすんごい数鳴いてましたが、日差しが強くて探しにくく、
ようやく1匹見つけただけ。ウスバカマキリ(右)もポトンと落ちてきたりしました。
虫カビにやられていたササキリモドキ類(左)も発見。む〜生きてるうちに逢いたかった。
ヤマホトトギス(右)もいい雰囲気に咲いていたりします。
フワリフワリとアサギマダラ(左)も御登場。ミズヒキで御休憩とは面白い。
ネキトンボ(右)は暑さに耐えかねてお尻を思いっきり上げてました。
たっぷり実をつけたブナ(左)があったもの少々意外でした。
オニヤンマ(右)も飛び交っていたので、キンミズヒキの花穂で休憩中のところをパチリ。
なんか面白げなスミレ類(左)も発見。フイリヒナスミレあたりかな?
少し羽のおかしくなったエゾゼミ(右)にも遭遇。元気に鳴き喚いてたけど。
コオニユリ(左)はあちこちでいい感じに咲いていました。
薄暗い水辺には、ミゾホオズキ(右)もパラパラ見つかります。
さんざっぱら歩き回った挙句、ようやくサツマシジミ(左)が1匹だけ登場。
しかし、暑すぎて本当になにもいないんです。本当に徹底的なkな字。
上空を面白そうな猛禽(右)が飛んでる!と思ったら尾がボロボロのトビだったし…
このまま粘ってもしょうがなさそうなので昼前に切り上げて早めに所用方面に向かうことに(ToT)
<2>8/9 阿蘇地方各所 |
翌朝二日酔いでやってきたのは、阿蘇地方の山。アザミ類(左)咲き誇る場所を
歩いてみますが、いるのはやっぱりツマグロヒョウモン(右)ばかり。
一瞬だけオオウラギンっぽいのもいたんですが、この日も既にかなりの酷暑で
活性があがりすぎてるのか全然とまらないので確認すらできない(^_^;
ひょろひょろとタカトウダイ(左)が群生している場所もありました。
セリ系の花(右)もありましたが、こいつはなにものになるのかな?
大満開のカラスザンショウ(左)もなんともお見事でした。
クサフジの大群落(右)もあったのでワクワクしましたが期待のものは見つからず。
かわりにいいあんばいに色づき始めたミヤマアカネ(左)が御登場。
近くにはルリシジミ(右)もいました。ドキドキしながら追いかけちゃったのはヒミツ。
その後もしばらくうろうろしましたが、前日同様のどピーカンで暑すぎて
こりゃどうにもなりそうにないや、ということでもう1つの狙いの場所へ大移動。
しかし、移動してきたらなぜかそのあたりはかなりの曇天になったんです。
そのせいか、期待していたセミ類は全く声がしない(ToT)
しょうがないのでうろうろしながら、アサギマダラ(左)やらトビハムシ類(右)やらを撮影。
ハンショウヅルの若い実(左)も発見。伸びはじめの綿毛がいいねぇ。
あたりの笹には、コチャバネセセリの幼虫(右)も隠れていたりしました。
薄暗い場所でしたが、色鮮やかなイシサワオニグモ(左)も発見。
カシワの若い実(右)もなかなか可愛らしい雰囲気でした。
そうこうするうちに、狙いのキュウシュウエゾゼミをようやく発見したのですが、
高い枝先でバタバタ飛び回った挙句、1枚のシャッターも切れないまま逃亡(ToT)
そして、出逢いはそれっきりでした。おかしいなぁ、多産地のはずなのに。
しつこく周辺をウロウロすると、こんな場所でもサツマシジミ(左)が御登場。
笹薮の中を歩くと、ホソバシュロソウ(右)も咲いていたりしました。
そうこうするうちに、高い梢でエゾゼミかアカエゾゼミ?という声がし始めたので
散々探しましたが、こちらも結局さっぱり姿を見つけられずorz