なつかしの場でB〜発作的探索〜 15.5/24

この日もきわめて発作的な動き方となりました。
完全にこの日のスケジュールは何一つ決まってない状態だったもので、
なんとな〜く、お久しぶりの小網代にでも行こうかとボワンと考えていたけど
予報はあいにくの雨で、なおかつ南側ほど崩れるとの予報。
そういえば、長らくこの時期に歩いていないエリアがあったナァ、
ということで、懐かしいシリーズの続編ということで、こいつもお久しぶりの
鶴見川減流域を歩いてみることに。
普通に泉からのスタートも面白くないので、少しだけ流域境をまたいだ
あたりの水辺からスタートして、とりあえず無計画に思いついたコースを
ひたすら歩き回るという筋書きにしてみると、
時間配分とか大失敗だったし、思ったよりオオモノは出なかったけど、
あれこれとささやかな出逢いが続いて深く楽しい1日となったのでした(^-^)/

<1>鶴見川減流域周辺

  
さて、チョッとのんびりスタートで歩き始めると、さっそくナツノハナワラビ(左)を発見。
ヒメキマダラセセリ(右)も賑やかに飛び交っていたりします。

  
タカトウダイ(左)も勢い良く伸びていました。こんな背丈になるんだっけ。
あたりの葉上にお名前のわからないハバチ類(右)がいたけど可愛いのでパチリ。

  
なんか可愛いアザミ類(左)が咲いていました。時期的にノアザミだろうと思って遠目からしか
撮らんかったけど、後で見ると葉とかに妙に違和感があるような気も。
ゴマギ(右)もいい雰囲気に花盛りの株があったりします。

  
えらく近距離にガビチョウ(左)が登場したりしましたが、木影だったので暗くてブレブレ。
悔しいナァと思いつつ歩くと、不意に足元にフワリとアカシジミ(右)が御登場。

  
しかも、周辺の草地からは、次々とウラナミアカシジミも御登場されてかなり興奮。
しかし、いつの間にやら、ゼフの季節になったんですねぇ。

  
さらにウロウロすると、アカシジミ(左)も次々御登場。今年も豊作なのか?
水辺にはウキヤガラ(右)もいい雰囲気に咲いていたりしました。

  
あたりをあるくと、さらにウラナミアカシジミ(左)が何匹か登場。マジで多いナァ。
ヒメキマダラセセリ(右)もいましたが、これはこれで色鮮やかできれいですナァ。

  
あたりにメギ類(左)があったので数枚だけ撮ったのですが、後でよく見ると
これは葉柄が長いし、オオバメギでいいのかな。だとしたら超お久しぶりだったな(^^;
良く見ると派手な模様のクロスジノメイガ(右)なんかも見つかったりします。

  
林の中で見つけて気になったのはこちらのテンナンショウ類。
この辺りに普通にあるカントウマムシグサとは雰囲気が違い過ぎるんだけど、
葉っぱより花がずっと低いというのはヒロハテンナンショウ系?わけわかんねぇな(笑

  
花のアップ(左)も1枚。これだけみると普通のカントウマムシグサっぽいけどね。
林の中を歩くと、これまた驚くくらい大満開のナルコユリ(右)なんかも発見。

  
薄暗い場所でしたが、モモアカハラナガハナアブ(左)にも遭遇。これまたおもろい配色で。
えらく大株のタマノカンアオイ(右)もあったけど、花はほぼ終わってる感じ。

  
マメガキの花(左)なんぞ見つつ歩くと、水辺にイチョウウキゴケ(右)も発見。
でも期待していたあたりのトンボは全く見つからず。むぅ、時期が少し遅かったかな?

  
水辺を見ると、コウモリガ(左)が溺れていたので救出してみたりとか。
そういえばお久しぶりのルリニワゼキショウ(右)なんかにも逢えました。

  
せっかくなので保護エリアをのぞくと、今年も花を見に行きそびれたホシザクラ(左)
があったので葉っぱだけでもとパチリ。咲きかけのミゾコウジュ(右)もありました。

  
サンショウモの若い株(左)はなんかえらく可愛らしい雰囲気でした。
びっくりしたのは最近見つかった新種のハチオウジアザミ(右)が植えてあったこと。
これ、自生地は見にいけない場所なんですよね。一度花の時期に再訪してみようかナァ。

  
これまた配色の面白いフタホシオオノミハムシ(左)なんかにも逢えました。
辺りを歩くと、のんびり日光浴をしているヒカゲチョウ(右)なんかもいました。

  
歩いていると、ふわりと足元に降りてきたのは、これまたお久しぶりの
アカボシゴマダラ。この時期はもう春型じゃないのね、というのが少々ビックリでした。

  
桑の枝上でのんびりくつろいでいるアオダイショウ(左)にも逢えました。なにやってんの。
お次の場所へ移動しようとしたら、ムクロジの花(右)も見つかったりしました。

  
流域境を越えて歩いてくと、道端では満開のニラ(左)を発見。この花火感、好きなんですよねぇ。
林の中を歩くと、ここでもいきなりアカシジミ(右)が舞い降りてきたりします。

  
結構ビックリしたのは、湿地の一面に群生していたタニソバ。
私がいた頃には見た記憶がないんですが、環境整備の中で復活してきたのかな?

  
マドガ(左)もフワリと登場したりしました。小さいのに派手で可愛いですよね。
あたりには美味そうな雰囲気のモミジイチゴの実(右)も見つかります。

  
ちょっと終わりかけでしたが、オカタツナミソウ(左)もパラパラと見られました。
ニホンカワトンボ(右)もフワフワと飛んでいて、実にいい感じ。

  
谷間の浅い水辺を見ていると、ふわりと登場したのはなんとコサナエ♀。
いやぁ、最近出てるとは聞いていたけど、自分の目で見るとかなり興奮しました。
昔この辺りにいた頃にはかなり探したけど見つけられなかったんですよねぇ。


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