さて、ふらふらと歩き続けると、ここでもウラナミアカシジミ(左)がひょっこり御登場。
かなり大き目のシュレーゲルアオガエル(右)も葉上に鎮座されていました。

　　
お久しぶりのヒトツメカギバ幼虫(左)にも遭遇。薄暗くてテキト−なショットになったけど。
さらに歩き回ると、先ほど以上にたっぷりと実をつけたモミジイチゴ(右)も発見。

　　
小さな水辺には、一面にエゴの花が浮いて(左)いて、ちょっと有限な雰囲気がありました。
コサナエ♂(右)も登場したのですが、近づこうとして足を滑らせちまってブレたワンショットのみに…

　　
かわりに登場したのは。クロスジギンヤンマの♀。
ちょっと落ち着かない感じでしたが、手近な距離での産卵も何回か披露いただけました。

　　
笑ったのは、ス〜ッと水辺から顔を出したヤマガカシ(左)がクロスジギンヤンマを
襲おうとしたこと。いや、君的には美味しくないと思うんだよな。
水の中を良く見ると、シャジクモ類(右)もぱらぱらと生えていたりしました。

　　
さらに次に遭遇したのは、産卵中の♀を空中警護しているシオヤトンボ。
結構ホバリングしてたので、なんとか飛びモノもＧＥＴできて少々嬉しかったりとか。

　　
なんかえらくアザミ類が群生している場所(左)もありました。これまたお見事で。
近くには、これまたいい感じのナルコユリの群落(右)なんかもありました。

　　
湿地にはアゼナルコ(左)なんかもいい雰囲気に茂っていました。
なんか面白げなアブ類(右)もいましたが、キンイロアブであってるのかな？

　　
別の場所でもウラナミアカシジミ(左)が再び御登場。本当に多いナァ。
風にあおられたときに、翅表(右)が少しだけチラ見えしたのが結構嬉しかったりとか。

　　
これでもかってくらい大満開のウツギ(左)も見つかりました。こりゃ豪勢。
すっかり盛りを過ぎたホオノキ(右)なんかもまだしぶとく咲いています。

　　
そこでみつけたのは、こちらのハチ類。最初は交尾個体にちょっかい出してる個体が
いるのかと思ったんですが、撮影してると、３匹が３方向に引っ張り合いながら
逃げようともがき始めたんです。これ、３匹繋がってたと思うんですが、一体どういう状況？

　　
結構驚いたのは、フワリト登場したウラゴマダラシジミ。もう出てるんだ！
チョッとこの時強風が吹いていて、数枚撮っただけでどこかに飛ばされてったのが残念ですが…

　　
あたりには、こんな感じの大満開のイボタノキがぱらぱらとありました。
思わずイボタガの幼虫を探しましたが、少し時期的に遅かったご様子。しばらく逢えてないナァ。

　　
さて、谷を歩くと、ふわりとヤマサナエ(左)が御登場。
オレンジ色の翅が鮮やかなニホンカワトンボ♂(右)も飛び交っています。

　　
フワリと飛んで葉影に隠れたのは、お久しぶりのリンゴカミキリ(左)。
あたりにはこちらもお久しぶりのラミーカミキリ(右)なんかも見つかったりします。

　　
小さな沢沿いを歩くと、すっげぇ御立派なサイハイランの群落があってビックリ仰天。
しかもちょうど花盛りなタイミングで、こりゃぁ眼福ってヤツですな。

　　
川沿いの道に戻ると、ニホンカワトンボ(左)が大量に飛び交ってました。
中には翅の白濁部がやたら目立つハンパな色合いの個体(右)もいたりとか。

　　
ツマグロヒョウモン(左)も普通に飛び交ってました。増えてんよナァ。
まだまだいい感じのホオノキ(右)なんかも見つかったりします。

　　
なんだか大量のアリ類がわらわらと動き回っているところにも遭遇。
トビイロケアリあたりかな？いったいなにがあったんだろう？

　　
水田地帯では防鳥ネットから出れずに困っているヤマサナエ(左)を発見。
あたりにはカルガモ(右)が何羽もチョロチョロしていたりします。

　　
小さな流れ沿いを歩くと、ヤマサナエ(左)がかなり多数。他の種類は混じらなかったけど。
林の中ではウグイスカグラの可愛い実(右)も多数見つかりました。

　　
ヤマユリの新葉と実の跡(左)なんぞ見つつ歩くと、ここでもヤマサナエ(右)が
大量に御登場。でも期待していたいくつかの花は見つけることができず。

　　
こちらもお久しぶりなのですごく期待していたヒロハカワラサイコは
残念ながら少し時期が遅かったようで花がほとんど終わってました。むむ、難しいもんだ。
その後別の谷にも足を伸ばしましたが、のんびり歩き過ぎたもので、
この頃には日没直前になっててそれ以上の成果もなく終幕、となったのでした。

というわけで、なんか不思議な動き方でしたがかなり楽しめた１日となりました。
歩き回った割にはこれぞという大成果があったわけではなかったですし、
ひそかに狙っていたトンボ系もコサナエくらいしかヒットがなかったんですけど、
なんというか懐かしい自然を歩けてなんだか妙に嬉しかった感じ。
何より一番ビックリしたのは、「鶴見川源流ネットワーク」の活動によって、
昔は茂り過ぎて歩けなかった谷が、かなりいい環境になっていたこと。
今回歩いたルートの大半は以前は歩けなかったコースですから、本当にスゴい。
観察会とかもありますので、興味のある方は源流ネットのホームページをチェックして下さい☆
てなわけで、いろいろと感動しながら歩き回ったようなわけですが、
後で冷静に考えてみると９時間くらい歩きまくってわけでして、
帰りの新幹線ではもののミゴトに爆睡しまくったのでした。ふむ、ちぃとは痩せたかな？

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