コオロギ方面は諦めて引き上げようとすると、石垣にカラスノゴマ(左)を発見。
おもいついてアップ(右)で撮ると、これはこれで面白い花ですよね。

　　
池には気の早いヒドリガモ(左)も飛来していました。あとは林縁で
実にお久しぶりのシンミズヒキ(右)なんて見たあたりで再び場所を変えることに。

　　
お次に訪れたため池では、ボロでしたがガガブタ(左)がパラパラさいてましたが、
トンボの方は驚いたことに、クモの巣にかかったギンヤンマ(右)が１匹だけ（＾＾；

　　
ふとヨコヅナサシガメの幼虫(左)が大量に集まっている場所があったので
覗き込んでみるとちょうど脱皮中の個体(右)なんかも発見。脱皮直後は赤いんだよね。

　　
あたりには大量のワレモコウ(左)がなかなかお見事でしたが、当然ながら
ゴマシジミがいるわけもなく、オオチャバネセセリ(右)が登場するばかり。

　　
さらに場所を変えると、ツルボ(左)がゴチャッと咲いていたり、
オミナエシ(右)が実にいい雰囲気をかもしていたりします。

　　
湿地の中にはゴマクサ(左)もアチコチに咲いていましたし、
実にお久しぶりにお逢いするヒメナエ(右)も少数だけ発見。

　　
期待していたミズトラノオも、まぁまぁいい感じに咲いている場所がありました。
以前大群生していたあたりは、環境が変わったのかほとんどなくなってましたが…

　　
ミズトラノオで吸密するキチョウ(左)なんてのもなかなか絵になりますねぇ。
んで、ここらで怪しい影があったと思ったら、中途半端な色合いのショウジョウトンボ(右)。
いや、期待していた珍品アカネはともかく、ナツアカネくらいいないものかね。

　　
さらにうろうろすると壮大な感じのオオケタデ(左)を発見。
こんな薄ら暗いのに、なぜかキチョウの集団吸水(右)が見れたのはちょっと謎。

　　
よくよくみると、湿地の中には繊細な感じのヒメミクリ(左)も咲いていました。
ここらでようやく、林縁に潜むノシメトンボ(右)を発見。
ノシメ１匹で喜んだのって、なんとも珍しい経験だと思いますよ、マジで。

　　
なぜかカボチャ？(左)がポツリと咲いていたりも。何でこんな場所に?
ヒメハラナガツチバチ(右)なんかは既に完全に睡眠体勢だったりします。

　　
キバナノマツバニンジン(左)も辛うじて咲き残っていましたし、ハイメドハギ(右)も
あったり、しましたが、歩き回れどトンボがいない。なんせなんもいないんです。

　　
かなり粘ってようやくアオイトトンボ(左)と、マイコアカネ(右)を
発見したあたりで、かなり日も傾いてきたのでギブアップ。
いや、播磨ならではのトンボを見る予定だったんですが、大誤算だったなぁ（＾＾；

　　
んで、所用を済ました後で、せっかくなので灯火巡りにいくと、
ボロボロのキシタミドリヤガ(左)やら、極小サイズだけと面白いシャクガ類？(右)屋らを発見。

　　
カラスヨトウ類(左)も転がっていました。キイロスズメバチ(右)も
なぜかのんびりしてましたが、いつも見る個体より色が鮮やかなような気が？

　　
さらに歩いていくと、お久しぶりのジョナスキシタバ(左)が登場！
しつこく追いかけていると、下翅(右)もご披露いただきました。ラッキ〜！

　　
ご立派なヤママユガ(左)もご登場。まだまだ元気なのね。
あたりではシロスジカラスヨトウ(右)なんかもご登場。

　　
さらに調子に乗ってうろつくと、ムラサキトビケラ(左)が見つかったりもしました。
近くには枯れ枝モドキのツマアカシャチホコ(右)も隠れていたりとか。

　　
早くもクスサンが数匹登場していました。もう秋の気配濃厚ですねぇ〜。
でん、ツンツンして下翅のメダマ模様の見えてるショットを撮って遊んだあたりで
かなりいい時間になったので、この日の挑戦は終幕としたのでした。

というわけで、なんかハンパな展開の１日でした。
まぁ、雨の予報だったのが、曇天＋寒空ながら、
あちこちウロウロしまくってる間ずっと崩れなかっただけでモウケもんですが、
結局主眼のアカネ類は飛来種どころか、面白そうなもの全滅、というか
都合３種を１匹ずつ見ただけですモンねぇ。何が悪かったんだか。
（曇天だと思いたいんだが日頃の行いだったりするのだろうか）
あと、コオロギ系の挑戦は、結局は捕獲してジックリ見ないとわからんぞ、
というごく当たり前のことを痛感しただけでしたし。次はがんばるぞっと。
ま、よくよく考えてみれば、無計画＆悪天な条件でも
アレコレ探せばなにかしら面白い成果があるのが播磨の魅力なのかな？
今年は見損ねているものも多いし、まだまだバッタ系・コオロギ系は
地元で何とか見つけたいものも多いから、
シーズンオフになるまでの間、まだまだ何度もがんばりますゾッと☆

次⇒

topへ⇒