全然あたらぬ日〜播磨無駄足旅〜 14.9/20
この日は、夕刻から所用があったのもあって、うろうろと播磨巡りに。
天気予報がかなり芳しくなかったので、雨も覚悟しつつ
そろそろいい時期なので、あれこれアカネ方面の状況でも
視察しておくか、というあたりに主眼を置いての探索でしたが、
幸いにも雨は降らなかったものの、なんか妙に薄ら寒くって
結論としてはほとんどアカネ類を見ないという寂しすぎるオチに(^^;
悔し紛れにかなりしつこくアチコチうろついたので
写真点数ばかり多い、そんな無駄足な感じの1日でした(T_T)
<1>播磨地方各所 |
さて、まずやってきたのは狙いをつけていたため池の縁。
歩くとハッカ(左)が大群生していたり、まだ幼虫のエンマコオロギ(右)がいたりします。
ミニサイズだけどなんか面白そうな蛾(左)も発見。名前なんだっけなぁ。
オオチャバネセセリ(右)もまだ新鮮な個体がウロウロしてました。
歩き始めると、アジアイトトンボ(左)がご登場。
一応希少種のはずのカヤコオロギ(右)は今回も掃いて捨てるほど見つかります。
マユタテアカネ(左)も登場しましたが…結局午前中に見たアカネはこの1匹だけだったなぁ(笑
あとは、アオイトトンボ(右)が何匹もふわふわと飛び回っていたくらい。
すぐに逃げられちゃったけど、この池では初のムスジイトトンボ(左)が見れたのは大成果♪
あとは、可愛い模様のマダラミズメイガ(右)なんかがいた程度。
さらに探索範囲を広げると、なかなかかわいらしい感じのイタドリ(左)や、
大満開のアザミ類(右)が見つかります。アザミの方はノアザミの咲き戻しかな?
なぜかナミアゲハ(左)がのんびりと草地にたたずんでいたりもしました。
すっかり実になっていましたが、コゴメバオトギリ(右)も群生していました。
草地の中にはイヌセンブリ(左)も花芽をつけ始めていました。
こちらも花芽だったけどすごい群生していてわくわくしたのは、ヤマラッキョウ(右)。
ヒメシロネ(左)はちょうど満開な感じで実にいい雰囲気でしたし、
シロバナサクラタデ(右)もステキでした。季節ごとに楽しめる場所ですなぁ。
しかしその後もウロウロすれどもさっぱり成果がないので大きく移動することに。
お次にやってきた場所では、さっそく大柄なコオロギ類(左)を発見するも…
うわぁ、コオロギ類のメスって識別わかんねぇ、と再認識できただけ(笑
あたりにはクマゼミの死骸(右)がゴロゴロ落ちてました。
センニンソウ(左)も咲き残りって感じで、季節の移ろいを強烈に感じたり。
花壇の花では、動けなくなっているキオビツチバチ(右)を発見。
林のヘリに転がっていた木材をひっくり返すと、転がり出てきたのがこちら。
最初はタワヤモリか!と大興奮しましたが、よくよく見るとニホンヤモリみたいですね。
こんな場所にいるんだ、というのがちょっとビックリでしたが。
別の木材をひっくり返すと、羽化中のマダラカマドウマ(左)を発見。ありゃ失礼。
あたりにはハリママイマイ?(右)も見つかりましたが、それ以外にゲジゲジやムカデが
大量に転がり出てきて辟易してみたり。まぁ、しょうがないやねぇ。
さて、がんばってあたりをあさるとコオロギ類は次々出るんですが…
えとこれだとどちらもモリオカメコオロギでいいんだろうか。予想以上に難しい(^^;
さらに粘ると巨大なアシダカグモ(左)やら巨大なヤマナメクジ(右)も見つかりました。
ここで悔しかったのは、ひょろりと出てきたヒナカマキリ。興奮したんだけどカメラ向けたら
逃げちまってそれっきり二度と登場せず。兵庫産は初見だったのにぃ…
ご立派なアオズムカデ(左)も何度もご登場されました。
あとはモリオカメコオロギ(右)を何度か見つけたくらいで成果なくギブアップ。
さらに場所を変えてせっせとコオロギ探しに励むも、なかなか成果なし。
ちょうど草刈した草が積み上げてあって、ひっくり返すと大量に出現するんですが、
ツヅレサセコオロギ(左)やら、モリオカメコオロギ(右)やらばかり。
大き目のツヅレサセコオロギ(左)は、よく見ると左翅が羽化不全でした。
ジックリ撮影するのはすごく久しぶりのミイデラゴミムシ(右)もご登場。
大きくてあまり見慣れない個体が出てきたので、こちらが狙いのクチガナコオロギかと
期待したものの、調べるとやっぱりツヅレサセコオロギで、本命は空振。難しいもんだ(^^;