道北35Hトライアル@〜雲間の大雪〜 14.6/28
  
<3>大雪山周辺 つづき

  
オガラバナ?という感じの樹(左)も発見。これまたにぎやかやな。
コンロンソウ(右)もまだいい感じに花盛りだったりします。

  
岩場にはなんか独特な感じのシダ類(左)発見。お名前は?
あたりにはハナゼキショウ(右)もパラパラと見つかったりします。

  
あとはカラマツソウ(左)やら、花芽をつけ始めているオニシモツケ(右)
などをみたあとで、いそいそと本日のお宿方面へ。

  
宿の近くでうろうろしていると、えらく蛾の多いエリアがあることに気づきます。
まずはシロモンアツバ(左)と、マダラキヨトウ?(右)なんぞ。

  
なぜかキイロスズメバチ(左)が地面でバタバタしていたりもしました。
ピンク色のある面白げな蛾の死骸(右)もありましたが、こちらはお名前不明…
#いろいろ調べてみると右はオオマエベニトガリバみたいです。

  
調子に乗ってうろうろすると、ウスオビカギバ(左)も発見。
小枝のきれっぱしモドキ、ハネモンリンガ(右)も見つかります。

  
さらに、なんとカトカラ類までご登場!
北海道ならではの種類かな、と妄想していましたが、どうも調べてみると
地元にもいるアサマキシタバっぽい感じ。でもやっぱテンション上がるねぇ♪

  
そんなこんなで遊んでるうちに、本日お世話になる「ペンション山の上」(左)に到着。
中に入ると、よだれの出そうな写真の数々(右)が飾ってあってしばし見惚れたりとか。
その後、TODさん&Ashさん、一寸野虫さんと合流して、今までの成果をお聞きしたら
これがもうヨダレだらだら状態のスバらしさで、感心することしきり。いやはやサスガ。
嬉しいことに明日は、既に見つけられているスペシャルポイントをあちこち
引き回していただけるということになって早くもワクワクがとまらない状態に突入♪

  
んで、このメンバーだから、飯食ったら当然のごとく外灯巡りに。
大量の「柿の種」ことキマエクロホソバ(左)が沸くほど飛び回る中、
ひっそりとヒサゴスズメ(右)が隠れていたりします。

  
羽をピンと立てたシャクガ類(左)もいましたが、翅裏じゃ同定できないなぁ。
もふもふに可愛い感じのアカハラゴマダラヒトリ(右)も多数いました。

  
和風美のあるキンオビナミシャク(左)もご登場。
地味ながら実に味のある模様の蛾(右)もいたけど、こちらはお名前わからず。

  
これまたちょいと面白い模様のミミモンエダシャク(左)やら、
無駄にフクザツなシロクロ模様の面白いキタキバラケンモン(右)もいます。

  
あとは、シロジマシャチホコ(左)やら、ミスジシロエダシャク(右)やら
見て楽しんだ後で、明日も早いし、ということで早々に引き上げたのですが、
ちょいとジュースを買おうと降りた時に、宿のご主人が常連客とディープすぎる
生きもの談義をしているのに遭遇して、しばらくそのまま延々と歓談することに。
鳥やら獣やらのスゴすぎる話が、ホンマに楽しかった〜♪

  
んで、ついでに再度外灯をまわると、カトカラ類(左)を発見。
う、さっきのアサマとは種類が違いそうだけど…え〜となにもんだろう?
ケンモン系かな?という面白げな蛾(右)もいたけどお名前わからず。

  
何度見ても奇天烈な模様のオオモクメシャチホコ(左)なんぞ見て遊んでいると、
近くにエゾキツネ(右)が堂々とやってきたのでビックリ仰天!

  
人馴れしまくっているようで、まわりでちょこんと待機したりしては
合間を縫って蛾を食べてました。なんか堂々としていて面白いなぁ〜

  
さらにうろちょろすると、カトカラ類(左)が少し増えてきました。これはアサマかな?
えらく巨大なカラフトオオモモブトハバチ(右)もいましたが、こんな時間になにしてんの?

  
しつこくうろうろして、樹をゆすったりすると、リンゴドクガ(左)やら
クビワシャチホコ(右)やらがパラパラと落ちてきたりします。

  
無駄に派手なマダラツマキリヨトウ(左)も発見。この類はこいつしか見れないなぁ。
なんか面白げなマイマイガ系?(右)もいたけど、

  
さて、せっかくなのでカトカラ系をと粘ると、まずはおそらくアサマキシタバ、というのが
数頭ご登場。けっこうおとなしく後翅見せてくれるのも嬉しいねぇ。

  
こちらがイマイチよくわからず。色合いは明らかに違うし、白紋もないけど
コガタキシタバでもなさそうだし…だれかこっそり教えてくださ〜い♪

  
色鮮やかなシラホシヨトウ?(左)も見つかったり、なかなかの成果に大満足♪
まだモシャモシャと蛾を食べているキタキツネ(右)を後にして、
今度こそ引き上げて深い夢の中に沈み込んだのでした。

というわけで、なかなかディープな1日でした。
後で聞くと、午後からは山の方は雨の予報(!)に変わっていたそうで、
そうとはしらずにのうのうと山麓まで来て、あげくのハテに
おっちゃんにだまされ(?)てうっかり登ってしまったわけですが、
なんとか3種とも辛うじて見れたんだから嬉しい限り。
途中の雪渓はかなりビビりましたが、それをのぞくとコース自体は
そんなにハードでもなかったし、またカラフトルリシジミの見れる時期に
再挑戦しなきゃいけませんなぁ。
その後の蛾三昧もなかなか楽しかったし、キツネも可愛かったし、
ご主人とのディープな話も大変楽しかったし大満足☆
次回は時間をたっぷりとって、のんびり遊びまわりたいもので(>_<)


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