北海道大遠征@〜晴れ間に遊ぶ〜 14.5/24

この週末は前々から企画していた一大イベント。アポイ突撃ツアーです♪
なんでイキナリ?と言われると解説に困りますが、いつものメンバーで
初夏の北海道旅を企画するる中のスピンアウトプログラムみたいな感じで
せっかくだからこっちも行っときます?みたいな(笑
というわけで、天気予報に一抹の不安を抱えながら、
一足先に北海道入りされていた「相模の国の自然スケッチ」の一寸野虫さんと
金曜の夜に空港で合流して、いざ出陣という次第。
まだ北海道的普通種にも撮りコボシが多いのに、いきなり最難関種
なんてのも無謀なハナシですが、こういうのはタイミングですからね♪
初日は天気が怪しいので本命ではなくサブからの挑戦となりましたが
それが功を奏して、なかなか盛りだくさんの1日となったのでした(^-^)

<1>帯広地方各地

今回の旅は、前哨戦がスゴい事態でしてへろへろスタートになったので前書きから(^^;
思ったよりも早めにあがれて、時間も十分にあったもので
帰りの楽なポイントまで車で行っておこう、と余裕をみせたのがバカで
道中でお約束どおりの事故渋滞にどっぷりハマったんですヨ(笑
しょうがないのでなんとか途中でバイパスを降りて最寄り駅に行き、
車を駐車場に放り込んでそのまま電車で向かうことにしたのですが
計算すると空港最寄り駅到着はフライト15分前(ToT)
ある程度予想していたので、渋滞中に車の中で荷物を徹底的に減らし、
駅から空港まで突っ走れるようにはしていたのですが
15分前って既にゲートくぐってなきゃいけない時間じゃんか、
ということで駅についてからはカールスイス並みの猛ダッシュで全力疾走し
係員の方に謝り倒してなんとか乗ったものの、その時点で体力気力残値ゼロ…
ま、初めがトラブルと後にラッキーが付いてくるという経験則があるので
むしろこれでいろいろ可能性が高まったかな、と思いながらの到着でした(笑

  
というわけで、へろへろで到着した宿には、りっぱな地形図(左)があって
しばらく見惚れてしまったり。こりゃ面白いエリアですなぁ。
んで、早朝からアポイ岳(右)を見ますが、分厚い雲で覆われていて期待薄。

  
さて、5時前に目が覚めて寝れなくなったので(遠足の子供状態)、
あたりをうろうろすると、なんか面白げなヤマガラジ(左)がやたらめったら多数。
グミの類(右)もありましたが、北海道だとなんて種類があるんだろう?

  
すげぇ笑ったのは、小さな湿地を見つけて、トンボのヤゴでもいないか、と
覗き込んだら、なぜか水面に浮かんでいた容器の中にヤゴ(左)が鎮座していたこと。
あまりきっちり撮れなかったけど、これはヨツボシトンボかな?
あたりにはなんかかわいらしい蛾の幼虫(右)も発見。

  
オオヤマザクラ?(左)も咲いていました。こんな場所の桜はなにがなんだか。
宿の周りには八重咲きのツツジ類(右)も植え込んであってなかなか面白い感じ。

  
ノハラムラサキ(左)もあちこちに群生していました。小さいながら可憐だね。
おどろいたのは、なんかえらく近距離に登場したウグイス(右)。北海道はおおらかなのか?
んで、この後で一寸野虫さんと相談した結果、アポイは天気がNGっぽいので
少し離れているけど帯広方面に挑戦しようという計画に。

  
さて、大移動してやって来るはホソバノキリンソウの群生する岩場(左)。
歩き始めると、崖の上の方でミヤマカラスシジミ(右)が吸蜜していたりします。

  
少し歩くと、すぐに憧れのジョウザンシジミ(左)が登場して、もう大感激!
セーター柄といいたくなるような網目模様がなんともいえずきれいですねぇ。
近くには、こちらも北海道特産種のヒラタシデムシ(右)もご登場。

  
エゾスジグロシロチョウ(左)もふわふわと飛んでいました。
崖のホソバノキリンソウ(右)をよくよくみると、花芽のつきかけた株も発見。

  
崖の少し高い場所にはヤマハナソウ(左)も発見。もちっとまじめに撮りゃよかった。
ジョウザンシジミ(右)もふわりふわりと次々と登場します。

  
ピカピカのジョウザンシジミが飛んできたので、裏面(左)、表面(右)と
続けてバシバシと連写。いやぁ、きれい。これだけでもう来た甲斐あるわ。

  
崖にはあちこちでエゾカワラナデシコ(左)が満開でした。
地元では春先の虫、カツオゾウムシ(右)がまだやたら多いのもビックリ。

  
タンポポで吸蜜しているジョウザンシジミ(左)を撮っていると、ふわりとサカハチチョウ(右)が
ご登場。恥ずかしながら、現地ではアカマダラと勘違いして大騒ぎしたり(^^;

  
マツヨイセンノウでいいのだろうか? 面白げな大柄なマンテマ類も発見。
この手の花を見ると、深山に来たなぁという気がしますよね。

  
ミヤマハタザオ(左)もパラパラ咲いていました。
さすがに少々ぼろでしたが、ふわりとクジャクチョウ(右)もご登場。

  
ジョウザンシジミは数が多くて次々と登場しますが、天気がいいからか
すぐにぱっかり御開帳。表面もきれいだけど裏面撮るチャンスが少ないなぁ。

  
クジャクチョウ(左)も何度求んできてサービスしてくれました。
ちょっとビックリしたのは、近くに下りてきたルリシジミ(右)。
裏面がほとんど真っ白といいたくなるくらい斑紋が白いんです。面白い。

  
エゾスジグロシロチョウも何度もふわふわご登場。
このあたりはヤマトはいなくてエゾだけなので悩まなくていいのがいいね。

  
さらにうろうろしていると、アカツメクサで吸蜜中のジョウザンシジミ(左)も発見。
残念ながら遠目の1枚で逃げられたけど、近くの岩上(右)に飛来したのでそちらでもパチリ。

  
あたりの葉上にはマルハナバチ類(左)も鎮座していました。名前は何だろう?
エゾカワラナデシコ(右)も手近な場所に咲いていたので花のアップを1まいパチリ。

  
ジョウザンシジミはその後もチラホラと登場したので、V字開翅(左)やら、
翅裏のドアップ(右)やらも撮れて、なかなか楽しい感じでした♪


次へ⇒

topへ⇒