<2>某離島各所 つづき 5/17 |
チョコチョコと動き回るムギマキを必死で狙いますが、デジスコで狙うにはなかなか難儀。
せっかくなので翼の模様が撮りたいのにほとんど正面顔ばっかだし…
ここで笑ってしまったのは、周囲でずっと粘っていたらしき
ご年配の方々が揃って「マミジロキビタキが出てる」と話ていたこと。
いや、違いますやん、とツッコミをいれたのだが、なかなか信じてもらえなかったり(^^;
その場所で大変素敵な情報を頂戴したのであわててすっとんでいくも、
狙いの場所にはひたすらキビタキ♀ばかり。しかもなんかえらくポーズつけてくれるし。
半ば諦めかけた時です。ふいに笹薮の中に茶色い影がご登場。
数ショットしか撮らせてくれませんでしたが、憧れのシマゴマだったので、もう大興奮!
再び粘っているとひょこっと出てきたのはルリビタキ♀。
どうしても冬鳥のイメージが強いので、この時期に見ると違和感ありますね(笑
待つほどに、再びシマゴマが登場。チョコチョコと動くのでデジスコではなかなか
難儀でしたが、何とか撮影成功。胸の鱗模様がなんともかわいいねぇ♪
石の上でも少しだけポーズをつけてくれたのでバシバシと撮影。
暗くてほとんどブレブレでしたが、数枚だけ悪くない感じに撮れてました♪
その後も粘れど、キビタキ♀(左)が出るばかりだったので、次に来た人に場所を譲って、
再び先ほどの道を歩くと、ムギマキ (右)がまだいたので正面顔をパチリ。
笑ってしまったというか呆れてしまったのは、先ほどの後で
某氏が指摘をしたらしく「偉い人が言ってたからマミジロじゃないみたい」
という言い方に変わっていましたこと。
私も知識のナイ方なので偉そうなことは言えませんが、
バードウォッチャーの聖地といわれるこの離島まではるばるやってきてるんだから、
なんというか、もうすこし“分かろうという姿勢”が要るんじゃないスかね?
そろそろ船の時間も間近になったので動こうとすると、すぐ近くにエゾビタキが再登場。
春に見るとやっぱり違和感満点。一瞬ムナフじゃないかと疑いましたがそんなわきゃない(笑
ヨタカ(左)は薄目を開けていましたが、結局それだけ。
あとは、めちゃ至近距離にムギマキ(右)がいたのでPowerShotで撮影して
大慌てで港まで走ることに。実働5.5Hはやっぱ無理あるなぁ(^^;
んで、帰りの船もかなり揺れまくったので、ほとんど何も撮れずにそのまま終了…
ついでなので日が沈むまでの間、近くの山間部をうろうろしてみますが、
ニシキゴロモ(左)がかろうじて1花あったのと、イカル(右)が飛んでた程度。
湿地に足を伸ばすと、あちこちにオドリコソウ(左)が多数。白花は久々かも。
コバノガマズミ(右)なんかもあちこちに咲いていました。
遠くになんか面白げな花(左)も発見。バイカウツギにしちゃ花数が多すぎ?
あたりにはパラパラとレンゲツツジ(右)も咲き始めてたりしました。
見惚れるイキオイだったのは、あちこちで大満開に咲いていたサワオグルマ。
ありふれた種類なんですけど、見るとなんだか嬉しくなるんですよね♪
思い付いて網を入れてみると、卵をごちゃっと背負ったオオコオイムシを発見。
卵をしょってない個体(左)も当然ながら多数発見。
んで、早くも極小サイズの幼虫(右)もごちゃっと撮れたのがビックリでした。
面白いなぁとお盛ったのは、水田の泥の中から大量に出てきた
極小サイズのドブシジミ(左)。あとはヨツメトビケラ(右)を撮ったあたりで
きれいに日没になったので帰路に着きましたが、日帰り往復1000kmはキツかった(>"<)!
<3>播磨地方各所 5/18 |
んで、翌日は諸事情でおとなしく自宅でお手伝いとやらをしてたのですが、
終わった後で、これまたしばらく足を伸ばせていなかった地元図書館に
顔を出しに行くと、ここでまたなんとも素敵な展示を発見。
わかるでしょうか?自然石にエアブラシで書かれたなんともリアルな生きものの数々。
なんともいえない魅力満点で、本当に惚れ惚れ。こりゃすごい♪
んで、実は作者がすぐ近所の方だったので二重にビックラ仰天。
こちらの作者ブログを見ると魅惑的な作品の数々にビックリですよ♪
→ 「新宮の森 西播磨チェンソーカービングクラブ」
さて、その後久しぶりの山に足を伸ばしてみると、なぜかばっさりと食い荒らされている
ムロウテンナンショウ(左)を発見。鹿ってこの手も食べるんですか?
あたりには数花でしたが、かわいいコミヤマスミレ(右)も咲いていました。
天下の珍品オチフジ(左)は、すっかり実になっていました。
あたりにはヒメレンゲ(右)もパラパラ咲き残りが見つかります。
久しぶりだったので道に迷いつつヤブ漕ぎして到着した場所では、
期待通りお久しぶりの大珍品セッピコテンナンショウにも逢うことができました。
まだ健在でいてくれて、本当に嬉しい限りだぞっと♪
特徴のある葉と花をセットで撮ろうとすると大変難しくて、すでに薄暗い中、
四苦八苦しつつがんばりますが、こんな程度。でも、今回の個体は
葉より花がずっと小さく、花は全体に濃い紫、葉の中央に白筋が入る、という
なんともものの見事に典型的な感じの個体で嬉しくなったり。
いつまでも末永くこの場所で咲き続けてくださいネ☆
その後、少し場所を変えて花盛りのイボタノキ(左)を見てきましたが、
なんか面白い形のアブ類(右)がいただけで、期待していたイボタガの幼虫は
さっぱり見つからず。ちょいと残念な〆になったのでした(笑
というわけで、なんともステキな週末でした。
いきなりの某離島は、やはり力一杯面白かったけど無謀すぎた感アリ(^^;
実働5.5Hはやっぱり短いし、鳥相手だとゴールデンタイムな
朝夕がないのがやっぱりつらい。
なによりも、時間がないと焦っちゃうので、ろくな撮影にならないし(笑
この日は島でお会いした知人に“ワタシが日帰りなんで明日大物が出るでしょう”
と予言して帰ったのですが、なんと翌日には、日本数例目のキバラムシクイが
登場したということで、日帰りしたのを激しく後悔したり(^^;
あと、とりあえず、なんといっても日帰り往復1000kmは
やっぱり相当キツくて、もう若くないのね、ということを改めて再感(笑
でも、翌日のステキなエアブラシアートもビックリでしたし、
お久しぶりの播磨の至宝、セッピコテンナンショウも嬉しい限りで、
やっぱ何が何でもアレコレ動き回るに限るな、という結論になったのでした。
これからも発作的直感で頑張っていこっと(^-^)