空っぽの与那国B〜涙の幕切れ〜 14.3/23
  
<2>与那国島各地 つづき

  
さらに場所を変えて水辺を歩くと、ゆらりとオオウナギ(左)が登場。
大興奮するも、水上からはまともに撮れるわけもなくて…
遠かったけど、なんか色鮮やかなボウズハゼ類(右)も発見。ナンヨウボウズハゼ?

  
一回り大きなボウズハゼ類もいたので、無理やり撮影してみると、辛うじて
見れる写真も数枚だけ取れました。種類は…ルリボウズハゼなのか?わからん…

  
さらに周辺をウロウロすると、ヒメジュウジナガカメムシ(左)が隠れていたりとか。
珍しく葉上で翅を広げているウスキシロチョウ(右)なんかも見かけました。

  
さらに場所を変えると、再びシロミズジに逢えました。でも、テリ張ってるのが
よりによってアンテナの受信機の上ってのが、どうにもこうにも絵にならんねぇ。

  
あたりでは3匹ほどがいるようで何度も追いかけ回っていましたが、
近場でテリ張ってくれる個体はどちらもちょいとボロ。むむ、少々残念。

  
ウラナミシジミ(左)もテリを張っていました。うん、キレイなんだけどね。
完品のきれいなシロミスジ(右)はちょっと遠くにとまるばかり。

  
あとは、少し高い場所のアマミウラナミシジミ(左)と、ちょいと大欠けした
ナミエシロチョウ(右)ってあたりで、どうにもしまりがないまま、昼前に。
とりあえずO氏を空港までお送りしてから、再度うろつくことにしたのですが…
なんつうか、この時点でどうしようか途方に暮れるくらい期待薄な状況で(^^;

  
とりあえず鳥方面に切り替えてみよう、ということでデジスコを出すも、
見つかるのはイソシギ(左)やら、シマアカモズ(右)ってトコ。

  
うろうろすると、草地の中にはヒルザキツキミソウ(左)やら、リュウキュウコスミレ(右)
なんかが咲いていたりしますが、面白そうな鳥はさっぱり見つからず。

  
ふと見上げると、すぐ近くの電信柱にサシバ(左)を発見。少し移動したので、
デジスコで狙って(右)みると、これはこれでいい雰囲気。

  
水辺をうろつくと、オオグチユゴイが悠然と泳いでいたので狙ってみますが、
やっぱ水上からはうまく撮れんね。水中機買うと荷物増えるしナァ。

  
メダカ風味の群れ(左)もいましたが、カダヤシなのか、グッピーなのか。
木影には交尾中のアカナガイトトンボ(右)も見つかりました。

  
あとはうろうろすると、アオモンイトトンボのまとまって活動しているエリアがあった
くらいで、やっぱりアオナガイトトンボは見つからず。あれが千載一遇のチャンスだったか…

  
場所を変えるとツルムラサキ(左)が咲いていたり、フタイロカミキリモドキ(右)が
いたりするくらい。山方面に行ってみても、ちょっと雲が出たら蝶とかまったくいないし。

  
諦めて山をおりていたら、すぐ側の林の中にキンバト発見!
何を思ったのかえらくのんびりした個体で、あまり逃げるそぶりもなかったので、
Powershotのテレコン無し+フラッシュ撮影でこんなのもGET成功♪
でもその後も林道をウロウロするも全く成果はなく、
今回はこんなもんか、と諦めつつ、飛行機の時間も迫ってきたので
最後にもう一度だけ水辺を見てから帰ろう、と思ったのですが
途中で道を間違えて東崎近くまで来たので、「冗談で最後に見ていくか」と
なんの気なしに車を進めてみたら……


え!マジで!オオチドリいるじゃん!それも2羽!
いや、初日から噂は聞いていたんですが、何度か見に行っても空振りだったのに、
最後の最後で出てくるとは、こいつは嬉しい想定外ですぜ(>_<)!

  
慌ててデジスコを取り出して狙うと、予想外に愛想もよく大興奮♪
そんな時に限って分厚い雲がかかって薄暗くなったのが残念ちょいとでしたが…

  
とりあえずきれいな夏羽の個体(左)を狙っていると、こっちも撮れとばかりに
幼鳥(右)もかなり近づいてきて、しばらくウハウハ状態。

  
何に警戒したのか、ひょいと首を上げる幼鳥(左)。いや、こっちを警戒しろよ。
思いっきり三脚を下げてローアングルで成鳥(右)を狙うと、脚の長さが際立つね。

  
その後も、成鳥(左)、幼鳥(右)とも全く逃げずに周辺をウロウロしてくれるので
思わずかなりの時間粘ってしまったのですが、なにげなくふと時計を見たら
飛行機の出発時刻まであと40分!
かなりパニックになりながら与那国ホンダまでレンタカーを戻しに走り、
大急ぎで荷物をまとめ、てんやわんやの幕引きとなりました(笑


なんとか無事に間に合って、いつものRACのプロペラ機で帰路へ。
当然ながら帰路の機内は一切の記憶がないくらいに爆睡したのでした(^^)

というわけで、最後に面白いラッキーはありましたが、
全体的に妙に疲れた旅となったのでした。
そのまま体調を崩したので、HPの更新は遅れに遅れた次第。
まぁ、フライング気味になるナァとは思いながらのスタートだったの
ですが、それでももうちょっとなにかあるとおもってたら
ヨナグニサンにもトンボにも鳥にも少し早く、さらに今年は
迷蝶方面がホンキでさっぱりということで、踏んだり蹴ったり。
それでもO氏と粘りまくって、爬虫類系等の成果があったからよかったかな?
ちなみ、この旅には、まださらに素晴らしいオチがついてまいりました。
翌日某所から、「昨日与那国でロクショウヒタキ出てたそうですね〜」という
その場で絶叫しそうなメールが届いたんです。てか、実際に叫びましたし(笑
ロクショウヒタキって、日本3例くらいしかない、メチャクチャきれいなアレですよね(ToT)。
それもちょうどその日はウロチョロしなかったエリアだったようで…
……まぁ、再訪する理由がもう1つ増えたということにしておこう。うんうん。


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