空っぽの与那国@〜極寒な幕開け〜 14.3/21
この3連休は、前々から企画していた遠征をぶち上げてきました。
そう、1年ぶりの最果ての地、与那国島への旅です。
昨年の挑戦時、少し前のタイミングだと超ウハウハだったのに、
私が行ったときは終盤で、かつ天気にも恵まれずイマイチな成果で(^^;
『次は3月の連休に行こう!』、と1年前から計画してた次第。
そこに、面白そうじゃん、とOさんも参戦されることになったのですが…
蓋を開けてみると、まさかの展開にビックラ仰天。
まぁ、実は各種ブログの報告などから薄々予想はしていたのですが、
予想以上に空っぽの、涙々な展開の旅となったのでした(笑
<1>与那国島各所 |
さて、朝一の便で関西を発ち、O氏と合流して乗り込んだ与那国島は…
初手から、えらいステキな大曇天(左)で、分かりやすく寒い。おい、ちょっと待て南の島。
さっそく水辺を歩いてみますが、スクミリンゴガイ(右)がみつかった程度。
あとは面白げなカワニナ類(左)がいた程度で、狙いのトンボどころか
虫が全くいない。この時点ではハエすら飛んでませんでしたorz
水中には大きなカワアナゴ類(右)がいましたが、フラッシュたいたら頭の辺りが
反射しちまって…これじゃなにかわからんですな。
さらに場所を変えると、オオムラサキシキブ(左)がかわいい実をつけていましたが、
あとは馬糞から生えているキノコ(右)があった程度。うむむ。
さらに場所を変えると、面白げなシイの仲間が満開に咲いていました。
場所が場所なんで大珍品かと思いましたが、これって普通のスダジイなのかな?
あとはクチナシ(左)がパラパラと咲いていたのと、クロミノオキナワスズメウリ(右)が
大満開に咲いていたくらいで、本当に何もいない。いないったらマジでいないんです。
悔し紛れにウロウロしていると、いい感じの実をつけたオキナワスズメウリ(左)を発見。
よくみると花(右)も咲いていましたが、実と比較すると妙に大きいのね。
マイマイ類(左)はいましたが、それ以外は極小サイズの蛾が飛んだくらい。
シャリンバイ(右)なんかも満開で、なかなかミゴトではあったんですけどね。
さらにウロウロすると、ギンネムの上にドクガ類の幼虫(左)がいたのと、ええ感じに
擬態しているシャクガ系幼虫(右)がいたくらい。こりゃど〜にもならんなぁ。
しょうがないので場所を変えて海岸沿いをウロウロすると、ホソバワダン(左)を発見。
ギシギシ類(右)もあったけど、これは帰化種かな?
ルリハコベ(左)は当然ながら全く花が開いていませんでした。そりゃそうだ。
あとは、こちらもお久しぶりのヤンバルツルハッカ(右)も発見。
崖地に向かうと、アチコチに勇壮なイリオモテアザミ(左)があって、
ヤエヤマスズコウジュ(右)もかなりの大群落が咲いていたりします。
んで、あっけなく再開できたのは珍品ヨナグニイソノギク。
けっこう危なっかしい崖に咲いていましたが、けっこう花盛りでイイ感じ。
というわけで、バシバシと大量にシャッターを切って大満悦。
昨年は超曇天+強風で散々でしたから、撮り直せて嬉しい限りですね♪
長命草ことボタンボウフウ(左)も咲いていましたし、ピンク色が
鮮やかなハマボッス(右)なんかも咲いていてなんとも嬉しい限り。
ま、裏返せば花しか撮るものなかった状況を如実にあらわしているわけでもありますが(笑
牧場では、マミジロタヒバリ(左)もいましたが、あまり近づかせてもらえず。
あとは、ソナレムグラ?(右)がパラパラと咲いていたりとか。
コキンバイザサ(左)もけっこう咲いていました、南国なイメージないのにね。
リュウキュウシロスミレ(右)もパラパラ咲いていましたが、それ以上の成果はなし。
場所を変えると、アオサギ&ダイサギ(左)の群れの中に、キレイに色づいた
アマサギ(右)が見つかったりとかも。期待していたカラシラサギはいなかったけど。
あたりをよくよくみると、タカブシギ(左)やら、オジロトウネン(右)やら
シギチも少しだけ発見。薄暗くてなかなか見つけかったですが、新兵器でバシバシ撮影。
ふと気付くと、車窓のすぐ側にタカブシギが1羽、何を思ったんだか
警戒心ゼロな感じでたたずんでいたので、PowerShot+テレコンでこのサイズで撮れたり。
でも全体にシギチも少ない雰囲気でした。うん、なにもかも空振りっぽい感じやね。