<2>関東某所 つづき |
ヨツハモガニの殻(左)もいくつか転がっていました。いい風情だね。
おもしろげな巻貝類(右)も多数。Oさんに名前を教わったんだけど、
アシヤガイと……もう1つはなんでしたっけ(^^;
#もう1つはネズミガイでした。Oさん、いつもサンクスです!
意外なくらいたくさん落ちていたのは、メダカラとチャイロキヌタ(左)。
一応タカラガイの仲間なんですが、たくさんいるものなのね。
あとは、エゾムラサキウニだっけ?ちょっとトゲのゴチャットしたウニ(右)も発見。
トコブシの殻上に面白い着生貝(左)がいましたが…なまえなんだっけ?
同じく付着式のシマメノウフネガイ(右)もいましたが、こちらは外来種。
なんかの鳥の嘴(左)が落ちてたりもしました。カモメ類かな?
ナツメガイ(右)も転がってたり、ささやかな発見が多くて面白い感じ。
んで、その後でEさんと合流し、満を持して夜の干潟に挑戦することに♪
歩き始めると、モミジガイ(左)がいくつか転がっていたり。
石をひっくり返すと、いきなりハオコゼ(右)がもぐりこんでたりもします。
生きているメダカラ(左)も見つかりましたし、これもいまやレアモノの
ミルクイの殻(右)も落ちていました。ちょっと古そうでしたけどね。
さて、意気込んででやってきたのは、1ねんぶりのウミサボテンに会いたかったから。
でも、Eさんが「こんなんはじめてだねぇ」と言うくらいの、すんごい大荒れで、
強風がひたすら吹き荒れ、波もすごくて、ウミサボテンはすんげぇ揺れまくり。
そんな状態でまともに撮影になるわけもなく、こんな超証拠写真が限界。
ホソウミエラ(左)もコレが限界でした。波荒すぎ、海にごりすぎ(ToT)
ここでEさんがアユの稚魚(右)を見つけてくれましたが、その後も
海は荒れ続けてどうにもならず、早々にギブアップ。
Oさんと分かれたあとは、Eさんと共に、某教授の新別荘に勝手におジャマし、
しばしのんびりと熱燗呑んで、たわいもない生きもの談義に花を咲かせたのでした♪
<4>小網代周辺 |
翌朝は、すっかり寝坊しての出動。転がっているボウシュウボラの貝殻(左)なんぞ
みた後で、Eさんが確保していたカニモリガイ(右)をバシバシと撮影。
同じく確保していた、色鮮やかなマナマコ(左)は、白バックで撮ったらすんげぇキレイ。
巨大なイシガニ(右)もいい雰囲気でした。朝の味噌汁に巣りゃよかったナァ。
さて、その後、Eさんと一緒に懐かしの小網代まで移動して、ヨットの間に浮かぶ
三浦富士(左)を堪能。うん、なんともいえぬ風情じゃ。
おひさしぶりの干潟と森の風景(右)は、なんか本当に嬉しくなる心地よさ。
許可をもらってオープン前の森をのぞく、木道(左)が整備されていて実にいい雰囲気。
一般公開も間近ですが、これだとのんびり歩けていいですよね。
昔は、ズボズボと歩いている間に靴がどこかにいくような泥深い湿地でしたけどねぇ。
おっと思ったのは、葉の上に不思議な模様(右)があったこと。これって単なるカビ?
さて、この日は、小網代で行われている管理作業に参加させてもらうということで、
森林の更新作業をしている現場(左)で、汗まみれになりながら伐採木の整理。
ひとしきり力作業をした後、昼飯時の青空(右)の気持ちイイことったら!
隙間時間で干潟をうろついてちょっと生きもの探し。でも、
不思議なクモ(左)やら、カワザンショウ類(右)くらいしか見つからず…
イシマキガイ(左)はごろごろいたんですけど、狙いの物件はやっぱりご不在。
昼飯後、ひたすら作業をした結果は、こちらのステキなカントリーヘッジ(右)。
うん、ちょっとばかりビーバーになった気持ちが味わえました。
さて、そんな作業をしているってぇと、意外な出会いもあったりします。
倒木の下から転がり出てきたのは、大量のノコギリクワガタの幼虫。
巨大なカブトムシの幼虫(左)もいくつも転がり出てきました。
最後に、なんとコクワガタ(右)まで出てきたのには、かなりビックラこきましたけど。
その後、カワウの大群と、その糞で真っ白になった森(左)という面白い光景を見てから
悠然と沈む夕陽(右)に送られながら帰路に着くことに。さすがに体のあちこち
ガタピシ言って、帰りの新幹線はたいへんよく熟睡できたのでした(笑
というわけで、妙に充実した3連休でした。
昔を懐かしんでばかりいちゃいけないんだよ、という声もありますが
でもやっぱりそういう時間もあってもいいですよね。
久しぶりの方々に、久しぶりの場所。
驚くくらい大きく変わったことと、驚くくらい変わってないこと。
昔から成長していない自分がちょっと恥ずかしくなったりもしつつ、
でも、不思議な嬉しさで満ちたステキな時間でした。
お世話になった皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m♪
ついついオオモノねらいで大遠征、とかやっちゃうけど
たまには、生きものメインじゃなくて、こんな感じののんびりとした
古巣巡りもいいもんだナァとつくづく実感。
またこんな感じでひょいと突然遊びに行くことも増えると思いますし、
その折には懐かしいサークルメンバーでの呑み会も勝手に主催しちゃい
たいと思いますので、皆々様方、今後ともドゾヨロシクです(>_<)!