祭りの隙間で〜半端短編合併〜 13.10/14&19

今回はすごく中途半端な合わせ技。週またぎの2本合併です。
実は10月第2週は、町内の隣地区の祭り、第3週は地元の祭りでして、
今回はいつもの地元の祭り(神輿担ぎ要員)だけでなく、隣地区のほうにも遊びに行ったので
それぞれ隙間時間での野外探索を短編2本合併技でご紹介。
間に別編が入っているのでちょっとわかりにくい合併方法ですが(笑
特に後者については、地元の図書館でのイベントに参加してきたのですが、
この図書館は高校生時代の創立時点からメチャクチャお世話になりっぱなしな上に、
小学校時代の同級生が勤めているので、一度はイベントにも参加しなきゃと思ってたのが
ようやく機会ができて嬉しい限り。ちょいとマニアックな内容だったけどネ(笑
祭り自体もスンゲェ楽しかったけど、隙間時間も楽しめて、なかなかエエ感じでした(^-^)

<1>10/14 播磨地方某所

  
この日は少し隙間時間ができたので、最近いい噂のある某池に挑戦。
クログワイ(左)が大群生する池の中には、キトンボ(右)が多数飛び交っています。

  
そこそこ近場でホバリングしてくれる個体もいたので、バシバシとAF連写。
少しは見れるものが撮れましたが、もっと寄って撮ってみたいナァ。

  
池の中を良く見ると、ヒドリガモを中心としたカモ類の混群がすでにご到着。
ヨシガモっぽいのもいたし、冬にカモ狙いできても面白そうな雰囲気やねぇ。

  
全然近づけなかったけど、タイワンウチワヤンマ(左)も見つかりました。
結構驚いたのは、こちらも近づけなかったけど、チョウトンボ(右)が何匹かいたこと。
夏のトンボのイメージが強かったけど、10月まで生き残ってるモンなんですね。

  
そろそろ時間もまずくなってきたので引き上げようか、と思うとサプライズが。
なんとこのあたりでは初見のオオキトンボが1匹だけいるじゃないですか!
狙いの迷アカネはみれなかったてけど、最後にいいものて大満足でした♪

  
祭りの後で夜にも少し時間がとれたので灯火巡りをしてみると、早くもヒメヤママユ(左)を
発見。一見フユシャク風の地味蛾(右)もいたけど、ナカウスエダシャクかな?

  
続いて見つけたのは、こちらも地味系シャクガ類(左)。ウスバミスジエダシャク?
ウコンカギバ(右)なんかもいますが、狙いの大物はやっぱり登場せず。

  
代わりに見つかったのは、ちょうお久しぶりのシロシタバ(左)。
つつくと下翅(右)も見せていただいて、こちらも満足の〆となったのでした♪

<1>10/19 たつの市周辺

  
1週間飛んで翌週は、地元図書館での「粘菌のふしぎ発見」というイベントに参加♪
名称を聞き忘れましたが、粘菌の子実体の乾燥標本(左)を見せていただいたあとで、
培養地で飼育している粘菌類(右)なんぞ見せてもらってから、野外にGO!

  
大満開のイヌホオズキ(左)なんぞ見つつ知覚の神社でうろうろすると、
さっそく枯れ枝の上にちょっと怪しい物体(右)を発見

  
そうこうするうちに見つかったのがこちら。うん、わかりやすい粘菌だな。
ちょいと生育不充分で、講師の方もはっきりと同定はできないみたいでしたけど。


  
ごそごそしていると、モリチャバネゴキブリの幼虫(左)がやたら多数。
モリオカメコオロギ(右)もぱらぱらと飛び出したりします。

  
意外なところでカネタタキ(左)も発見。ヒグラシの羽化殻(右)なんかも
見つかりますが、いかんいかん、どうも虫方面に走っちゃうナァ。

  
とおもっていると、真っ白な脱皮直後のゴキブリ類(左)を発見。現地では
モリチャバネかと思ってたら、前胸の形が違うんですね。ツチゴキブリとかかな?
あたりには、こちらもこひと雰囲気の違う幼虫(右)を発見。
ゴキブリも奥が深そうですが、なかなかじっくり見る機会ないもんなぁ。

  
ようやくなんかあったとおもったら、カビ類(左)だったり。難しいナァ。
不思議だったのは、こちらの物体(右)。なにものかすら分かりませんが、なんかの卵塊?

  
なかかわいらしいキノコ類(左)も御登場。いい雰囲気やネェ。
ようやく怪しいもの(右)があったら、キクラゲ類の幼体だったりとかいうオチも。

  
触覚のぶっといカメムシ類幼虫(左)もいましたし、雨上がりだったので
ハリママイマイ(右)もごそごそいたり。出逢いは多いが、粘菌はなかなか見つからん…

  
ついでなので地衣類(左)も撮ってみたり。この手も面白そうやねぇ。
図書館へ戻る途中では、浅い水路になぜか巨大なモクズガニ(右)がいたりもしました。

  
戻った後、朝っぱらの培養地をみると、粘菌の成長している姿(左)がみれて二度ビックリ。
他の参加者が神社でみつけた、クモノスホコリ(右)もついでにバシバシと撮影。

  
独特の形状を写すべく、クローズアップレンズ2枚重ねで四苦八苦してみますが、
やっぱり分かりやすい感じには撮れず。デジイチじゃなきゃやっぱりムリかナァ。

  
イベント終了後、講師の方の持参されていたシロジクキモジホコリ(左)と
フシアミホコリ(右)を撮影させていただいて、そのまま大急ぎで祭り方面へ直行♪
ちなみに、粘菌類の名前はうろ覚えなので間違っていたらご容赦を(^^;

というわけで、不思議なあわせ技掲載でした。
初日のアカネ狙いは、本命こそ外したけど面白い成果があったし、
図書館イベントでは、日ごろあまりにわからなすぎて放置していた粘菌類を見ることが
できたので、それぞれなかなかの成果だったかな、という感じ。
余談ながら、講師の方が、かつて佐用町昆虫館でお会いしたことのある方で、
この世界というのはヤッパリ狭いもんだなぁとあらためて実感した次第(笑
ま、でも、前々からの念願だった、「図書館のイベントに参加する」
というのが叶ってなによりだったかな?
いつかは、地元でプチ観察会なんてやってみたいなぁ、とか
書くとすぐにホンキにされそうなのが怖いトコ(笑
しかし、粘菌方面も結構面白そうだし、最近ちょっとバタバタしてるから
来年は地元に集中して、近場で面白いものを発掘する作戦にしようかナァ、
などとのうのうと考えている今日この頃。さてはてどうなりますかネ(^▽^;


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