イキナリ西表A〜徒労の幕切れ〜 13.7/28

この日、「イキナリ西表」第2日目。あと2日粘るO氏&弟子を残して
週末飛び込み参加の私的には最終日なワケです。
せっかく来たんだし、一つでも多く目標を撃破するぞ!ということで
かなり意気込んで、早朝から走り回りましたが・・・
予想外の嬉しい出会いはやっぱりたくさんあったものの
大本命の「八重山の珍品系トンボ」はやっぱり強敵だと実感(^^;
そして、この日もやっぱり「ド真夏日」がひたすら続き、
ちょっと雨が降ったら、よけい蒸し暑くて、なんというかもう
残高完全ゼロまで体力を絞りきられた、そんな幕引きとなったのでした。

<1>西表島各所

  
さて、夜がうっすらとあけはじめた頃(左)から、気合一発でドタバタと活動開始すると
最初に登場したのは、妙に小さなヤマトシジミ(右)。珍品かと思ったよ。

  
ヤエヤマクマゼミかな?いくつかの羽化殻(左)に続いて、羽化失敗の個体(右)
なんかも発見。う〜ん、羽化の時期に見に来たら面白そうだけど、林道暗いしナァ。

  
と思っていたら、道端に羽化直後の個体も発見。これがまた漆黒の体に
金色の模様を散らして、ワンポイントの赤い脚が、なんとも妖艶で驚きました。

  
なんだかおもしろそうなランの類もパラパラ見つかりました緑色の地味系で
すぐ名前が分かるかな、と思ったものの、現在まだ探索中。とほほ。
#どうやらアオイボクロだったようです。もっとまじめに撮っておくべきだった…

  
いきなりコウトウシロシタセセリ(左)が登場しましたが、素早くてこの1枚のみ。
アイフィンガーガエルの幼生(右)が浮かぶ樹洞があったので、これはキイロハラビロの
やごがいるんじゃないか、と手を泥まみれにして探しましたが、これはさっぱり見つからず。

  
さらに歩いていくと、そこらじゅうで登場するオオハラビロトンボに混じって
O氏がキイロハラビロトンボを発見!さすがに超老熟個体でしたけど。

  
とりあえず裏側(左)から、胸あたりの模様もばっちり撮影。いやぁ嬉しい出逢いじゃ。
近くでは、ネッタイヒバリの幼虫(右)なんかにも遭遇。

  
意気込んでおりたさわでは、さっそく巨大なテナガエビ類登場。
この手も種類が多すぎるけど、コシジンテナガエビなのかな?

  
ここで沢の奥の方まで探索しに行っている間、しばらく少年がタモ網と格闘して
なんとイシガキヤンマ(左)やら、タイワンコヤマトンボ(右)やらをGET!
さすがの腕前にビックラ仰天しました。いやぁ、なかなか見れるモンじゃないですよ。

  
というわけで、沢のなかの浅瀬に入れてバシバシとやらせ写真も撮影。
まずはイシガキヤンマですが、考えたらこの時期に終齢がいるってどういうこと?

  
続いてタイワンコヤマトンボ。ご存知大珍品ですが、O氏によると、案外とヤゴは
捕れるんだそうで、私も同じ沢で2匹ほど捕獲できました。成虫もみたいよなぁ。

  
なんか大柄なテナガエビ類(左)はごろごろといった感じで入ります。
さらにしばらく見てると、少年の網から出てきたのは、なんとヤエヤマハナダカトンボ(右)!

  
かなり素早く歩き回るので撮影は難儀しましたが、可愛いあたりも何とか激写。
いやぁ、二股の尾鰓が面白いですよねぇ。ちなみにO氏も所見ということで
あとでじっくり撮ろうと思ってたら、入れ物の中で早々に他のヤゴに食べられちまって…

  
クロイワカワトンボも取れましたが、こいつは尾鰓が欠けている個体でした。
この沢はあれこれかなり楽しい感じですね。いつかヤゴ狙いだけで挑戦しよっかな☆

  
そんなこと言っていると、ふわりとヤエヤマハナダカトンボが登場!
実はまだ1度しか逢えていなかったので、超大興奮しながらバシバシと撮影♪

  
コナカハグロトンボ(左)もついでに撮ったら妙に迫力ある雰囲気に。
ヤエヤマハナダカトンボ(右)は次々登場しましたが、光の加減でお腹がオレンジに撮れたり。

  
その後もウロウロすると、コナカハグロトンボ(左)やら、ヤエヤマハナダカトンボ(右)
やらが次々と登場。少年は悠然と飛ぶイシガキヤンマも目撃したそうですが・・・

  
サキシマツツジ(左)も辛うじて咲き残っていてくれました。
さらにうろうろすると、ヤエヤマハナダカトンボの♀(右)までご登場♪

  
これが案外と堂々としていてくれたので、いろんな角度からバシバシと撮影。
いや〜、とりあえずこれだけでも来た甲斐は充分にあったかな(^-^)


次へ⇒

topへ⇒