イキナリ西表@〜酷暑の初日〜 13.7/27
  
<2>西表島各所 続き

  
さて、さらに沢沿いをウロウロすると、なんかおもしろげなシダの仲間(左)を発見。
あたりの葉上には怪しい模様(右)が多数ありましたが、これってカビゴケ?

  
しかし、肝心の沢ではやっぱりコナカハグロトンボ(左)ばかり出るだけで…
暇つぶしにあたりの倒木を蹴っ飛ばしたらタイワンサソリモドキ(右)が登場しましたけど。

  
さらに林道を奥まで歩いていくと、きれいなヤエヤマカラスアゲハ(左)が登場。
これもよくみるとえらくきれいなオビベニホソシャク(右)なんかも見つかります。

  
びっくりしたのが、道端をけっこうあちこちで飛び交っていたシロウラナミシジミ。
有名産地とは距離があるんですが、ここらにもいるものなのね。

  
イシガキオビハナノミ(左)も発見。恥ずかしながらずっと名前を間違えていた…
こちらも堂々としたコナカハグロトンボ♀(右)もご登場されたりします。

  
サキシマキノボリトカゲ(左)も再登場。なぜか物憂げなポーズですな。
道端の葉上にちょこんととまったタテスジハンミョウ(右)なんかにも遭遇。

  
ふと道端の葉上にみなれない影。もしかしてと期待しつつバシバシと撮ると、
やっぱり南方系のネッタイヒバリでした。これでこの類はコンプリートだぞん♪

  
さらに登場したのは、でっかいイボトゲヒシバッタ。裸地上(左)で見ると
ゴツゴツして目立つナァと思ってましたが、砂利の上(右)だと超保護色ですね。

  
沢の中を覗き込むと、フグの類(左)が泳いでました。今考えれば汽水ってこと!?
シマアオダモ(右)はあちこちで独特な雰囲気の実をつけています。

  
さらにうろうろすると、再びタテスジハンミョウ(左)に遭遇。
日が陰ってきたので期待しますが、飛び交うのはルリタテハ(右)ばかり。

  
遠くにヤエヤマオオコウモリ(左)が登場したりもしました。
さらに探索範囲を広げると、ヒメホソサナエ(右)も1匹だけご登場。

  
うろうろしていると、頭上の比較的近いエダにヤエヤマオオコウモリが登場。
真逆光で撮りにくかったですが、とりあえずバシバシと撮影。かわいいねぇ。
しかし、その後は一度だけリュウキュウカトリヤンマが飛んだくらいで
大した成果もないままこの日のトライアルはあっけなく終了…

  
とりあえず食料を仕入れに行ったお店で、蛍光灯の下にまさかのシロオビヒカゲ(左)を発見!
しかも、なんかあきらかにヤモリ君にねらわれまくってるんですけど!
ということで、超不審者になりながら、店の入り口で網を取り出して救出し、
別の場所で記念撮影(右)。こいつに逢えるとは思ってなかったナァ。

  
さて、夜の部開始、ということでうろうろしてみると、さっそく
ヤシガニを発見。いやぁ、何度見てもやっぱりテンションあがるねぇ♪

  
面白そうな水域を探してウロウロしていると、さらに巨大なヤシガニにも遭遇。ド迫力。
一度食べてみたいんですが、一定の確率でアタると言われるとナァ(^^;

  
巨大なオカガニ類(左)も発見。この後、宇宙人襲来?というサイズのも見かけました。
んで、散々迷った挙句にようやく到着したのは、ナンゴクデンジソウ(右)が
咲き乱れる面白そうな水田地帯。ちなみに、夜は葉を閉じるってはじめて知ったナァ。

  
んで、じっくり見ていくと、コガタガムシ(左)やら、トビイロゲンゴロウ(右)
やらといったあたりがぞろぞろと出てきたもので、もう大興奮!

  
さらにテンション上がりまくったのは、オキナワスジゲンゴロウ(左)。いやぁ眼福。
しかし、この場所だと、水面から立ち上がる水蒸気で、レンズがあっというまに
曇っちゃうので、撮影するのはもんのすごい四苦八苦。
数匹確保した後で、とりあえず全員がヘトヘトにくたびれているので
寝場所を探して海岸近くに移動すると、そこでハネナシコロギス(右)を発見。

  
なんか巨大なハシリグモ類(左)もみつかりました。さらに感激したのは、
よく見るとすんげぇきれいなアミメヒラタゴキブリ(右)。
といったあたりで初日の挑戦は終了。あっという間に夢の中に沈没したのでした。

というわけで、本命はどれもこれも空振りでしたが、そこそこ楽しめた1日でした。
成果が同行というよりも、まず最初の感想は『アツい!』でしたね。
なんか、あれこれ取り組む前に、あっけなく精根尽き果てましたから・・・
とりあえず『地球温暖化』という深刻なテーマを肌身味わえたのは
ある意味、非常に大きな成果かな(笑
”日本が熱帯化する”という話を妙に実感しましたね。
それでも、短時間ながらウミアカトンボに出逢えたのは嬉しい成果ですし
あれこれと素敵なオマケも多数出逢えたわけですが、
残りのトンボ達はまとめて翌日の宿題、ということに。
さてはて、続編ではどんな展開となりますか、乞うご期待ですな☆


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