イキナリ西表@〜酷暑の初日〜 13.7/27

この週末は、またぞろ予想外の挑戦をやってまいりました。
題して「イキナリ西表」。そう、2年ぶりくらいの西表島特攻です。
ちょいまて、ちょっと前に沖縄いっとったやんかというツッコミは不許可で(笑
なんでこんな事態になったかというと、じつはいつもご一緒している
O氏の愛弟子が、あとしばらくすると修行生活に入るので、
『最後の南の島チャレンジ』という話に、深い思考もなく飛びついた次第。
おまけに調べてみると、関空からPeachの直行便がそれも早い時間に
新設されていて、これなら週末onlyでも効率もよさそうな感じ。
おまけに今まで行ったことがあるのは、GWと秋遅くなので、真夏のトンボは
かなりの撮りこぼしがあり、これはあれこれまとめて逢えるチャンス!と
かなりワクワクしまくっての挑戦だったのですが・・・
予想以上の「南の島ッぷり」にタジタジとなる幕開けとなったのでした(^^;

<1>西表島各所

  
というわけで、アサイチのベイシャトルで関空入りというのんびり目のスタートでしたが
最初の誤算は、「石垣島の新空港から離島桟橋って遠い!」
おまけにアレコレ乗り継ぎも悪く、結局西表入りは昼前になっちゃいましたが、
O氏&少年との合流までの間に寸暇を惜しんでウロウロすると、
水田地帯ではゴイサギ(左)やら、タイワンウチワヤンマ(右)やらに遭遇。
しかし、ジリジリ音がしそうなド酷暑な上に、一目見渡した瞬間に「あ〜」と思うくらい
思いっきり“夏枯れ”な雰囲気濃厚。これは、なんかマズそうだぞ?

  
そう思いながらうろうろすると、アカスジベッコウトンボは何度か登場。
でも、こいつらも水路の中を隠れるように飛んでて、しかも数も妙に少なめ。むむ。

  
などと悩みつつウロウロしていると、水田の中に怪しい影発見。
これが、事前に某所から情報を得ていたウミアカトンボだったので大興奮!
…だったのですが、これがまぁメッチャクチャに敏感で、ちょっと近づいただけで
ビュンと遠くに飛び去る始末。散々粘って、こんなのが数枚撮れただけ…

  
かわりに近づかせてくれたのは、ヒメハネビロトンボ。
こいつもよく考えたら至近距離ショットがないので嬉しかったんですけどね。

  
あたりにはタカブシギ(左)とか、アオアシシギとか、シギチ類もやたら多数でした。
水路には妙な水草(右)もありましたけど、こいつはお名前なにかな?

  
さてさて、O氏&少年とも無事に合流し、まずは々水田地帯に来ますが、
ウミアカトンボは一瞬でどこかに飛び去ってしまって、代わりに出るのは
タイリクショウジョウトンボ(左)ばかり。あとは、小さくてかわいらしい
ヒメトンボ(右)が飛び交っていましたが、むぅ、初手から厳しいのぉ。

  
水路沿いにはおもしろげな羽化殻(左)がぱらぱらとついていました。
タイリクショウジョウトンボでいいのかな?
面白い位置でたたずむタイワンウチワヤンマ(右)にも逢えました。

  
さて、場所を変えて渓流沿いを歩き始めると、アマミウラナミシジミ(左)が登場。
イシガキトカゲ?(右)も登場しますが、こいつら区別がよくわからんのよねぇ。

  
さて、わくわくと期待に震えながら渓流沿いを歩きますが、出るのはただただひたすら
コナカハグロトンボ(左)だけ。なんちゅうか、本当にそればっかり、という感じ。
こんな場所なのに、アカスジベッコウトンボ(右)は飛んでましたけど。

  
暗〜い場所にホソアカトンボ(左)もご登場。やっぱりキレイやねぇ。
アカナガイトトンボらしきヤゴ(右)もいましたが、中途半端にしか撮れず。

  
場所を変えようとすると、葉裏にテツイロビロードセセリ(左)がご登場。
恥ずかしながら現地ではよく見えなかったので、帰ってからじっくり画像を見るまでは
オキナワビロードと勘違いしてました。こりゃ恥ずかしい(^^;
お次の場所では、木影に次々とオオハラビロトンボ(右)がやたらと御登場。

  
沢沿いには、ホソアカトンボの♀(左)も登場しましたが、中途半端に遠くて…
オオハラビロトンボの♀(右)もいましたが、これはこれで鮮やかな模様ですね。

  
さらにすすむと、サキシマキノボリトカゲ(左)がご登場。あまりに堂々とされているので
顔のどアップ(右)なんかも撮ってみました。うん、当然ながら恐竜顔ですな。

  
ジャコウアゲハの幼虫(左)も発見。現地ではベニモンかと期待してたんですけどね。
スポットライトの中に浮かび上がるコナカハグロトンボ(右)は美しかったけど、君じゃナァ。

  
セマルハコガメ(左)は多い時期なのか、結構あちこちで見ることができました。
頭上にもオオハラビロトンボが多数出るので、超あおりショット(右)も撮ってみたり。

  
なんだか巨大なナナフシ(左)も発見。南西諸島は種類が多くてよくわからん。
薄暗い場所では、クロイワカワトンボ(右)もぱらぱらと登場されます。

  
吸水にきていたけど敏感で近寄らせてくれないミカドアゲハ(左)なんぞ撮ってると
上空はるかをのんびりとカンムリワシ(右)が鳴きながら舞ってくれたりとか。

  
おおっと思ったのは、実にお久しぶりのタテスジハンミョウ。
小型ですが、独特の模様がなんともキリッとした感じじゃないですか♪

  
路上の水溜りには卵&おたまじゃくし(左)が大量に泳いでました。ヒメアマガエル?
いい感じに咲いているオオムラサキシキブ(右)も発見。

  
あまりの暑さにへばりこみながら、沢沿いに逃げ込むと、実は花を見るのは
はじめてのリュウキュウツワブキ(左)が咲いていてちょっと嬉しくなってみたりとか。
ヒメタムラソウ(右)は盛りを過ぎたのか、わずかに咲き残った株ばかりでした。


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