<3>常念岳周辺 続き |
さらにうろうろすると、湿った岩上にムシトリスミレが群生しているのを発見。
足場が悪かったのと、ちょうどこの頃から小雨になったのでいい写真は撮れませんでしたが…
コバイケイソウで吸密するヤマトスジグロシロチョウ(左)なんて一コマも。
小雨の中、スピードを上げて下っていくと、ツマトリソウ(右)なんかも発見。
咲き始めのミソガワソウ(左)にも1株だけ逢えました。
クルマユリ(右)もぽつぽつありましたが、手じかなのはこの1株だけだったりとか。
コンロンソウの群落(左)なんぞ眺めつつ進むと、ふいに岩の上に
おもしろげなシャチホコガ類(右)がご登場。え〜とお名前は…
こちらも面白げな雰囲気のザトウムシ類(左)にも逢えましたが
あとは、ヤマキマダラヒカゲ(右)が散々登場するだけで、他の蝶影はほとんどなし。
道端には、ちょいと奇妙な格好のウスタケ(左)も発見。
シロウマチドリ?(右)もありましたが、まだ花は全然開いていない状態。
道端の花を欲見ると、かわいいハナカミキリ類が数種類ついていましたので
愛を語らっていたあたりから2種ご紹介。お名前わかんないんですけどね。
さらに下っていくと、道端にパラパラとギンリョウソウ(左)がご登場。
トリカブト類(右)も咲いていて、結構下ってきたんだナァと実感してみたり。
キソチドリもパラパラと咲いている株がありました。独特の花の形が
実に面白いですが、かならず薄ら暗い場所にあるので、ブレボケばかり量産(笑
ピンク色に染まったミヤママタタビ(左)の葉なんかを眺めていると、
クガイソウに大量のキスジホソマダラ(右)を発見。すんげぇ大宴会だけどなにあったん?
いよいよ山麓も近づいてくると、コバノイチヤクソウ(左)が咲いていたり、
タマガワホトトギス(右)が咲いていたり、また趣向の変わった出逢いが続きます。
舗装路まで降りてくると、ヘロヘロとオバボタル(左)もご登場。クガイソウ(右)も
ありましたが、ここでビックリしたのは、「疲れた脚にアスファルト道ってすんげぇこたえる」
土の道と比較すると、まるで違うモンなんだな、ということを久々に強烈に実感。
萩の花にフワフワとルリシジミ(左)なんかも飛びかっていました。
よく考えるとかなりお久しぶりの、フタスジハナカミキリ(右)なんかにもお逢いできたり。
驚いたのは、初日の早朝に「ここっていかにもゼフがいそうだよね」と話していた
場所を通ると、はるか遠くでしたが、エゾミドリシジミらしいゼフ(左)が飛び交っていたこと。
そうこうするうちに、長い山旅もついにゴールイン。駐車場に登場したコムラサキ(右)を
撮った後で、最後のおまけトライアルに挑戦しに行くことに☆
やってきたるは、カワラサイコ(左)咲き乱れるいつもの河原。
歩き始めると、さっそくミヤマアカネ(右)がいい雰囲気にご登場されます。
狙いのミヤマシジミは相変わらず多くて、♀(左)、♂(右)ともに
すぐにたくさん撮れましたが、驚くほどの日差しの強さと暑さにすぐさまヘロヘロに。
あさっぱらは寒いゾ!と叫んでいたのに、この落差ッたらすごいねぇ。
コマツナギで吸蜜中のミヤマシジミ(左)なんて見ていると、ma23さんが
お久しぶりのクロツバメシジミ(右)を見つけてくれたりとか、
なかなか楽しい幕引きとなったのでした♪
というわけで、本題の高山蝶狙いという意味ではちょいと
微妙なところも多々ありましたが、そこそこ楽しめた1日でした。
ご一緒いただいたma23さん、Kanabunさん、ありがとうございましたm(_ _)m
タカネヒカゲはかなりの強敵でしたが、同じ場所に挑戦されている方々の話を
聞く範囲では、それほどには苦戦されている様子もないので、
今年がとくにハズれ年ということなのかなぁ、と勝手に想像中(^^;
下り道でもほとんどおもしろげな蝶影がなかったのですが、曇天&小雨の
合わせ技ってコトなのかナァ。なんせ、ちょっと不完全燃焼。
まぁ、個人的には、かなりナマったとはいえ、そこそこ登れることもわかったので、
今後はまた機会を見つけて別の場所も挑戦したいと思っております。
高山蝶全種みてはいるけど、亜種だとまだ取りこぼしがありますしね。
え〜と、まず来年は、ヤツタカネに挑戦かな(^o^)
ま、そのためには、少しキタえて、体重ももちっと落とすべく頑張んなきゃナ(笑