発作的広島旅〜予想外の展開〜 13.7/15
  
<2>広島県各所 つづき

  
さらにしつこくウロウロすると、ひょいとキイロクチキムシ(左)が御登場。
シャクガ系でしょうか、おもしろげな蛾の幼虫(右)も見つかります。

  
場所を変えると、先ほどよりもずっと新鮮なヒメヒカゲが御登場。
♂みたいですが、模様がちょっと面白いですね。たしかにこれは黒っぽいかな?

  
などと思っていると、見せびらかすように翅表もご披露いただけました。
チョコレート色とベルベットの質感がなんともいえない♪

  
ひょいとトラフシジミ(左)も御登場。これしか撮れなかったけど。
あたりにはパラパラとキキョウ(右)も咲いていて、いい環境だなぁと再び実感。

  
さらにウロウロすると、別の場所でもヒメヒカゲが御登場。こちらは♀っぽい
ですが、羽縁の水シミみたいな模様が面白いですねぇ。

  
ヒメシジミ(左)も1匹だけひょこんと登場したりもしました。
あたりには、パラパラとカキラン(右)が咲いていて、なおさら一層いい感じ。

  
驚いたのは、ジョウザンミドリシジミ♀(左)が飛び出したこと。こんなとこにいるのね。
早くもツリガネニンジン(右)が咲き始めているのも、結構ビックリでした。

  
ニシキリギリス(左)なんぞ見て、さて引き上げるかと思ったところに
ひょいとヒメヒカゲ(右)が登場。ありゃ、お尻カケてますね。鳥につつかれたかな?

  
んで、お次に移動してきたのは、久しぶりの溜池地帯。多数のチョウトンボ(左)が
舞う中を見ると、少し離れていましたが、産卵中のギンヤンマ(右)発見。
んで、ここで予想外にも葦原の中を飛び交うアオヤンマがいたじゃないですか!
あわててカメラを向けますが、素早く動き回るのでまったくチャンスなし。

  
とおもったら、なんと♀を♂が補足して、連結態で飛び立ったんです!
あわててムチャクチャにシャッターを切ったのですが、幽霊(左)が1枚撮れただけ…
その後、かな〜り高い位置で交尾(右)を見せてくれましたが、この位置じゃナァ。

  
悔しいので周辺をウロウロすると、ホバリングしているギンヤンマ(左)を発見。
池の中には、スブタ類(右)も多産していました。ヤナギスブタかな?

  
お久しぶりのベニオグラコウホネは、数は少ないながらこの日もご健在。
まだつぼみの株(左)から、いい感じに咲いている株(右)まで撮れました。

  
驚いたのは、少し離れた畑の中にころがっていたドラム缶をなにげなく覗き込むと、
そこにアオイトトンボ系の羽化殻(左)がベタベタとついていたんです。
れだけじゃなく、よくよくみると、ヤゴ(右)も多数泳いでるじゃないですか!

  
驚いてじっくり探すと、5匹くらいがフワフワと葉っぱについていました。
時期的に、オツネントンボ辺りかな?持ち帰って調べるのを忘れちまった…


その後、池に戻るとアオヤンマ♂は何度も飛び交うものの、撮影チャンスは全く皆無。
こりゃダメか、と諦めかけたのですが、引き上げようとすると、怪しい影を発見。
あ、こ、こりゃ、産卵中のアオヤンマ♀じゃないか!

  
これがちょこまかと忙しなく動きまわるので、撮影は大変難儀しましたが、なんとか
雰囲気の分かるショットも撮れてハッピーエンド、となったのでした♪

というわけで、狙いのモノはかなり大きく外しまくりましたが、
それでもあれこれと成果が続いて、なかなか充実した1日となりました。
最後のオチのアオヤンマは、ワンチャンスながらきっちりと産卵も撮れたし、
ハッピーエンドで、なかなかいい感じでしたね♪
ちなみにこの場所、ほぼ毎年来る場所で、前々からアオヤンマの産地とは
聞いていたのですが、いっかな見たことがなかったので
昔はいたんだろう、程度に思っていたんですが、今回で学習したのは
アオヤンマって、実はそこにいてもすごい見つけにくいのね(笑
この学習結果を地元で生かして見つけてやろうとたくらみつつ…
ほかの空振ったヤツらも、またちゃんすがあればぜひぜひ
再挑戦したいところですし、何よりも今回は
ホンキで思いつきだけで特攻したので、あれこれ非効率。
少し前の季節の見落としも多いし、来年も要リベンジですな(>_<)♪


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