沖縄四人旅A〜宿題を残して〜 13.6/23

この日は、不思議な沖縄本島4人組旅第2日。
途中合流&途中退出というスケジュールの私にとっては最終日です(^^;
しかも、今回は遅めの飛行機が既に取れなかったという理由で
少し早めにPM3時過ぎの早めの撤退になったのですが、
それまでの間、予想通りのきっぱり晴れ上がった夏日の中、
楽しいメンバーであれこれ全力疾走してみるとやっぱりあれこれ発見の連続♪
狙いのものもいくつもGETすることができましたし、
最初の早朝トライアルから、最後の短時間だけのチョイ寄りまで、
かなり濃密な感じの1日となったのでした(笑

<1>沖縄本島各所

  
まずは、薄暗いうちから林道をウロウロしてみましたが、やたらめったら
あちこちでリュウキュウカジカガエルが交尾しているだけで、ほかの発見はなし。
というか、途中で眠気に負けて沈没してしまったというのが真相ですが(笑

  
あたりが明るくなった頃、沢沿いを歩いていくと、あちこちで
オキナワヒメハンミョウが御登場。まだ薄暗くて撮影は難儀でしたけどね。

  
何度もみても撮りたくなるメジロホオズキ(左)の真っ赤な実を撮ったりしていると
リュウキュウルリモントンボ(右)がフワフワと登場。闇夜に浮かぶ風になっちゃうナァ。

  
メチャクチャ暗い場所でしたが、カトリヤンマ(左)もフワフワと登場しましたし、
道ばたにはオチバカネタタキ(右)がいたり、おもろい出逢いは続きます。

  
沢沿いを歩くと、お久しぶりのホシヒトリモドキの幼虫を発見。
なんか道化師とかにありそうな配色ですよね。ちょっと悪役風でもあるけれど。


大量のクモの巣を払いながらうろうろすれど、狙いのトンボは登場しない…
と思ってたら、いきなり目の前のクモの巣に怪しい物体発見。
ありゃ、こいつは捜し求めていたオキナワオジロサナエじゃないか!

  
そ〜っとクモの巣を外してあげて、とりあえず数枚バシバシと撮影すると、
彼は恩知らずにも割りとすぐ飛んで消えちゃいましたが、とりあえずは目標撃破♪
しかしこの時期って、まだ未熟個体ばかりだと思ってましたが、成熟個体がいるものなのね。

  
さらに、沢をゆっくりと飛ぶカラスヤンマも発見。粘れども、端っこにちょっと写る(左)
程度なので、捕獲(右)して、どこかにとめてやらせ写真を、とおもったところで
つまづいて逃がしてしまうという痛恨のミス。ま、手持ちだけどアップでとれたからいいか。

  
そうこうするうちに時間になったので、みなさんと合流して狙いをつけた場所へ。
すると、あたりのアカメガシワの葉上に大量のミドリナカボソタマムシ(左)を発見。
怖いながらも固有種という、オキナワアブ(右)も隠れています。

  
ヤエヤマネコノチチ(左)が点在する地点を期待しながら歩きまわりますが、
登場するのはルリタテハ(右)ばかり。まぁ、キレイだから嬉しいけどね。

  
 なぜか道ばたにのんびりと佇んでいるアオスジアゲハ(左)もいました。
やたらと多かったのはイシガケチョウ(右)。こいつは紛らわしいンですよね。

  
さらにウロウロしていると、リュウキュウウラナミジャノメも御登場。
愛想良く翅裏(左)、翅表(右)をご披露いただきました。
季節的に厳しいかもという前情報でしたが、案外といきのこっているものなのね。

  
ツルニガクサ(左)もぱらぱらと咲いていました。その近くでは、枝裏に
ご立派なコノハチョウ(右)が登場。葉脈模様がくっきりキレイな個体ジャン!

  
小さく飛んだほうをみると、別の個体もいてツーショット(左)が撮れました。
アップで狙うと、こちらは(右)コントラストも薄くてかわいい感じ。

  
小さく飛んで、枝からぶらさがる枯葉の塊に静止(左)してもくれました。
こうなると、コノハチョウの面目躍如名感じで、完璧すぎる擬態ですね。
などと感心していたら、別個体が次は翅表(右)もご披露。すごい落差だよなぁ。

  
頭上を見上げると、巨大なアフリカマイマイ(左)がくっついててビックリもしました。
あたりの水溜りにはカエル類の卵(右)もありましたが、こいつはなにもんだろう?

  
ぼんやりしているルリタテハ(左)もいましたが、これはこれで鮮やかだねぇ。
朽木をのぞくと、大量のヤスデ類(右)が集まっていてゾワッとする一幕も。

  
なんかせっせと樹の隙間に産卵しているガガンボモドキ類(左)も発見。ぶれたけど。
あたりにはヤンバルヤマナメクジ(右)が大量にいましたが、いつも見る
ムジの個体だけじゃなくて、模様のある個体がいたのが少しビックリでした。


次へ⇒

topへ⇒