広島ご案内旅A〜意外な展開〜 13.6/9

この日は、広島ご案内ツアーの第2日。
Markさんご要望のニシキキンカメをなんとか探し出して、なおかつ
この時期ならではの面白い蝶をアレコレ見てやろう
という実にわかりやすく短絡的な案内方法を考えていたのですが、
これが予想外な展開に冷や汗満点、ちょいと呆然、という事態に(^^;
最後に、Markさんの発案で甲虫方面に転戦してみると
いくつかささやかな成果はあったのですが、
この場所をご案内することって、実は今まで結構あるんですが
こんなに薄いのは初めてかも〜。、という涙な展開の1日でした(^_^;

<1>広島県各所

  
さて、早朝から飛び起きてウロウロすると、まず初手から登場したのは
いきなりアサマキシタバだったのでちょっと興奮してみたり♪

  
シンプルなデザインが好きなゴマフオオホソバ(左)も見つかりましたし、
葉上にはホソバシャチホコ(右)もちょこんとのっかってたりもしました。

  
さてここで気合を入れてゼフィルス系を狙いますが、すぐにアカシジミ(左)は登場したものの、
その後が驚くほど何も登場せず。まぁ、時期的には若干早いんですが
ここまで徹底的に何も出ないのは初めて…ということでしばらく呆然としてみたり。
可愛いヨツキボシカミキリ(右)は御登場いただけたんですけどね。

  
探索範囲を広げると、ケグワの若葉をモシャモシャ食っているハムシ類幼虫(左)に遭遇。
ご立派なサイズのコクワガタ(右)なんかも登場してくれたんですけどね。

  
その後も散々粘ると、ようやくヒロオビミドリシジミが御登場!
しかし、♂(左)に続いて、♀(右)も落ちてきたんです。季節の巡りが極端に
遅いのかと疑ってたけど、♀も登場するってことは・・・え〜と?

  
Markさんが葉上にハラグロオオテントウ(左)を見つけてくれたりとかも。
手元に引き寄せてアップ(右)で撮ると、やっぱりなんとも面白い雰囲気やねえ。

  
さらに周辺をうろうろすると、外灯の下にはキブサヒメエダシャク(左)やら
ユウマダラエダシャク(右)といったあたりを発見。

  
超シンプルなデザインのフタホシシロエダシャク(左)も発見。
不思議な仮面模様のアミメケンモン(右)も見つかります。

  
外灯の柱では、スジベニコケガ(左)が愛を語らっていましたし、
地味ながら複雑な模様のサラサエダシャク(右)も登場したりとか。

  
まだ気温が上がらないからか、睡眠モードのメスグロヒョウモン(左)も見つかったり。
安っぽい赤色が面白いドロノキハムシ(右)も葉上にちょこんと佇んでいました。

  
ここで不思議な登場の仕方をした(謎)のはウスイロオナガシジミ(左)。
しばらく見ているとV字開翅(右)を披露いただいたのは、かなりビックリでした。
いやぁ、コイツの翅表をまともに撮るのはほぼ初だなあ。

  
先ほどのヒロオビミドリシジミ♀(左)は、なぜか地面で大開翅してくれましたが、
♂の方はちろちろ動いた挙句に開翅せずにそのまま梢に消えていったのが残念無念。
近くには、この日もキンイロジョウカイ(右)が登場したりします。

  
オオウスバカゲロウ?(左)も姿を見せましたが、暴れっぱなしでこんなの撮れただけ。
さらに場所を変えると、巣作り中のムモンホソアシナガバチ(右)に遭遇。

  
岩場を歩き回りますが、登場するのはヒメキマダラヒカゲ(左)程度。
あとは、メスグロヒョウモン(右)が花に来たりはしましたが…むむむむ。

  
メスグロヒョウモンの色鮮やかな♀(左)も見つかりました。
オオシマカラスヨトウでいいのかな?面白げな蛾の幼虫(右)も見つかります。


  
場所を変えると、Markさんがありにたかられているテングチョウの蛹(左)を発見。南無。
あたりには、葉の雰囲気の違う、キビクロウメモドキ?という株(右)も確認。


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