オレンジ再訪@〜予想外の展開〜 13.6/1
この日は、またぞろ不思議な突撃をしてまいりました。
前々から企画していた、信州のオレンジ再挑戦&ご案内ツアーです。
いつものメンバー、「野道をゆけば」のTODさん&Ashさん
「相模の国の自然スケッチ」の一寸野虫さん、の4名での突撃という次第。
直前まで天気予報が悪く、こりゃ断念か、と思っていたものの、
相変わらずのTODさん&Ashさんの"天気力"で予報が晴れマークに変化(笑
こりゃバッチリだ、と意気揚々と乗り込んだのですが、
これがまた全く予想もしない展開続きで、
なんか妙に苦戦させられた、そんな展開の1日となってしまったのでした(^^;
<1>長野県某所 |
というわけで、早朝からヤマを登り始めると、道端に大満開のトチノキ(左)を発見。
ナツグミでいいのかな、実に可愛い感じのグミ類(右)も大満開です。
道端には、シャク(左)のお花畑もありましたが、意外に蝶は集まっておらず。や
可愛らしいノビネチドリ(右)も、ひっそりと1株隠れていたりもしました。
そうこうするうちに、ようやく目的のポイントに到着……ありゃ、なんか景色が違う!
慌ててよく見ると、結構大規模な改修が入ったようで、岸辺にあった
ミヤマハタザオの群落はすっかり小さくなっているし、なんか怪しげな感じ。むむむ。
さらに、とりあえず対岸に渡ろうと思うも、雪解け水の大増水で横切れる場所がない(ToT)
渡れる場所を探してうろうろすると、あちこちにフキ(左)がまだ大満開に咲いていたり、
イワキンバイ(右)がきれいに咲いていたりしましたが、結局渡れそうな場所は見つからず。
うろうろすると、ユキグニミツバツツジ(左)やら、ブナ(右)やらといった
かわいらいし花も見つかりました。こういう面白い出会いはあるんですけどねぇ。
うろうろすると、ヤマガラシ(左)は結構アチコチに咲いていましたし、ミヤマハタザオ(右)も
ちょっとまとまった群落はありましたが、ご本尊は一向に登場せず。
あたりにはアオダモ類の花(左)も咲いていました。ここらだとなんて種類だろ?
エチゴキジムシロ?(右)もありましたが、この手もイマイチ自信ないんよねぇ。
林縁にはこれまたかわいらしいサンカヨウ(左)があったり、エンレイソウ(右)が
咲いていたり、花を見てるだけで充分楽しめそうではあるんですけどねぇ…
コマガタケスグリ(左)は、この日も大満開でした。オオカメノキ?(右)なども
咲いていましたが、その後も粘れど、登場するのは全てエゾスジグロシロチョウばかり
なので、思い切って少し離れた別ポイントへ移動してみることに。
ということで、ヤマを下り始めると、クジャクチョウ(左)が何度も登場。近づけなかったけど。
水溜りには、ニホンヒキガエルの卵塊(右)がゴチャッと産みつけられていたりします。
サカハチチョウ(左)はやたら多数いましたが、結構敏感でこんなのしか撮れなかったり。
岩の上の獣の糞に執着するヤマキマダラヒカゲ(右)なんかにも逢えました。
道端にはヒメヘビイチゴ(左)も大群落を作っていましたし、相変わらず名前が
わかりませんが、斑入りで面白い感じのテンナンショウ類(右)も見つかったりします。
大満開のヒロハツリバナ(左)もありましたし、イヌザクラ(右)もあったりと
花は実に面白い感じ。じっくり探したら雑昆虫とかもイロイロ見つかりそうだナァ。
んで、お次のポイントでは、ぶんぶん飛び回るトラガ(左)に遭遇。
求愛中のエゾスジグロシロチョウ(右)なんかも見れましたが、「なんか怪しいのがいる!」と
大興奮したら、なんとツマキチョウ♂だったりというビックリな事態も。
え、もう6月なんですけど……もしかして、季節が相当遅れていたりするの?
あたりにはお名前がよく分からないけど面白げなハバチ類(左)やら、
キレイなエメラルドグリーンのカスミカメ類(右)もいましたが、結局ここでも狙いの蝶は
姿を見せなかったので、急遽某氏に教えてもらった新しいポイントへ移動することに。
んで、ぐんと移動してきた場所では、あちこちにタチカメバソウの群落(左)がなんとも見事。
ヒメゴヨウイチゴ(右)もパラパラと咲いていたりします。
さらに歩いていくと、レンプクソウ(左)がパラパラと咲いていてビックリ。
あたりにはツクバネソウ(右)もごじゃっと咲いていたりします。
さらに、ユキザサ(左)や、これまたかわいいヒメイチゲ(右)も発見。
花は面白いんですが、この頃には雲が厚くなって蝶影はわずか…