リベンジ失敗〜まさかの豪雨〜 13.3/20

この日は、前回の“裏目旅”のリベンジとしゃれこんできましたが、
ちょぉっと予想外の展開に泣く展開となりました。
前回の学習結果で効率よくバシバシとリベンジ連覇という皮算用でしたが、
まずは予想外の悪天候が最大の敗因で、「終日曇り」と「午後から豪雨」は
これでもかってくらい違うでしょ、というのがツッコミどころ。
そこに機材的不備によるポカも追加となったもんで、寂しい展開でしたが、
それでも、少しは面白い成果があったから、まぁよしとするかな?(^^;

<1>阪神間某所

  
まだうすら暗い時間帯からウロウロすると、いきなり目の前にコホオアカ(左)が登場してビックリ。
でもその後は面白いものは登場せず、遠くでジョウビタキ(右)がたたずんでいるくらい。

  
ノウルシかな?という芽生え(左)もパラパラと生えていました。ついでに面白い花が
ないかな、と探しましたが、あとは一面に咲くヒメコオドリソウ(右)くらい。

  
そうこうするうちに、茂みの中に狙いのウズラがご登場!
しかし、これがまぁゴジャゴジャの中をひたすらノンストップで動き回る(ToT)
超保護色の小さいものが、草間に埋もれるように動くともうどうにもならん状態で…
必死こいて狙いますが、ほとんどはなんか草の間に茶色い塊があるぞ、ってな感じ。

  
それでも粘ると、ホンの短時間だけ少しだけ見やすい場所で小休止してくれた瞬間が
あったので、なんとか、ウズラだよ、ということがわかる程度の証拠写真をGET♪

  
その後もひたすら狙いますが、ホンの一瞬目を離すと見失うので、もう四苦八苦。
スコープでじっくり見て、やっと見つけた、とデジカメ装着した時にはもうわからない、みたいな…

  
そのまま昼過ぎまでひたすら粘りましたが、こんなのが撮れただけ。しょっちゅう行方不明になるし。
んで、比較的見やすくなってきたなぁと思ったあたりで、なんとバッテリー切れに(ToT)!
デジスコ用のバッテリーは3つ持っているんですが、どうも純正じゃないやつは最近ヘタって
きてるみたいでフル充電できないっぽいんですよね。
というわけで、まだ高らかにシャッター音を響かしている方々を横目に、
「おお、それじゃ今からシャッターチャンスか」というお約束のセリフをいただきつつ、退散することに。

  
引き返していくと、土手に大量のセイヨウアブラナ(左)を発見。まだまだかわいらしい
スイセン(右)もあって、ちょうど中途半端な季節なんだな、ということを改めて実感。

  
りにはキュウリグサ(左)やら、オオイヌノフグリ(右)やらといった可愛い花も多数。
んで、とりあえずは車の中で充電しつつ、もう1箇所のリベンジ対象へとグンと移動することに
しましたが、このあたりから、パラパラと雨が降り始めて、ほどなくかなりの本降りに…

  
移動中に、車窓のすぐそばにキジ(左)が登場したりもしました。
うろうろすると、ここでも大満開のアセビ(右)を発見。しかし、目的地についてもまるで
雨は止まず、むしろますます激しくなる一方。こりゃぁ、ダメだぞ?

  
かなりずぶ濡れになりつつ歩いて行くと、大満開のオオバヤシャブシ(左)を発見。
湿地の中にはミズバショウ(右)もありましたが、暗過ぎて全く撮影にならんゾ。


んで、悔しいので、先週末と同じポイントまで強行しましたが、到着してもこんな感じの雨脚。
数名の鳥屋さんが所在なさげにボ〜ッとしながら、「そろそろ止むかと思うんだけどねぇ」
などとおっしゃっていましたが、雨脚は時折弱まれど、すぐに強くなる繰り返し。

  
粘っていると、ひょいとコジュケイ(左)が登場しましたが、豪雨+メチャ暗い中ではこんな感じ。
もう真っ暗になりそうな頃、ちょっと予想外の場所でようやくヤマドリ♂(右)が登場しましたが、
この条件では撮影のしようが全くないということだけがよくわかっただけでした(ToT)

  
車に戻ってしばらく仮眠すると、雨があがっていたので、いつもの公園に足を
伸ばすと、シロトゲエダシャク(左)や、シロヘリキリガ(右)やらがご登場。

  
そのまま調子に乗って周辺をうろうろすると、模様の面白いモンキキナミシャク(左)やら、ボロッボロのハスオビエダシャク(左)もいました。そして、ビックリしたことに、
1匹だけ、オカモトトゲエダシャク(右)も再登場!やっぱいるんですね〜!
といっても、いい場所に動かそうとしたら飛ばれちゃいましたけど…

  
調子に乗って帰りがけのSAもみていくと、お次はホシホウジャクを発見!
毎度ながらこいつが成虫越冬ってのが不思議ですが、やっぱ面白いフォルムですね。

  
さらに、自宅近くの蛾ポイントにも足を延ばすと、名前のわからない面白い系の蛾(左)を発見。
ちょっと大型のエダシャク類(右)もいましたが、チャノウンモンエダシャクに似てるけど
時期的にちょっと違うような。お名前はなんだろうか?

  
コンクリ壁にも同化しているキノカワガ(左)も見つかりました。そんでちょっと
ビックリしたのは、キイロアシナガバチ(右)。もう活動しているんだねぇ。

  
ちょっと面白い感じのエダシャク類(左)もいましたが、こちらもお名前は不明。
アトジロエダシャク(右)もいましたが、期待していた大物系はまだ未発生のご様子でした。

  
なぜか壁上で静止していたヒメツチハンミョウも発見。もう越冬明けか。
灯りに来るとは思ってもみなかったので、予想外のオマケでの幕引きとなったのでした。

ということで、リベンジ成功とは言い切れない1日でした。
まぁ、ひそかに初撮影のウズラについては、証拠写真はGETできましたが
その後は誰一人として予想していなかったまさかの豪雨ですから(ToT)
まぁ、でも、ウズラってメジャーな鳥のイメージもあるでしょうが、実はかなり減少中で、
なおかつ潜行性&警戒心が強いので、なかなか撮れない鳥でして、
私も今まで何度か、足元から飛んで消えるのは見てはいるんですが、
一応証拠写真だけでも撮れただけで充分かもしれません。
バッテリー切れも、結果的に雨の直前まで粘れた、ということですしね(笑
春の気配も濃厚になりつつあるこの頃、中途半端になっている干潟系挑戦もまだ
狙っていきたくもあり、やりたいことだらけで右往左往な感じですが、
本日分のリベンジはまた近日中になんとか試みなきゃいけませんねぇ。ガンバろっと(>_<)


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