突噂の珍鳥巡り〜一気通貫の旅〜 13.3/16
  
<2>岡山県各所 続き

  
さらに彼は実に愛想良くウロウロしてくれるので、もう喜び勇んでバシバシ撮りまくり。
いやはや、ここまで遊ばせてくれるなんて思ってもいなかったので、かなり大興奮でした。

  
こんな感じのショットも易々と撮影成功。問題は、この場所は観光地だったもので、
かなりの質問攻めになったので、ちょっと疲れたことでしょうか(笑
あと、私のデジスコはフードをつけていなくて画像が丸見えなもので、
無心に撮影しつつ、ふと振り替えると、真後ろで液晶を覗き込んでいる可愛い女性陣と
至近距離で目が合って、ビックラ仰天のけぞるという一幕も(笑

  
せっかくなので、さらに三脚を寝かせて、思いっきりローアングルから狙ってみたり。
さすがに草がかぶってしまいますが、これはこれで面白いですよね。

  
しばらくすると、彼はヒョイと枝にとびのり(左)、少し場所を変えてから再び
羽繕い(右)を見せてくれました。

  
しばらく撮っていると、飛び出し(左)も撮れましたが、ピントがオシリに合っちゃった…
その後は再び至近距離で自己主張(右)をはじめたので、これはきりがないな、
ということで、同じ場所にいらっしゃった鳥屋さんからお聞きした耳寄り情報へドンと移動!

<3>香川県某所

  
んで、どっかんと移動してやってきたのは、とある溜池。池の中に浮かぶ
キンクロハジロやホシハジロ(左)を見ていると、すっかり夏羽のカンムリカイツブリ(右)発見。

  
しばらく粘ると、ようやく群れの中に怪しい個体を発見。しばらく待っていると、
ひょいと顔を上げたそいつは…おっしゃ、狙いのクビワキンクロです!でも遠い!

  
見ていると、彼ははるか遠くでバタバタッと羽ばたき(左)を披露いただいたあとで、
グワッと一声鳴いて(右)、そのままぐんぐんと移動開始。

  
待っていると、先ほどまでよりはかなりマシな距離まで近づいてくれましたが、
この直後、何に驚いたのかすべてのカモが沸き上がるように飛び立ち、はるか遠くに
移動してしまったのでした。トホホ。でも、数年ぶりの出逢いだから、まぁいいか。

  
んで、ついでなので本州側に戻った後、まえから狙いをつけていた干潟に
足を伸ばしましたが、さすがにこの頃にはとっぷりと日が暮れきった後。
驚いたのは、干潟に繋がる川沿いを歩くと、凄い数のモクズガニがいたんです。
易々と数十匹は見かけましたが、この時期って遡上期でしたっけ。

  
干潟の表面にはなにか面白そうな管巣(左)が多数。こいつは何の巣かな?
などと思っていると、いきなりヘンな物体(右)を発見。
なんだろう?としばらく悩みましたが、ふと、これはウミサボテンだと気付いて大興奮!
ってか、潮が満ちるまでは底面に潜っていると思っていたんですが、
こいつみたいに干上がった状態になる個体もいるんですね。いやぁ、おもろいナァ。

  
調子に乗って周辺をうろうろすると、小さな潮溜まりの中で、アサリを掴んで
歩いているマメコブシガニを発見。見ているうちに器用にこじ開けて食べ始めましたが、
本当に貝を食べるのか、としばしビックリ。どうやって開けるんだろ?

  
ユビナカホンヤドカリ(左)も多数動き回っていました。
地味系のハゼ類(右)も多数いましたが、これはなにものになるのかなぁ?

  
ちょっと気になったのはこちら。マメコブシガニにしては色合いもスタイルも
違う感じだけどナニモノ?ってか、よく見ると背中のサイズが左右非対称ですよねぇ。

  
小さなアカニシ(左)もみつかりましたし、少し離れた場所でもマメコブシガニ(右)が
いたり、なかなか面白い感じ。調子に乗って、夜中なのにふるいを出してみましたが、
ちょっと波が高かったからか、狙いのものは全く見つからずでした。

  
しばらくすると、勢いよく潮が満ちてきて、先ほどのウミサボテン(左)も水中に直立。
この後、触手も延ばし始めましたが、その頃には波がひど過ぎてさっぱり撮影できず。
悔しいのでさらにウロウロしていると、近くにおもしろげなもの(右)を発見!

  
力任せに引っこ抜いてみると、それは立派なハボウキだったのでした。
根元が銀メッキ色だったのがかなり意外だったのと、一度途中で折れてからさらに成長を
したらしき痕跡があるのが面白いですねぇ。
などと面白がっているうちに、予想以上のスピードで一気に潮が満ちてきて、
干潟に転がしていた荷物が全て流れていくという大惨事発生(笑
慌てて引き上げて、この日の長い挑戦は終了となったのでした。

ということで、アレコレとかなり楽しめた1日でした。
狙いの鳥のうち、前回嵐の中空振りした方は、愛想が悪いと聞いていたので
見れればラッキーなつもりでしたが、イマイチながらそこそこ撮れたし、
お次は超愛想良し、さらにいきなり飛び込んできたビックリ情報で
一気に瀬戸大橋渡るという、予想もしない展開でしたから(笑
久しぶりのヒット連続の鳥挑戦もメチャクチャ楽しかったですが、
最後の干潟は、軽い下見程度のつもりが、
予想もしない「干潟の表に寝っ転がっているウミサボテン」なんて
見つけたもので、結局PM10時近くまで遊びまくってしまいましたし(笑
しかし、今年は冬鳥も賑やかで、アレコレ楽しい話が続くし、
干潟方面も挑戦したいところだし、そろそろ早春の花も虫も動き始めるし、
行きたいところだらけで、時間がいくつあっても足りないぞ〜(>_<)!


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