大雨の鳥三昧〜今年最後の挑戦〜 12.12/30

この日は、大雨の予報をおしきって、年末最後の鳥見に挑戦。
本当は今年は正月休みが妙に長いので、南国特攻を企んでいたのですが
あれやこれやと動きにくい用事がぱらりぱらりとはいちゃって…
狙うはズバリ、前回見損ねた某珍鳥!
ついでにこの時期ならば、長年縁のないあの赤い鳥にも逢えるかも!
というわけで勢い込んでいったわけですが、当日はもうザーザー降りでして(笑
それでも丸1日粘りまくると、予想外の鳥にも多数逢えて
大雨の中ムリして来た甲斐があったものの、本命はみごとに大空振りという
ちょいと中途半端な年の〆括りになってしまったりもしたのでした(^▽^;

<1>宍道湖周辺

  
というわけで、すでに早朝でもない時間なのに真っ暗豪雨の中をうろうろすると、
予想外にもツクシガモ(左)を発見。でもでも、真っ暗なのにデジスコで泳ぐ鳥はムリだ〜
とかなげいていると、ふと目の前にサンカノゴイ(右)が隠れているのを発見。
あわてて数枚撮ると、いきおいよく葦原に潜ったけど、初手からビックリが続くなぁ…

  
やがて雨の中、マガンの群れ(左)が飛び出し始めたので、うろうろしていると、
少し離れた場所にキツネ(右)がいるのを発見。デジスコで撮れるかな、と狙おうとすると
こちらに気付いたのか、広大な水田地帯を延々と端までつっぱしっていった挙句
水路のあたりでふいに姿が消えたんです。ありゃ、せっかくチャンスだと思ったのに。

  
悔しいので水路をのぞきこむと、キツネの代わりに悠々と泳ぐヌートリアらしき姿。
まぁいいや、かわりにコイツをビックリさせてやろう、ということで
前に回りこんでみたところ・・・それはなんと、悠然と泳いでいるキツネじゃないですか!
唖然としていると、足元までおよいできたキツネがついと顔をあげ、
目が合った瞬間に「キャン!」と犬のように一声鳴いて、くるりとUターンしたかと思うと
そのまま一気に護岸を駆け上がって堤防の向こうへ。
あまりにあっけにとられたので決定的瞬間を取り損ねたのが悔やまれますが
なんだってこいつは全力疾走の挙句に泳いでたんでしょ。寒中水泳?

  
さてさて、気を取り直してあたりのマガンの大群(左)をじっくり見ていると
すぐ側にサカツラガン(右)を発見。キリッとしたポーズですなぁ。

  
その横にはオオヒシクイも一緒に行動していました。最初は探していた某ガンかと
勘違いしてバシバシ獲ったのですが、よく見るとデカイ…むぅ残念(>_<)!

  
それではと探索範囲を広げると、再びツクシガモ(左)に遭遇。素早かったけど。
うろうろしていると、目の前すぐをコハクチョウ(右)が横切ったりします。


  
飛んでいった方を見てみると、コハクチョウ(左)が何羽か鎮座していました。
見ていると、えらく大騒ぎしてにぎやかに騒ぐシーン(右)も見れたりとか。

  
ふと横を見ると、底には今度はコウノトリが闊歩していたりとか。
相変わらずの雨の中で撮りにくかったけど、やっぱり密度の濃い場所だなぁ。

  
再び上空を飛びまわるコハクチョウ(左)を撮ってみたりしていると、
びっくりするくらいの至近距離にタゲリ(右)が登場。これFZ100のテレコンなしです♪

  
あまり近づけませんでしたが、よく考えればお久しぶりのコチョウゲンボウ(左)もいました。
印象的だったのは、大雨の中、濡れ鼠になっていたトビ(右)。別の種類みてぇだなぁ。

  
さらに場所を変えると、大雨の中水田地帯をのぞきこんでいる鳥屋さんを発見。
なにかいるのかな?と思うと、かなり遠かったのですが、なんとハジロコチドリがいると
いうことでビックリ仰天。あまり水田地帯に入るイメージなかったなぁ。

  
などと思っていると、これまた遠かったのですが、オオモズにも再会できました。
嬉しかったのですが、遠いし空抜けだし、前回がよかったものでかなり不満足な感じ(笑

  
さらに移動すると、ザンバラ頭のタゲリ(左)に続いて、なんと水田地帯の中に
ズグロカモメ(右)が数羽後登場。一気に雨が強まってボケボケしか撮れなかったけど。

  
んで、その後もしつこくマガンの群れをじっくり見いて行きますが、やっぱり
サカツラガン(左)やら、オオヒシクイ(右)やらが出るばかり。むぅ、厳しいなぁ…


次へ⇒

topへ⇒