<2>宍道湖周辺 続き |
その後もしつこくウロウロしていると、暇そうにしている鳥屋さんがいたので、
「なんかいました〜?」となにげなく声をかけると、「いや〜、そこにオオモズいるくらいだね」。
な・ん・で・す・と(@_@)!!
というわけで、指差された方を見ると、電線の上に憧れのオオモズが!
しかも、オオモズ君は何を思ったのかひょいと飛んで、そのまま車窓のすぐ側の枝に
とまって(左)くれたじゃないですか!もうアドレナリン出まくり!大興奮!
しかもしばらくのんびりしてくれたので、某掲示板に張れそうな正面顔(右)まで撮れちゃったり。
見ていると彼はいきなりぐわっと口を大きく開き(左)、そのまま
イキオイよくぺリッとを吐き出し(右)たんですが、超曇天だったのでブレブレ・・・
その後、彼はさらにいい雰囲気の枝(左)に移ったあと、ビュンと飛び去りました。
あわてて彼を探しに行こうとすると、コハクチョウが横切った(右)ので
デジスコで無理やり撮ってみましたが、曇天空抜けのデジスコは厳しいねぇ…
さて、あらためて周辺をうろうろすると、マガン(左)の群れの中に、
完全に爆睡状態のサカツラガン(右)を発見。この角度でみると、可愛いね。
しばらく舞っていると、彼はおきあがってチョロチョロと動いてくれましたが、
何を思ったのか、数枚撮っただけでいきなり飛び立ちやがってそのままロスト。
しょうがないので、再びあたりのマガンの群れを順番に見ていくと、
今度はすぐ側にカリガネがいるのに気付きました。こりゃ予想外のラッキ〜じゃん!!
カリガネもどうも縁がなく、いままで見つけても超証拠写真ばかりで、マトモな写真は
単独飛来個体だけだったので小躍りしてみたり。粘った甲斐があったナァ。
ちょっと驚いたのは、いきなり飛び立ってあたりをバサッと覆った大群(左)が
マガンじゃなくてカルガモ(右)で、それがなぜか次々と道路に下りてきて不思議な光景を
作り出していたこと。オナガガモもいたけど、圧倒的多数はカルガモでした。
池に集結してるのなら分かるけど、なんかの抗議集会がごとく道路を塞ぐのはなんでだい?
などといいながらうろうろすると、少し離れた樹の上にオオモズ(左)を再発見。
しばらく見てると、彼はバッタを捕らえてきて(右)、食べ始めましたが遠すぎて撮れず…
悔しいので迂回して近づくと、彼はやっぱりすぐ近くの枝(左)に飛来してくれました。
面白かったのは、頭上をトビが飛ぶと、緊張したスタイル(右)になってたこと。
その後もしばらく、近くの枝先を転々と動いてくれるもので、もう大興奮しつつ
バシバシと撮影。いやぁ、ここまで愛想がいいとは思わなんだ。
その後もきりりとしたポーズ(左)やら、飛び立つ前の面白いポーズ(右)まで撮らせてくれて大満足。
思えば最初に鹿児島で見た時は、3回挑戦して1度だけはるか遠くにいるのを
撮っただけで、その後は八ヶ岳に行こうと思うと雪に阻まれ、近場に出たと思ったら
行ったときには抜けた後というのが続いていましたが、大願成就。バンザイ。
その後もウロウロすると、ノスリ(左)に逢いましたが、飛び立つ寸前のブレボケしか撮れず。
面白かったのは、稲刈り後の水田にいたオオジュリン(右)。そんな場所なのか?
チュウヒ(左)は難度も登場しましたし、ハイイロチュウヒ(右)もいましたが、
このあたりは近くには登場せず、こんな超証拠写真が撮れただけでした。
水路に怪しい影がある、と思うとヌートリア(左)だったりとか。そうこうするうちに
折からの雨がかなり勢いを増してきて、こりゃヤバイということで早めに引き上げようと
すると、ふいにすぐ近くにコウノトリ(右)が再登場してくれたりとか。
わりと近くでのんびりしてくれたので、バシバシと撮りましたが、コウノトリって
久しぶりにじっくりみると、面構えが怖いですよねぇ。かなりの悪人面だよなぁ(^^;
と一人で笑ったあたりで、雪道を恐れて早めの撤退としたのでした。
というわけで、天気はかなり最悪でしたが、成果は濃密な1日でした。
本命が見れれば大ラッキー、でも今までの経験から見たら十中八九ダメだろうし、
なにもいなかったらヤゴ方面に速攻切り替えるか、ってな計画でしたが
結局あれやこれや計画外の出会い満載でしたからねぇ。
やはり鳥影が濃く面白いエリアというのは事前情報ナシであれこれ
探し回った方がいろんな出逢いがあるのかもしれません♪
なお、この日は以外に気温が高かったようで、道中では恐れていた雪も
ちらりとも降らず、気にしなくても良かったっぽいトコが悔しいところ。
ちなみに、個人的にはかなり満足な1日だったのですが、
翌日に行かれた方々の「快晴の下で撮ったバキバキの写真」を拝見して
ちょっと意見が揺らいでみたり。見損ねていた珍品もいたっぽいし。
う〜ん、年末にでも、ヤゴ&淡水魚兼ねて再挑戦かな(^-^)